世界で人気のカクテルのひとつですが、日本ではあまりなじみがないかもしれません。
度数が強くて甘いこのカクテルが、海外の人々から高く評価されています。
ネグローニの由来
イタリアの老舗レストラン「カソーニ」の常連客だった、ネグローニ伯爵が愛飲していたら、男爵の名前が名づけられました。
カンパリを使った代表的なカクテルのひとつです。
ジンの銘柄は、ブルドッグジンというジンが使われていたと言われています。
ネグローニのレシピ
材料
- ジン20ml
- カンパリ20ml
- スイートベルモット20ml
ジン:カンパリ:スイートベルモットの比率が、1:1:1がスタンダードなレシピです。
全体的にドライ志向の現代は、2:1:1などと、ジンを多めに入れて、度数強めで少し辛口が好まれています。
自分で作るときは、好みの分量を探してみると楽しいと思います。
ネグローニのつくり方
1.プレミックス。
プレミックスといって、あらかじめそこの丸いグラスに材料を注いで混ぜておきます。
ジンを20ml注ぎます。
スイートベルモットを20ml注ぎます。
カンパリを20ml注ぎます。
2.スワリング。
スワリングします。(グラスを回し、液体を混ぜる)【材料を混ぜる+空気に触れて香りを開かせる】
3.グラスに注ぐ。
プレミックスした材料を、氷を入れたロックグラスに注ぎます。
4.ステア。
バースプーンで、ゆっくり氷と材料を回していきます。
ガチャガチャ雑にステアすると、お酒にスレトスがかかるので、ゆっくりと丁寧にステアするのがポイントです。
5.オレンジツイスト。
最後にオレンジの皮をツイストします。
そうすることで、グラスに口を近づけた瞬間、オレンジのさわやかな甘い香りが、鼻腔をくすぐります。(オレンジスライスを1枚飾ってもいい)
6.完成。
オレンジの皮をグラスに飾り、完成です。
ネグローニを飲んだ感想
甘くほろ苦い味わいで、パンチのある味わいに仕上がりました。
ハーブ系の味が好きな方や、甘口でアルコール度数が強いお酒が好きな方におすすめです。
アルコール度数:約30度
ジンはビーフィーター47℃、ベルモットはマルティーニロッソを使用しました。
マルティーニのロッソは、薬草の風味が強めで少し苦味があるのが特徴で、
カンパリとマルティーニの薬草の風味があわさり、甘みよりもハーブ感が強めのネグローニになりました。
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