今回はジンフィズにミルクを加えたカクテル、ミルクジンフィズをつくります。ミルクが加わることで、クリーミーな味わいに仕上がりました。
ミルクジンフィズの由来
ミルクジンフィズの由来の一説を紹介します。
ジンフィズにミルクが加わったカクテルですが、発祥は1945年にさかのぼります。
ミルクジンフィズは別名會舘フィズ(かいかん)とも言われ、東京丸の内にある「東京會舘」で生まれました。
戦後まもなく日本はGHQの統制下におかれており、東京會舘はGHQ本部が近くだったこともあり、アメリカ軍の将校たちが酒場としてよく利用していました。
朝からお酒を飲んでいると思われないよう、カモフラージュのためにジンフィズにミルクを入れたのが、このカクテルの始まりだと言われています。
ミルクジンフィズのレシピ
材料
- ジン30ml
- レモンジュース10ml
- シュガーシロップ15ml
- 牛乳90ml
- 炭酸水適量
材料の分量はさまざまですが、今回はこの分量でつくりました。
ジンフィズに牛乳が加わったレシピです。
-
ジンフィズ|カクテルの基本がつまったジンのさっぱりカクテル!|由来・カクテル言葉・レシピ・飲んだ感想を紹介
続きを見る
ミルクジンフィズのつくり方
1.材料を注ぐ。
ジン30mlをシェイカーに注ぎます。
レモンジュース10mlを注ぎます。
シュガーシロップ15ml注ぎます。
牛乳90ml注ぎます。
2.シェイク
シェイクして、氷を入れたグラスに注ぎます。(濾し器を使ってこすと、より泡がきめ細やかになります。)
※牛乳とレモンが合わさると固まりやすくなりますが、長めによく混ざるようにシェイクをするのがコツです。
3.炭酸水を注ぐ。
炭酸水を注ぎます。
4.ビルド
軽く混ぜます。
5.完成
ミルクジンフィズを飲んだ感想
ミルクジンフィズの味わいはさっぱりとしていますが、牛乳が入るためクリーミーでまろやかな味わいに仕上がりました。
牛乳の分量は30mlくらいでつくる方もいますが、今回は90mlと多めに入れています。
そのためお酒感もやわらぎ、飲みやすくなっているのでお酒が弱い方にもおすすめです。
胃にもやさしい気がしますね。
牛乳の脂肪分とレモンの酸はそのままだと固まりますが、レモンの分量をおさえ、他の材料を多めにすること、シェイクを長めによく混ざるように意識することで、固まらずにつくることができます。
アルコール度数:約7度
使用した銘柄
ジン:ゴードン
今回はゴードンを使用しましたが、力強い味わいなので、お酒感をおさえたい方はビーフィーターでつくるといいと思います。