ウィスキーベースのカクテルはジンやウォッカなど他のスピリッツと比べると少ない印象ですよね。
ウィスキーはハイボールで飲むのが一般的ですが、他にもカクテルは色々あります。
ということで今回は、スコッチウィスキーでつくる爽やかなカクテル「マミーテイラー」をつくっていきます。
どんなカクテルなのか、つくり方だけでなく由来・レシピ・飲んだ感想などを紹介します。
スコッチウィスキーのカクテルを飲みたいと思った時の参考にしてください。
目次
マミーテイラーとは
カクテル名 | マミーテイラー |
カクテルタイプ | ロングカクテル |
技法 | ビルド |
テイスト | 中口 |
色 | 琥珀色 |
アルコール度数 | 約10度 |
材料 | スコッチウィスキー:45ml レモンジュース:20ml ジンジャエール:Full up |
スコッチウィスキーをベースとしたさっぱりとしたロングカクテルです。
別名スコッチバックともいい、スコッチウィスキー、レモンやライム果汁、ジンジャエールでつくられます。
お酒にレモンやライムをしぼり、ジンジャーエールで割ったカクテルの最後にバックという名前がつけられることが多く、バック(Buck)とは、「雄鹿」という意味で、キックのある飲み物だということで名づけられました。
ベースがジンになったらジンバック、ジンバック、ラムがベースになるとラムバックになります。
由来
1899年に、ニューヨークのロチェスター(Rochester)で働いていたビル・スターリット(Bill Sterritt)というバーテンダーが考案したという説がありました。
19世紀後半から20世紀初頭に活躍していた人気のオペラ歌手兼女優のMayme Taylor (メイミーテイラー) という方がいて、暑い日に爽やかなドリンクを求めていた彼女のためにつくられたことからカクテル名がつけられたそうです。
彼女の名前はメイミーテイラー(Mayme Talor) で、カクテル名はマミーテイラー(Mamie taylor)、英語ではどちらもメイミーテイラーと読むらしいですが、日本ではメイミーではなくマミーテイラーと訳されているみたいです。
カクテル言葉:いつもあなたと
マミーテイラーのカクテル言葉は「いつもあなたと」。
信頼関係のある相手や、好きな相手と一緒に飲みたいカクテルですね。
マミーテイラーのレシピ
材料
- スコッチウィスキー:45ml
- レモンジュース:20ml
- ジンジャエール:Full up
手順
- 氷を入れたロンググラスにスコッチウィスキーとレモンジュースを注ぐ。
- ステアしてジンジャエールを注ぐ。
- ビルドして軽くまぜ、完成。
使うスコッチウィスキーはシングルモルトよりもブレンデッドウィスキーがおすすめです。
好みのウィスキーを使用していいと思いますが、今回はジョニーウォーカー ブラックラベル12年を使用しました。
今回使用したジョニーウォーカーはスモーキーな味わいでクセが強めなので、レモンを20ml使用していますが、デュワーズのようなすっきりとした飲み口のウィスキーの場合はレモンジュースを10ml-15mlほどと、お好みで使用していいと思います。
マミーテイラーをレビュー
飲んだ感想
スコッチウィスキーの風味がありつつ、レモンの酸味とジンジャエールの清涼感でさっぱりと飲みやすいカクテルに仕上がりました。
ハイボールはウィスキーの味がダイレクトに感じられてウィスキー自体を楽しむ飲み方という印象ですが、このマミーテイラーはレモンの酸味とジンジャエールが加わることで、ウィスキーのクセをやわらげて酸味とジンジャーがあわさり、ハイボールでは見せないウィスキーの顔をみられる飲み方です。
いつもウィスキーをハイボールで飲んでいる方は、たまに味の趣向を変えてこのカクテルをつくってみてもいいと思います。
暑い日にぴったりの爽やかなウィスキーカクテルです。
アルコール度数:約10度
今回のレシピではアルコール度数約10度ほどになります。
ロングカクテルでジンジャエールで割るので飲みやすいです。
どんな人におすすめ?
マミーテイラーは、ウィスキーを使いますが清涼感のある飲みやすいカクテルなので、こんな方におすすめです。
こんな方におすすめ
- ウィスキーが好き
- ウィスキーベースで炭酸の入ったカクテルを飲みたい
- 暑い日に爽やかで清涼感のあるカクテルを飲みたい
- ジンジャエールが好き
- ブレンデッドウィスキーが家にある
ワインと同じくらいのアルコール度数なので、はじめてウィスキーに挑戦してみようという方やウィスキーが苦手な方も飲みやすいと思います。
今回使用した銘柄
ジョニーウォーカー ブラックラベル12年
カナダドライ ジンジャエール
今回はカナダドライの甘口のジンジャエールを使いました。定番のジンジャエールですね。
今回使用したグラス
松徳硝子 うすはりグラス L
グラスは松徳硝子のうすはりグラスを使用しました。
口がとても薄く、炭酸系のカクテルを飲むのみぴったりです。
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