バーテンダーになりたいと思ったら知っておくべき!カクテル28選

こんばんは!

今回は、バーテンダーになりたいと思ったときに、事前に知っておくべきカクテルをお伝えします。

私がバーで働く中で、よく注文されたカクテルを中心に構成しました。

カクテルの材料だけでなく、そのカクテルがどのような方に頼まれるのかなども併せて紹介しているので、

ただ暗記するだけよりも覚えやすくなると思います。

1つ1つのカクテルをフォーカスした記事も、今後書いていこうと思います。

目次

ジンベース

ジントニック (ジン+トニック+ライム)

完成したジンカクテル、ジントニックの画像。

バーにあまり行かない方も知っている方が多いのではないでしょうか?

バーで一番多く頼まれるカクテルの1つです。

ベースがウォッカであればウォッカトニック、ラムであればラムトニック

通常はトニックとライムの組み合わせですが、トニックとレモン、またはオレンジを使うバーもあります。

 

ジンリッキー(ジン+炭酸水+ライム)

リッキーと名のつくカクテルは、炭酸水とレモンやライム等の柑橘系が入っています。

ジンリッキーは、炭酸水+ライムでつくるさっぱりとしたカクテルです。

辛口のため、お酒に慣れてない方や甘いのが好きな方は、苦手かもしれません。

私も最初は苦手でしたが、お酒の味がわかってきたら、逆に好きになりました。

食後でさっぱりしたい時、お酒を飲みすぎた後の箸休めとして飲んだりします。

 

ジンライム(ジン+ライム)

完成したジンライムの画像。

居酒屋でジンライムを頼むと、さっぱりとした飲みやすいカクテルです。

バーでジンライムを頼むと、ほとんど入っているのがジンで、少しのライムジュースなので、度数きつめのカクテルです。

ギムレットと似ていますが、ジンライムビルド

ギムレットシェイクでつくるカクテルです。

シェイクでつくるため、ギムレットの方が飲みやすくなります。

たまに、若い方がわからずに頼むことがあるので要注意です。

 

ギムレット(ジン+ライム+シロップ)

完成したジンカクテル、ギムレットの画像。

ジンライムのシェイク版。

そこに甘味を加えています。

有名な小説にも出てくるカクテルで、よく頼まれるカクテルです。

お酒を飲み慣れている方が頼む印象です。

 

ジンバック(ジン+ジンジャエール+レモン)

バックというのは、刺激が強いという意味で、

ジンジャエールとレモンやライム等の柑橘系を合わせたカクテルです。

ラムがベースならラムバック、テキーラだったらテキーラバックになります。副材料は同じです。

ウォッカのときは、名前が少し変わりモスコミュールで、ウォッカバックとは言いません。

 

ジンフィズ(ジン+レモン+シロップ+炭酸水)

完成したジンフィズの画像。

バーにおけるレモンサワーとも言われます。

初めて行くバーで頼むべきカクテルとも。

酸味と甘みのバランス、ビルドとシェイク両方の技法を使用します。

このジンフィズの仕上がりで、そのバーがどんなカクテルをつくる傾向があるか、見極めることができます。

 

ホワイトレディ(ジン+コアントロー+レモン)

完成したジンカクテル、ホワイトレディの画像。

シェイクをするカクテルで、基本中の基本になります。

バーテンダーとして働き始めて、初めて練習で作らせてもらえるカクテルのひとつです。

お酒、甘味、酸味の3種類しか入っていないので、シェイクの技術が味にはっきりと反映されます

シェイクの仕方次第で、甘味のあるカクテルにも、酸味の強いカクテルにも、バランスの取れたカクテルにもなります。

味わいは、さっぱりとしています。

 

マティーニ(ジン+ドライベルモット+オレンジビターズ)

マティーニを注ぐ画像。

映画007でも有名なカクテルです。

カクテルと言えば「マティーニ」というイメージが強く、

あまりお酒を知らない人も、なんとなく頼む方が多いです。

お酒とお酒のカクテルで、度数が強いので、思ったよりもきつくて飲めない方もいます。

このマティーニは不思議なカクテルで、バーテンダーはこぞってこのカクテルを極めようと努力します。

 

ウォッカベース

モスコミュール(ウォッカ+ジンジャエール+ライム)

完成したウォッカカクテル、モスコミュールの画像。

ジンバックのベースをウォッカでつくったカクテルです。

人気のカクテルのひとつで、さっぱりとした味わいです。

ジンジャエールは甘口と辛口があり、どっちを使うかで味わいが大きく変わります。

 

