完成したマティーニの画像。

【レシピ】マティーニ| 一度は飲んでみたいカクテルの王様!辛口のハードボイルドなジンベースのカクテル

カクテルで最も有名なカクテルのひとつ「マティーニ」。

マティーニは世界中で人気のカクテルで、いろんなバーテンダーの方が練習するカクテルでもあります。

銘柄、分量、ステアの技術など、少しの違いで味わいが激変するので、マティーニのレシピは星の数あるともいわれてます。

そんな「マティーニ」というカクテルがどんなカクテルなのか、由来やカクテル言葉、カクテルレシピ、実際につくって飲んだ感想などを詳しく解説します。

マティーニとは

マティーニとボトルの画像。
カクテル名マティーニ
カクテルタイプショートカクテル
技法ステア
テイスト辛口
透明
アルコール度数約38度
材料ジン/ドライベルモット/オレンジビターズ/オリーブ/レモンピール

マティーニは「カクテルの王様」ともいわれ、世界中の人々をとりこにしています。

そんなマティーニの由来やカクテル言葉を紹介します。

マティーニの由来は?

マティーニの起源は諸説あります。

有力説

  1. 1910年代に、ニューヨークのニッカボッカーというホテルのバーテンダー「マルティーニ」が考案した。
  2. マティーニの原型となったカクテルに使用するベルモットが、イタリアのマルティーニ社製だったから。

カクテル言葉:とげのある美しさ

マティーニのカクテル言葉は「とげのある美しさ」。

ジンとドライベルモットというお酒のみでつくるカクテルで、アルコール度数は強めですが、見た目がとても美しい一杯です。

美しいカクテルですが、アルコールが強くパンチがある=「とげ」だと例えられたのかもしれませんね。

マティーニのレシピ

マティーニの材料とつくり方を解説します。

マティーニの材料

マティーニの材料の画像。

材料

  • ジン:50ml
  • ドライベルモット:12ml
  • オレンジビターズ:3dash
  • オリーブ:1個
  • レモンの皮:1片

マティーニのレシピ自体色々ありますが、今回はこのレシピでつくります。

ジンの銘柄が変われば、ベルモットの銘柄も変わり、分量も変わることがあります。

今回使用するジンはゴードン ロンドン ドライジンで、ドライベルモットはドランという銘柄を使用します。

マティーニのスタンダードレシピはこちらです。

ジン:45ml

ドライベルモット:15ml

引用元サントリー公式サイト

マティーニはつくる人によってレシピがさまざま。名バーテンダーのマティーニレシピが集まった本もあります。

マティーニのつくり方:写真付き解説

写真付きで、つくり方の手順を解説します。

工程がちょっと多いですが、自分でつくれるとかっこいいですね。

手順

  1. 下準備する。
  2. ミキシンググラスに材料を注ぐ。
  3. ステアしてカクテルグラスに注ぐ。
  4. レモンピールして香りづけ。
  5. 完成

step
1
下準備

カクテルをつくる前に、あらかじめ下準備をしておきます。

レモンピール用にレモンの皮を薄く切っておきます。(カクテルを注いだ後、レモンの香りづけをします。)

レモンの皮を切る画像。

オリーブ1個を取り出し、水で洗います。(オリーブについたの汁を流すため)

その後、カクテルピンにオリーブを刺し、グラスに入れてグラスごと冷蔵庫もしくは冷凍庫で冷やして置くのがベスト!

オリーブを洗う画像。

step
2
材料を注ぐ

下準備が終わったら、氷を入れたミキシンググラスにジンを50ml注ぎます。

ジンを注ぐ画像。

ドライベルモットを12mlほど注ぎます。

ドライベルモットを注ぐ画像。

オレンジビターズを3dash(3振り)加えます。

オレンジビターズを加える画像。

step
3
ステアしてグラスに注ぐ

バースプーンでステアし、材料をよく混ぜます。

ステアする画像。

ミキシンググラスにストレーナーをはめ、カクテルグラスに注ぎます。

マティーニをカクテルグラスに注ぐ画像。

step
4
レモンピール

仕上げにあらかじめ切っておいたレモンの皮で香りづけします。

レモンピールをする画像。

step
5
完成

カクテルの王様「マティーニ」の完成です。

完成したマティーニの画像。

マティーニをレビュー

マティーニを飲むイメージ画像。

グラスを口に近づけると、レモンピールのシトラスがふわっと香ります。

実際に飲んでみると、ジンとドライベルモットとオレンジビターズがうまく合わさり、一体感のあるおいしいカクテルに仕上がりました。

ジンのボタニカルの風味はありつつ、ドライベルモットの酸味で味がグッと引きしまり、それをオレンジビターズがつないでくれるようなイメージです。

お酒だけでつくられるカクテルで、大人になったら一度は飲んでみたいハードボイルドな一杯ですね。

ちなみに、マティーニを飲むときに気になるのが、グラスに入れてある「オリーブ」。

オリーブとマティーニを口の中で一緒に味わったり、飲み干したあとの口直しで食べるなど、人それぞれなのでお好みでどうぞ。

アルコール度数:約38度

アルコール度数

  • ゴードン ジン 50ml:43度
  • ドラン ドライベルモット 12ml:17.5度
  • オレンジビターズ 3dash:40度

上記レシピの場合、下記計算式で、アルコール度数はおよそ32度となります。

(50ml×43度+12ml×17.5度+3dash(1ml)×40度)÷63ml=38.09...

アルコール度数はあくまで目安。使うお酒の銘柄や、分量によって多少前後します。

アルコール度数の計算方法を知りたい方はこちらの記事で紹介しています。

アルコール度数計算式!カクテルのアルコール度数は計算できるって知っていた?

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マティーニはこんな人におすすめ

つくる人によって味が全然変わるのがこのカクテルのおもしろいところ!
こんな人におすすめ
  • ジンが好き
  • ハードボイルドな大人なカクテルを飲みたい
  • アルコール度数の強いパンチのあるカクテルが好き
  • 甘いカクテルよりも辛口のカクテルが好き

マティーニといえば、カクテルをあまり知らなくても名前は聞いたことがある。そんな人が多いと思います。

ジンベースのカクテルの王様なので、ジンが好きな方はもちろん、ちょっと大人な気分を味わいたいときにもおすすめです。

今回使用した銘柄

今回使用した銘柄を紹介します。

ジン:ゴードン ロンドン ドライジン 43%

ジン特有のジュニパーベリーの風味が強く、しっかりとした味わいの男らしいジンです。

アルコール度数は37.5%と43%の2種類ボトルがあり、お酒感をしっかりと感じたい方は43%がおすすめ。

ドライベルモット:ドラン シャンベリードライ

フランスのドライベルモットで、他のベルモットよりも上品でどんなジンにも合わせやすい銘柄です。

他のドライベルモットがどんな味わいなのか、気になる方はこちらの記事で詳しく紹介しています。

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オレンジビターズ:リーマーシュミット オレンジビターズ

オレンジビターズはリーマーシュミットというブランドのものを使いました。

200mlで約2,000円というと高いと思うかもしれませんが、カクテルのアクセントに少し振って使うくらいなので、かなり長持ちします。

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