今回は、ジンフィズをつくりました。
ジンの定番カクテルで、バーテンダーの技量が試されるともいわれています。
バーにはレモンサワーは基本ないですが、レモンサワーのようなさっぱりとした味わいのカクテルです。
目次
ジンフィズとは

カクテル名 | ジンフィズ |
カクテルタイプ | ロングカクテル |
技法 | シェイク・ビルド |
テイスト | 中辛口 |
色 | 白 |
アルコール度数 | 約10度 |
材料 | ジン/レモンジュース/シュガーシロップ/炭酸水 |
ジンフィズの由来は?
1888年にニューオーリンズのヘンリー・ラモスが考案したとされています。
「フィズ」とは、炭酸水の泡の弾ける音からきています。フィズと名の付くカクテルはいくつかあり、バイオレットフィズ・カカオフィズなどです。
スピリッツやリキュールに、砂糖・酸味を加えてシェイクし、炭酸割水で割るカクテルを「フィズ」といいます。
ジンフィズのカクテル言葉:あるがままに
ジンフィズのカクテル言葉は「あるがままに」。
自分を見失ったときや誰かが自信をなくしているとき、このカクテルがそのままでいいと気づかせてくれるかもしれませんね。
ジンフィズのレシピ
ジンフィズの材料とつくり方を紹介します。
ジンフィズの材料

材料
- ジン:45ml
- レモンジュース:20ml
- シュガーシロップ:10ml
- 炭酸水:適量
ジンフィズの材料の分量は、つくる人によってまちまち。
今回はスタンダードなレシピでつくっていきます。
今回は使用していないですが、仕上げにマラスキーノチェリーを飾るレシピもあります。
ジンフィズのつくり方
ジンフィズは、カクテルづくりの基本がつまっているカクテル。
実際につくる手順を紹介します。
手順
- 全ての材料をシェイカーに注ぐ。
- シェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
step
1材料を注ぐ
シェイカーにジンを45ml注ぎます。

レモンジュースを20ml注ぎます。

シュガーシロップを10mlほど注ぎます。

step
2シェイクする
シェイクしてこしながらグラスに注ぎます。

step
3炭酸水を注ぐ
炭酸水を注ぎます。

step
4ビルド
炭酸があまり抜けないように下から氷を持ち上げて上下に1,2回軽く混ぜます。

step
5完成
お好みでレモンスライスを飾って完成です。

ジンフィズをレビュー
実際に飲んだ感想とアルコール度数がどのくらいなのか、どんな方におすすめかを紹介します。
ジンフィズを飲んだ感想

ジンのボタニカルの風味がしっかりとあり、甘みと酸味のバランスもいい、さっぱりとした爽やかな仕上がりです。
お酒感もあり飲みごたえもあるので、炭酸水を多めに注ぐといいと思います。
ジンの銘柄によって味わいも全然違うので、自分好みに分量を変えてみるとおもしろいです。
アルコール度数:約10度
アルコール度数
- ボンベイサファイア ジン 45ml:47度
- レモンジュース 20ml:0度
- シュガーシロップ 10ml:0度
- 炭酸水 130ml:0度
上記レシピの場合、下記計算式で、アルコール度数はおよそ44度となります。
(45ml×47度+20ml×0度+10ml×0度+130ml×0度)÷205ml=10.31....

アルコール度数はあまり強くないので、とても飲みやすいです。
アルコール度数の計算方法を知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
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アルコール度数計算式!カクテルのアルコール度数は計算できるって知っていた?
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こんな人におすすめ
ジンフィズはシェイクをしてつくるカクテルですが、炭酸水で割るのでとても爽やかでさっぱりとしたカクテル。
炭酸入りのさっぱりとしたジンカクテルが飲みたい方や、お酒が弱いけど、バーに行ってシェイクした本格的なカクテルを飲みたいというにおすすめです。
自宅でカクテルをつくる方の練習用のカクテルとしてもいいですね。
使用した銘柄
今回使用した銘柄を紹介します。
ビーフィーター ジン 40度
クセが少なく柑橘のシトラス系のジンです。
世界中のバーテンダーも愛用し、リーズナブルで信頼性もある伝統的なドライジンです。
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