今回は、ジンでつくる甘口のフルーティーなカクテル「パラダイス」をつくりました。
どんなカクテルなのか、由来やカクテル言葉、カクテルレシピ、実際につくって飲んだ感想などを詳しく解説します。
アルコール度数は強めですが、ほどよい甘みと果実味がおいしいカクテルです。
目次
パラダイスとは
カクテル名 | パラダイス |
カクテルタイプ | ショートカクテル |
技法 | シェイク |
テイスト | 中甘口 |
色 | 黄色 |
アルコール度数 | 約28度 |
材料 | ジン/アプリコットブランデー/オレンジジュース |
パラダイスの由来は?
詳しい由来は不明ですが、パラダイス=「楽園」という意味です。
カクテルの色は黄色で明るく、味わいも甘く、魅惑的なカクテルです。
実は世界的に有名なラッパー「スヌープ・ドック」が、このカクテルをつくりギネス世界記録にも認定されています。
ラッパーのスヌープ・ドッグが、巨大なマドラーを回して世界一に貢献⁉
パラダイスのカクテル言葉:夢の途中
カクテル言葉は「夢の途中」。
パラダイス=楽園ということで、夢に向かう途中というステキなカクテル言葉ですね。
パラダイスのレシピ
パラダイスの材料とつくり方を紹介します。
パラダイスの材料
材料
- ジン:30ml
- アプリコットブランデー:15ml
- オレンジジュース:15ml
オレンジジュースは生搾りを使用しました。生のオレンジからしぼるときは柔らかくある程度熟したものを使うと、より甘みと果実味が増したカクテルになります。
パラダイスのつくり方:写真付き解説
写真付きでつくり方の手順を解説します。
シェイクするだけのとてもシンプルなカクテルです。
手順
- 全ての材料をシェイカーに注ぐ。
- シェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
- 完成。
step
1材料を注ぐ
シェイカーにジンを30ml注ぎます。
アプリコットブランデーを15ml注ぎます。
オレンジジュースを15ml注ぎます。
step
2シェイク
氷を入れてシェイクして、カクテルグラスに注ぎます。
step
3完成
楽園へ誘うカクテル、パラダイスの完成です。
パラダイスをレビュー
パラダイスを飲んだ感想
アプリコットのあんずの風味とオレンジは相性がよく、甘く果実味のある味わいです。
アプリコットの甘みとオレンジのフルーティーさもありつつも、ジンが入ることで味わいに奥行きがうまれています。
ジンがしっかりとお酒感を補強しているので、甘いカクテルに飽きた方でも、ちょっと大人な味わいでおいしいと思います。
アルコール度数:約28度
アルコール度数
- ゴードン ロンドン ドライジン30ml:43度
- ボルス アプリコットブランデー15ml:24度
- オレンジジュース 15ml:0度
上記レシピの場合、下記計算式で、アルコール度数はおよそ28度となります。
(30ml×43度+15ml×24度+15ml×0度)÷60ml=27.5
甘くフルーティーで飲みやすいですが、アルコール強めです。
アルコール度数の計算方法を知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
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アルコール度数計算式!カクテルのアルコール度数は計算できるって知っていた?
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今回使用した銘柄
今回使用した銘柄を紹介します。
ジン:ゴードン ロンドン ドライジン43度
世界中で人気のジンで、世界で初めてジントニックがつくられるときに使われた銘柄だといわれています。
世界中のバーテンダーが愛用している、カクテルベース向けの優秀なジンです。
家でカクテルをつくる方へ、基本的なジンのカクテル用の銘柄の違いをこちらの記事で紹介しています。
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カクテル初心者におすすめのジン4選!ジンとは?選ぶポイントは?わかりやすく徹底解説
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アプリコットブランデー:ボルス アプリコットブランデー
オランダの大手リキュールメーカー「ボルス」のアプリコットブランデーです。
あんずのリキュールで、ほどよい甘さとさらっと後に残らない味わいでおいしいものボトルです。