今回は、アメリカーノというカクテルを紹介します。
古くからあるカクテルで、食前酒にピッタリ。
由来・カクテル言葉・レシピ・飲んだ感想を紹介します。
目次
アメリカーノとは
カクテル名 | アメリカーノ |
カクテルタイプ | ロングカクテル |
技法 | ビルド |
テイスト | 中甘口 |
色 | 赤茶色 |
アルコール度数 | 約40度 |
材料 | カンパリ:30ml スイートベルモット:30ml 炭酸水:適量 |
カクテル言葉 | 届かぬ思い |
アメリカーノの由来
このカクテルはイタリアで生まれました。由来は諸説あります。
当時、ミラノ産のカンパリとトリノ発祥のベルモットを用いることから、当初は「ミラノ=トリノ」とよばれていたようですが、 やがてイタリアを訪れるアメリカ人旅行者がこのカクテルに魅了されるようになり、 1910年代にアメリカーノの名称に改められたという説があります。
その他の説
- アメリカ人ジャーナリスト説:
イタリア人将校のクラブで、若いイタリア兵がつくっていたカクテルがありました。それを気に入って飲んでいたアメリカ人ジャーナリストが、フランス語で苦味を意味する「アメール」とイタリア語でアメリカ人を意味する「アメリカーノ」をかけて名づけられたという説。
- ボクサーのニックネーム説:
1933年、世界ヘビー級王者となったイタリア人「プリモ・カルネラ」のニックネームからという説。
アメリカーノのカクテル言葉:届かぬ思い
アメリカーノのカクテル言葉は届かぬ思い。
このカクテルの苦味から、そのような切ない意味になったのでしょうか。アメリカーノを飲んで、切り替えて次に進んでいきたいですね。
アメリカーノのレシピ
材料
- カンパリ:30ml
- スイートベルモット:30ml
- 炭酸水:適量(今回は60ml使用)
レシピは、カンパリではなくビターベルモットを使用するのが正式らしいですが、カンパリでも代用できます。
今回は炭酸水を60mlほどにしましたが、自分の好みの量で大丈夫です。
手順
- 氷を入れたグラスにカンパリとスイートベルモットを注ぐ。
- ステアして炭酸水を注ぐ。
- 軽くまぜて、お好みでオレンジで香りづけをして完成。
>>カンパリがどんなお酒か、カンパリをつかったその他のカクテルレシピはこちらの記事で紹介しています。
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CAMPARI(カンパリ)カクテル15選!カンパリの原料・アペロールとの違いなども詳しく解説!
続きを見る
アメリカーノをレビュー
飲んだ感想
カンパリの苦味、スイートベルモットの甘みが炭酸水でやわらぎ、すっきりと飲みやすいカクテルです。
カンパリとスイートベルモット、どちらもハーブや香草が原料のお酒なので、食欲が促進されます。
今回はカンパリ、スイートベルモット、炭酸水を1:1:2の割合でつくりましたが、お酒が弱い方は炭酸水の量を多めにするなど調整して、好みの分量を探ってみましょう。
アルコール度数:約10度
今回紹介したレシピはアルコール度数約10度ほどです。
度数はあまりつよくないため、強いお酒が苦手な方にもおすすめ。
今回使用した材料
カンパリ
苦味が特徴的な薬草・ハーブ系のリキュールです。
スイートベルモット:チンザノ ロッソ
白ワインとハーブ・香草・カラメルでつくられた苦味と甘みのあるリキュールです。
リーズナブルでほどよい苦味と甘みがあるので、はじめてスイートベルモットを買う方にもおすすめ。
ドリンクメイト DRM1001
ドリンクメイトの炭酸水メーカーを使用しました。
炭酸水メーカーはかず多くありますが、リーズナブルで使い勝手がとてもよくて便利です。
ドリンクメイト DRM1001についてもっと詳しく知りたい方は、レビュー記事を紹介しています。
>>【ドリンクメイトDRM1001 レビュー】4年以上愛用し続けた感想を徹底解説!
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