程よい甘さとクリーミーさが特徴のリキュール、ベイリーズ。
どんなお酒なのか、原料やカクテルレシピなど紹介します。
目次
ベイリーズの歴史
ベイリーズは1974年、アイルランドのダブリンでR&Aベイリー社が開発しました。
アイルランドは酪農が盛んな国で、昔からウィスキーにクリームをいれて飲む習慣があり、その伝統的な飲み物を製品にしようと考え、「ベイリーズ」というリキュールが誕生しました。
ベイリーズの原料・製造
- 新鮮なミルクから分離したクリームとバター脂・・・50%
- 砂糖・・・20%
- チョコレートなどのフレーバー・水・・・13%
- アイリッシュウィスキー・・・10%
- 中性スピリッツ・・・7%
新鮮なミルクからのクリーム処理
バージニア・ミルク会社の近代的設備で36時間かけて行われ、冷却した状態でベイリー社に運ばれ、すぐにリキュールの材料として使われます。
アイリッシュウィスキー
ジェムソンやタラモアドデューなどを蒸留しているミドルトン蒸留所で蒸留され、4~5年熟成したものが使用され、中性スピリッツはコーク市のカーバリー社のものが使われます。
チョコレートフレーバー
オランダのクエスト社、フランスのメロ社などから供給されています。
フレーバーには、コーヒー・ココナッツ・バニラなどが隠し味として加えられていると予想されます。
これらの材料を混ぜ、分離しないようなリキュールにするため、クリームのなかに牛乳のプロテインを一部残し、それで製品の品質一定期間安定させています。
ベイリーズおすすめの飲み方
- ストレート
- ロック
- ミルク割
- コーヒー割(アイス・ホット)
ベイリーズはストレートやロックでもよく飲まれています。程よい甘さで、クリーム系の味わいはミルクとの相性が抜群です。
ちなみに、柑橘系のジュースやトニックウォーターと合わせてしまうと、クリームが分離する可能性があるのでやめた方がいいです。
ベイリーズのカクテルレシピ
ベイリーズミルク
材料
- ベイリーズ30ml
- 牛乳90ml
つくり方
- 氷を入れたロックグラスにベイリーズ、牛乳を注ぎステア。
B-52(ビーフィフティーツー)
材料
- ベイリーズ20ml
- カルアリキュール20ml
- グランマルニエ20ml
つくり方
全ての材料をシェイカーに注ぎ、カクテルグラスに注ぐ。
or
カルーア、ベイリーズ、グランマルニエの順番にリキュールをフロートして、プースカフェスタイルでつくる。
マッドスライド
材料
- ウォッカ20ml
- ベイリーズ20ml
- カルアリキュール20ml
つくり方
全ての材料をシェイカーに注ぎ、カクテルグラスに注ぐ。
アフターエイト
材料
- ベイリーズ20ml
- カルアリキュール20ml
- ホワイトペパーミントリキュール20ml
つくり方
全ての材料をシェイカーに注ぎ、カクテルグラスに注ぐ。
オーガズム
材料
- ベイリーズ20ml
- カルアリキュール20ml
- アマレット15ml
- 生クリーム15ml
- 牛乳15ml
つくり方
全ての材料をシェイカーに注ぎ、カクテルグラスに注ぐ。
ベイリーズを楽しもう!
ベイリーズは、リキュールの中でトップの売り上げを誇ります。
クリーム系の程よい甘みで、お酒っぽくないので女性やお酒が苦手な方におすすめです。