ソルティドック(ウォッカ+グレープフルーツ+塩)

完成したウォッカカクテル、ソルティドッグの画像。

グラスの縁に塩をつけ、ウォッカをグレープフルーツで割ったカクテルです。

ステアでつくったり、ビルドでつくったりバーによって様々です。

飲みやすく、さっぱりとしたカクテルです。

ちなみに、ソルティドックにトニックウォーターを加えると、ソルトリックというカクテルになります。

より飲みやすく、炭酸が好きな方にはたまらない一杯です。

 

ブラッディメアリー(ウォッカ+トマト)

完成したスパイシーブラッディメアリーの画像。

このカクテルは、料理のようなカクテルともいわれています。

基本的な材料は、ウォッカとトマトで、そこにレモンやタバスコ、ウスターソースなどを加えることもあります。

実は私はトマトが嫌いなので、このカクテルは苦手です。

 

バラライカ(ウォッカ+コアントロー+レモン)

ウォッカベースのカクテル、バラライカ。

さっぱりとした、度数つよめのカクテルです。

ロシアの伝統楽器をもとにつくられたそう。

ウォッカはあまり味がない分、コアントローの甘味とレモンの酸味が前面に出るので、

分量とシェイクの技術が味に直結します。

よくオーダーされます。

 

シーブリーズ(ウォッカ+クランベリー+グレープフルーツ)

ウォッカカクテル、シーブリーズの画像。

名前は、よく聞いたことがある、あのスーっとするやつですが、

それとは関係ありません。

味わいは名前通り、さっぱりと夏らしいカクテルです。

オーダーされることはそこまで多くはないですが、たまにあります。

 

コスモポリタン(ウォッカ+コアントロー+クランベリー+ライム)

完成したコスモポリタン画像。

映画セックスアンドシティで有名になりました。

女性がよく注文します。

アルコール度数強めで、フルーティ。大人な味です。

 

ラムベース

キューバリバー(ラム+コーラ+ライム)

ラムベースのカクテル、キューバリブレ。

ラムコークとほぼ一緒です。

大体ライムが入っています

飲みやすい、さっぱりとしたカクテルです。

 

ソルクバーノ(ラム+グレープフルーツ+トニック)

完成したラムカクテル、ソルクバーノの画像。

キューバの太陽という意味のカクテルで、

バーでさっぱりの炭酸入りカクテルを頼むと、よく出てきます。

あまり一般人には知られてないですが、非常に飲みやすいです。

 

モヒート(ラム+ミント+ライム+シュガーシロップ+炭酸水)

完成したラムカクテル、モヒートの画像。

居酒屋でもお馴染みなので、知っている方は多いです。

バーではフレッシュのミントを使用するので、よりミント感があり、さっぱりしています。

夏は非常によく出ます。

 

XYZ(ラム+コアントロー+レモン)

完成したラムカクテル、XYZの画像。

アルファベットの最後の文字なので、

これで最後。」「これ以上のものはない。」「君は最高だ」などといったカクテル言葉があります。

お酒が好きな方に、たまに頼まれます。

さっぱりとした度数強めのカクテルです。

 

ダイキリ(ラム+ライム+シュガーシロップ)

完成したラムカクテル、ダイキリの画像。

バーテンダーがはじめて練習するカクテルの一つです。

材料が少なく、甘味と酸味のバランスが重要なので、シェイクの技術が味に反映しやすいです。

度数がつよめですが、さっぱり少し甘めのカクテルです。

 

テキーラベース

テキーラサンライズ(テキーラ+オレンジ+グレナデンシロップ)

テキーラベースのカクテル、テキーラサンライズ。

色合いがきれいなカクテルです。

オレンジジュースを、フレッシュのものを使うか、市販のジュースを使うかで味が変わります。

居酒屋にもあるカクテルなので、よく注文されます。

ステアかシェイクか、店によって作り方は違います。

 

マルガリータ(テキーラ+コアントロー+ライム+塩)

完成したテキーラカクテル、マルガリータの画像。

有名で、よく頼まれるカクテルの一つです。

グラスの縁に塩をつけて、シェイクでつくるカクテルです。

ちゃんと技術があってつくると、テキーラの独特のクセが抑えられ、

さっぱりと美味しいカクテルに仕上がります。度数強めです。

これを考えた人は、亡くなった恋人を想い、作られたカクテルだそうです。

 

