五十音順のカクテルブックを読むと、だいたい最初に登場するのが「アースクエイク」というカクテルです。
ジン、ウィスキー、ペルノと呼ばれる度数の強いお酒でつくります。
今回はこの「アースクエイク」を実際につくりつつ、「由来、カクテル言葉、レシピ、つくり方、飲んだ感想、アルコール度数」を解説していきます。
目次
アースクエイクとは?
「アースクエイク」というカクテルの名前の由来とカクテル言葉を紹介します。
由来:飲むと地震があったと錯覚
アースクエイクを直訳すると「地震」という意味です。
度数の高いお酒が3種類混ざっているためアルコール度数が強く、飲むと地震にあったかのように身体がゆれることから、この名がつけられました。
カクテル言葉:衝動
カクテル言葉は「衝動」。
衝動の意味:
1 外から強い力や刺激を受けて心を動かすこと。
2 動作または行為を行おうとする抑えにくい内部的な欲求。目的が完遂することによって消滅する。
引用元:Weblio 辞典
「思い切って告白したいけど勇気が出ない。」
「大人になって色々我慢してきたけど、心が向くままに何かしたい!」
というようなときに飲むといいかもしれませんね。
アースクエイクのレシピ

材料
- ジン20ml
- ウィスキー20ml
- ペルノ(アブサン)20ml
材料は、ジンとウィスキーとペルノ。
ペルノ(アブサン)というお酒は、アニスと呼ばれるスパイスの風味が特徴的なお酒で、フランスのお酒です。
芸術家に愛されたお酒で、かなり個性的で独特な薬草の味がします。(歯磨き粉のようだと言われることも)
アースクエイクのつくり方
アースクエイクの材料がわかったところで、それではカクテルをつくっていきます。
1.材料を注ぐ
シェイカーにジンを20ml注ぎます。

ウィスキーを20ml注ぎます。

ぺルノを20ml注ぎます。

2.シェイク
シェイクしてカクテルグラスに注ぎます。

3.完成
以上で完成です。
透明がかった黄色い色のお酒になりました!

アースクエイクを飲んだ感想
ジンとウィスキー、ぺルノという個性が強いお酒同士が混ざったカクテルなだけあり、味はかなりパンチがあります。
ペルノの風味が強烈で、一気に飲むと確実に倒れます。
※ゆっくりと安全に飲みましょう。
「アルコールが強くて、クセがあり珍しいカクテルを飲みたい」という方におすすめです。
アースクエイクのアルコール度数:約48.5度
アースクエイクのアルコール度数を計算すると、約48.5%でした。
数あるカクテルの中でも、トップクラスのアルコール度数の高さなのではないでしょうか。
計算式はこちらです。
アルコール度数計算式
(20ml×37.5度)+(20ml×40度)+(20ml×68度)=2,910
2,910÷60=48.5%
まとめ:アースクエイクはかなりクセが強いカクテル!
「アースクエイク」というカクテルの由来やカクテル言葉、実際につくって飲んだ感想などをお伝えしました。
「アースクエイク」について簡単にまとめます。
アースクエイクのまとめ
- 直訳:地震
- 由来:飲むと地震にあったかのように身体がゆれるため
- カクテル言葉:「衝動」
- レシピ:ジン20ml、ウィスキー20ml、ペルノ20ml
- つくり方:全ての材料をシェイクし、カクテルグラスに注ぐ
- 飲んだ感想:かなりパンチの効いたカクテルで、本当に飲むとクラクラする
- こんな人におすすめ:アルコール度数とクセが強くて珍しいカクテルが飲みたい
- アルコール度数:約48.5%
以上、ジンベースのカクテル「アースクエイク」でした。
この記事が、カクテルを知りたい方の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。