イタリアの大人気リキュール、カンパリを使ったアメリカーノというカクテルをつくります。
古くからあるカクテルで、食前酒にピッタリです。
アメリカーノの由来
このカクテルはイタリアで生まれました。由来にはいくつか説があるので紹介します。
1.ボクサーのニックネーム説
1933年、世界ヘビー級王者となったイタリア人「プリモ・カルネラ」のニックネームからという説。
2.アメリカ人ジャーナリスト説
イタリア人将校のクラブで、若いイタリア兵がつくっていたカクテルがありました。それを気に入って飲んでいたアメリカ人ジャーナリストが、フランス語で苦味を意味する「アメール」とイタリア語でアメリカ人を意味する「アメリカーノ」をかけて名づけられたという説。
2の説の方が有力なようです。
アメリカーノのレシピ
- カンパリ or ビターベルモット30ml
- スイートベルモット30ml
- 炭酸水適量(今回は60ml)
レシピは、カンパリではなくビターベルモットを使用するのが正式らしいですが、カンパリでも代用できるので、今回はカンパリを使いました。
個人的にこのカクテルは炭酸水の量が少なめの方が好きなので、今回は約60mlくらいでつくりました。
炭酸水は自分の好みの量で大丈夫です。
-
【カクテルレシピ15選付き】CAMPARI(カンパリ)とは?原料・アペロールとの違いなど詳しく解説!
続きを見る
アメリカーノのつくり方
1.材料を注ぐ。
カンパリを30ml、氷を入れたロックグラスに注ぐます。(炭酸水を多めに入れる場合はタンブラーなどのロンググラス)
スイートベルモットを30ml注ぎます。
2.ステア。
一度ステアして、材料を混ぜて冷やします。
3.炭酸水を注ぐ。
なるべく氷に当てないように注ぎます。
4.ビルド。
炭酸が抜けないように軽く混ぜます。
5.完成。
オレンジがあれば、オレンジスライスを1/2枚を入れると、オレンジの香りがしてより美味しくなります。
アメリカーノを飲んだ感想
カンパリの苦味、スイートベルモットの甘味が炭酸水で和らげられ、飲みやすい感じです。
どちらもハーブや香草が原料のお酒なので、食欲が促進されます。
今回はカンパリ、スイートベルモット、炭酸水を1:1:2の割合でつくりましたが、お酒が弱い方は炭酸水の量を多めにするなど調整して、好みの分量を探ってみましょう。
このレシピではアルコール度数もそこまで強くなく飲みやすい仕上がりとなっています。
アルコール度数:約10度
今回使用した材料
カンパリ
スイートベルモット:チンザノロッソ
炭酸水メーカー