マタドール(テキーラ+パイン+ライム)

完成したテキーラカクテル、マタドールの画像。

闘牛士という意味のカクテルです。

たまに頼まれます。

テキーラのクセと、パインのフルーティさ、ライムの酸味が味を構成します。

 

ウィスキーベース

ハイボール(ウィスキー+炭酸水)

ウィスキーのカクテル、ハイボール。

厳密には、ハイボールはウィスキー以外でも、どんなお酒でもソーダ割のことを指します

日本ではハイボールというとウィスキーのソーダ割なので、お客さんにオーダーされたらそのままウィスキーの銘柄を聞きます。

多く頼まれるカクテルの一つです。

 

マンハッタン(ウィスキー+スイートベルモット+アンゴスチュラビターズ)

完成したウィスキーカクテル、マンハッタンの画像。

私が働いていたバーではオーダーされることは少なかったですが、

有名なカクテルです。

個人的にも大好きで、ウィスキーが好きで、甘めの度数強めのカクテルが好きな方におススメです。

マティーニがカクテルの王様と言われ、マンハッタンはカクテルの女王と言われます。

 

ウィスキーサワー(ウィスキー+レモン+シュガーシロップ)

アレンジした卵白入りウィスキーサワーの画像。

日本よりも、海外の方がよく頼むカクテルです。

日本人はお酒に強くない方が多く、海外の人はお酒に強い方が多いからだと思います。

ウィスキーのコクと、レモンの酸味、シロップの甘味が合わさった、度数強めで甘めのカクテルです。

バーテンダーによって、卵の卵白を使用したり、炭酸を入れたり、作り方は多様です。

 

ブランデーベース

サイドカー(ブランデー+コアントロー+レモン)

完成したブランデーカクテル、サイドカーの画像。

カクテルが好きな方がよく頼むカクテルです。

ブランデーの芳醇さとコアントローの甘さ、レモンの酸味が美味しいカクテルです。

度数は強めです。

シェイクの仕方によって味わいが変わります。

 

基本カクテル早見表

基本的なカクテルを、表にまとめました。

スピリッツ 副材料 カクテル 技法
ジン トニック ライム ジントニック ビルド
ジン 炭酸水 ライム ジンリッキー ビルド
ジン ライム ジンライム ビルド
ジン ジンジャエール レモン ジンバック ビルド
ジン レモン シュガーシロップ ソーダ ジンフィズ シェイク+ビルド
ジン コアントロー レモン ホワイトレディ シェイク
ジン ライム シュガー ギムレット シェイク
ジン ドライベルモット オレンジビターズ マティーニ ステア
ウォッカ 炭酸水 ライム ウォッカリッキー ビルド
ウォッカ ジンジャエール ライム モスコミュール ビルド
ウォッカ グレープフルーツ ソルティドック ビルドorシェイク
ウォッカ トマト ブラッディメアリー ステアorシェイク
ウォッカ コアントロー レモン バラライカ シェイク
ウォッカ クランベリー グレープフルーツ シーブリーズ ステアorシェイク
ウォッカ コアントロー クランベリー ライム コスモポリタン シェイク
ラム トニック ライム ラムトニック ビルド
ラム コーラ ライム キューバリバー ビルド
ラム トニック グレープフルーツ ソルクバーノ ビルド
ラム 炭酸水 ライム ミント モヒート ビルド
ラム コアントロー レモン XYZ シェイク
ラム ライム シュガーシロップ ダイキリ シェイク
テキーラ オレンジ グレナデンシロップ テキーラサンライズ ステアorシェイク
テキーラ コアントロー ライム マルガリータ シェイク
テキーラ パイン ライム マタドール ステアorシェイク
ウィスキー 炭酸水 ハイボール ビルド
ウィスキー スイートベルモット アンゴスチュラビターズ マンハッタン ステア
ウィスキー レモン シロップ (卵白) ウィスキーサワー シェイク
ブランデー コアントロー レモン サイドカー シェイク

以上が、よく頼まれるカクテルになります。

勉強の手助けになれば幸いです。

他に、参考になりそうなカクテル本を以下に紹介しておきます。

このカクテル本は、ベースごとにカクテルレシピが、写真付きで明記されています。

レシピだけでなく、カクテルの基本や材料の説明などもあり、わかりやすい一冊です。

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