ショットグラスにお酒を何種類か注いで一気に飲みほす、アメリカが発祥のスタイルのカクテルをシューターカクテルといいます。
今回はアイルランドの国旗をイメージしたシュータカクテル、「アイリッシュフラッグ」を紹介します。
どんなカクテルなのか、由来やカクテルレシピ、飲んだ感想などを詳しく解説します。
目次
アイリッシュフラッグとは
カクテル名 | アイリッシュフラッグ |
カクテルタイプ | シューターカクテル |
技法 | プースカフェ |
テイスト | 甘口 |
色 | 三色 |
アルコール度数 | 26度 |
材料 | グランマルニエ/ベイリーズ/グリーンミントリキュール |
アイリッシュフラッグの由来は?
アイルランドの国旗の3色と同じような色合いのカクテルです。
誰がいつ頃考案したのか詳しい情報は不明ですが、アイルランドの国旗をイメージして考案されたのは間違いなさそうですね。
ちなみに材料に、アイルランドのリキュール「ベイリーズ」が使用されています。
アイリッシュフラッグのレシピ
材料
材料
- グリーンミントリキュール:1/3
- ベイリーズ:1/3
- グランマルニエ:1/3
お酒の分量はそれぞれ1:1:1なのでグラスの容量にあわせて調整。
今回使用したグラスには小さめのショットグラスなので10mlずつでつくりました。
つくり方
つくり方は材料を順番に注いでフロートさせる方法です。
専門用語では「プースカフェ」といわれる技術。お酒の比重を利用してつくるため少しコツがいります。
手順
- グリーンミントリキュールをショットグラスに注ぐ。
- ベイリーズリキュールをバースプーンにつたわせながらゆっくり注ぐ。
- グランマルニエをバースプーンにつたわせながらゆっくり注ぐ。
ベイリーズとグランマルニエを注ぐ際、バースプーンをつたわせて注ぎますが、人によってスプーンをすくう側と、背をつたわせる方法で2通りあります。
私個人はスプーンをすくう側の方が、勢いを調整しやすいのでその方法でつくっています。
材料を注ぐときはスプーンをグラスの内側につけて注ぐと層ができやすいです。
アイリッシュフラッグをレビュー
飲んだ感想
予想では甘ったるいんだろうなと思っていましたが、実際に飲んでみるとミントリキュールの爽やかな清涼感がくわわることで意外にも甘ったるくなく飲みやすい味わいでした。
アルコール感もほどよく飲みやすい一杯。
色々なシューターカクテルがありますが、その中でも比較的飲みやすいカクテルだと思います!
アルコール度数:26度
アルコール度数
- グリーンミントリキュール(ジェット27) 10ml:21度
- ベイリーズ 10ml:17度
- グランマルニエ 10ml:40度
上記レシピの場合、下記計算式で、アルコール度数はおよそ26度となります。
(21ml×10度+10ml×17度+10ml×40度)÷30ml=26
飲みやすいですがアルコール度数は強いので要注意!
アルコール度数の計算公式を知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
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今回使用した銘柄
グリーンミントリキュール:ジェット27
グリーンミントリキュールで有名な銘柄「ジェット27」。
他にもボルスやドーバーなど色々なブランドがありますが、まよったらこれがおすすめです。
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ベイリーズ
アイルランドでつくられるクリーム系の甘いリキュールです。
アイリッシュウィスキーが原料ですがウィスキー感はまったくないのでとても飲みやすい味わい。
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グランマルニエ
オレンジキュラソーというオレンジの果皮とブランデーが原料の、アルコール度数40度のリキュールです。
お菓子づくりにもよく使用される甘みのあるおいしいお酒。
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