世界No1ミントリキュール【ジェット27・ジェット31】徹底解説

ペパーミントのリキュールは、口に含めば清涼感を呼び、胃に入れば消化促進の効果があります。

そのペパーミントリキュールのトップブランドがジェット27・ジェット31です。

27がグリーンミントで、31がホワイトミントになります。

ハッカのようなミントの風味は好き嫌いが別れますが、好きな方にはたまらないでしょう。

このお酒がどんな歴史を持ち、どんな飲み方があるのか？詳しく解説していきます。

ジェットとは

先にも紹介した通り、世界トップのミントリキュールで、ハッカのようなミントの香りが主体となっています。

ジェットの味わい

甘みがあり、ミント感もしっかりと感じる味わいです。

スーッとする清涼感をもたらします。

ジェットこだわりの製法

原料のミントは、南フランスカンヌ産のものをはじめ、イギリス・モロッコ・ポーランド・日本などのものが使われています。

それらのミントは、8日間ほど中性スピリッツに浸漬後、蒸留され、ミントオイルとなります。

それをブレンドし、水・シロップ・中性スピリッツを加え、着色料を添加して製品にします。

ジェットの起源

現在ジェットは27・31の2種類の製品がありますが、最初に作られたのはグリーンミントの27。

その後ホワイトミントの31が製品化されます。

ジェット27開発

1796年、南フランスのトゥールーズ市近郊レヴェル町のピエールジェット、ジャンジェット兄弟によって開発されました。

兄のピエールは化学の才能があり、弟のジャンは経営の才覚がありました。

ジェットのユニークなボトルデザインを考えたのは弟の方で、石油ランプの形から連想して作りました。

「２７」という数字は、昔アルコール度数27度でつくられていたためで、現在は21度で製品化されています。

ジェット31開発

レストラン、バーの内装や照明が明るくなり、女性の衣装も淡い色のものが好まれる時代となり、それに合わせて色を調整して1976年に開発されました。

アルコール度数は3度高い24度です。

ミントの特徴を、色をつけずに生かしたいときに最適。

ジェットの飲み方

ジェットにおススメの割材

特に牛乳で割ると、清涼感があるハッカ風味の甘いミルクという感じで、非常に飲みやすいです。

ジェット２７(グリーン)のカクテルレシピ

ジェットのミントリキュールは、ジェット27がグリーン、ジェット31がホワイト。

ジェット27(グリーン)のカクテルレシピを紹介します。

グリーンミントカクテル①グラスホッパー

バッタのような色合いからこの名前がつけられたそう。

デザートのようなカクテルで、ミントの香りとカカオの香ばしさが溶けあい、甘く清涼感のある一杯です。

食後におススメです。

グリーンミントカクテル②青い珊瑚礁

ペパーミントのグリーンを南の海に、赤いチェリーを島や珊瑚に見立てた美しいカクテルです。

カクテルグラスの縁をレモンでぬらすだけがオリジナルらしいですが、砂糖をリムドするスノースタイルも一般的です。

グリーンミントカクテル③アラウンドワールド

パインジュースの甘酸っぱさ、ミントの清涼感でさわやかなカクテルです。

グリーンミントカクテル④モッキンバード

物まね鳥という意味で、メキシコの生息する鳥の名前が由来。

他の鳥の鳴き声をまねする性質があるため、この名がつけられたそうです。

ジェット３１(ホワイト)のカクテルレシピ

ホワイトミントカクテル①スティンガー

スティンガーとは針のことで、ブランデーのコクとミントの爽快感が合わさり、味わいに鋭さがあります。

甘口で度数が強めのカクテルで、デザート的な味わいです。

ホワイトミントカクテル②フーマンチュー

最後に

「どんなお酒なのか？種類、どんなカクテルがあるのか？」など、

ジェットのミントリキュールについて紹介しました。

ミント系のリキュールは他にも何種類かありますが、このジェットはバーでもよく使用されています。

甘口でミントの爽快感が好きな方は是非。