今回は、お酒が苦手な女性にもおすすめのショートカクテル「楊貴妃(ようき)」。
どんなカクテルなのか、由来やカクテルレシピ、飲んだ感想などを詳しく解説します。
目次
楊貴妃(ようきひ)とは

カクテル名 | 楊貴妃(ようきひ) |
カクテルタイプ | ショートカクテル |
技法 | シェイク |
テイスト | 中甘辛口 |
色 | エメラルドグリーン |
アルコール度数 | 約12度 |
材料 | 桂花陳酒/ライチリキュール/グレープフルーツ/ブルーキュラソー |
由来
楊貴妃という名前の由来は諸説ありますが、2つの有力な説があるようです。
有力説
- 楊貴妃がライチを好んで食べていたため、ライチリキュールを使うこのカクテルを楊貴妃と名づけた。
- このカクテルが美しいエメラルドグリーン色をしており、美しい女性の代名詞である「楊貴妃」と名づけた。
楊貴妃は、小野小町、クレオパトラとならび、世界三大美女のひとりです。
その楊貴妃はライチの他にも、桂花陳酒もこよなく愛していたといわれています。

ライチと桂花陳酒はどちらもこのカクテルの材料で、見た目も美しいカクテルなので、「楊貴妃」という名前にぴったりですね!
カクテル言葉:不明
このカクテルのカクテル言葉を調べてみましたが、情報はでてきませんでした。
そのため、特にカクテル言葉はないのかもしれません。
楊貴妃:レシピ
楊貴妃の材料とつくり方を紹介します。
楊貴妃の材料

材料
- 桂花陳酒:30ml
- ライチリキュール:10ml
- グレープフルーツジュース:20ml
- ブルーキュラソー:1tsp(5ml)
桂花陳酒は白ワインにキンモクセイを漬け込んだお酒で、それにライチリキュールとグレープフルーツジュース、ブルーキュラソーと呼ばれる青色のリキュールを使います。
ちなみにライチリキュールは定番のディタを使用しました。
楊貴妃のつくり方:Youtube
実際につくった動画はYoutubeにアップしています。
楊貴妃のつくり方:写真付き解説
写真付きで、つくり方の手順を解説します。
シェイクするだけの、とてもシンプルなカクテルです。
手順
- 全ての材料をシェイカーに注ぐ。
- シェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
- 完成。
step
1材料を注ぐ
シェイカーに桂花陳酒を30ml注ぎます。

ライチリキュールを10ml注ぎます。

グレープフルーツジュースを20ml注ぎます。

ブルーキュラソーを1tsp注ぎます。

step
2シェイクする
シェイカーに氷を入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぎます。

step
3完成
薄いエメラルドブルーのような色合いのカクテル、「楊貴妃(ようきひ)」の完成です。

楊貴妃:レビュー

飲んだ感想
ライチとグレープフルーツがあわさり、フルーティーかつトロピカル感があります。
また、桂花陳酒が加わることで味に奥行きがでて、芳醇で気品のある上品な味わいという印象もうけます。

お酒が苦手な方も飲みやすいと思うので、大人の女性が飲むのにぴったりなカクテル!
アルコール度数:約12度
アルコール度数
- 桂花陳酒 30ml:15度
- ディタ 10ml:21度
- グレープフルーツジュース 20ml:0度
- サントリー ブルーキュラソー 5ml:24度
上記レシピの場合、下記計算式で、アルコール度数はおよそ12度となります。
(30ml×15度+10ml×21度+20ml×0度+5ml×24度)÷65ml=12

アルコール度数は12度前後なので、ショートカクテルの中では飲みやすいカクテルです!
アルコール度数の計算方法を知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
-
アルコール度数計算式!カクテルのアルコール度数は計算できるって知っていた?
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こんな人におすすめ
楊貴妃はアルコール度数が12度ありますが、フルーティでほど良い甘みがあるためとても飲みやすく、カクテル初心者の方にもおすすめです。
お酒が苦手な方も、ライチやグレープフルーツが好きな方はおいしいと感じると思います。
楊貴妃:使用した銘柄
桂花陳酒:白ワインにキンモクセイを漬け込んだリキュールです。


ディタ:ライチリキュールの代表銘柄で、少し値段は高いですが、本格的なバーでよく使用される信頼性のある銘柄です。


ブルーキュラソー:サントリー THE BLUE
このブルーキュラソーは今はほとんど出回っていないため、ブルーキュラソーを探している方は、「ボルス」のリキュールを買っておけば間違いないです。

