ジンとビターズの辛口カクテルをつくります。
古くから存在するカクテルで、まだ氷がつくられていない時代に考案された、歴史のあるカクテル。
別名ピンクジンとも呼ばれますが、ジンアンドビターズとピンクジンは厳密には異なるカクテルみたいです。
ジンアンドビターズの由来・ピンクジンとの違い・レシピ・つくり方・飲んだ感想をお伝えします。
ジンアンドビターズの由来
その名の通り、ジンとビターズ(苦味酒)でつくるカクテルです。
イギリス海軍の将校が食前酒として飲んでいたカクテルで、当時は冷蔵設備がなかったため常温でつくられていました。
当時の味を再現するのであれば常温のジンとビターズを使用するべきですが、冷蔵設備がある現代では、冷やしたジンでつくる方がより美味しくできます。
ジンアンドビターズとピンクジン
ジンアンドビターズに似ているカクテルで、「ピンクジン」があります。
同じカクテルとして認識されることもありますが、製法が違います。
材料は同じでジンとアンゴスチュラビターズですが、つくり方はシェイクもしくはステアでつくります。
また、ジンアンドビターズは氷を使用せずストレートでつくりますが、ピンクジンはオンザロックでつくられることもあるようです。
- ジンアンドビターズ:ストレート。
- ピンクジン:シェイクやステア・ロックスタイルなど氷を使用する。
ジンアンドビターズのレシピ
材料
- ジン1glass(30ml)
- アンゴスチュラビターズ5drops(滴)
グラスは、ショットグラスやリキュールグラスを使用します。
そのグラスに合わせてジンの量は調整しますが、今回はジン30mlでつくります。
ジンアンドビターズは古典的なカクテルで、元はロックスタイルでつくられていました。
カクテルグラスやシェリーグラスでつくられることもあり、レシピは様々ですが、今回は世界的にも有名なバー『TENDER』の上田和男さんのレシピを参考につくっていきます。
参考文献
ジンアンドビターズのつくり方
1.材料を注ぐ。
冷やしておいたグラスにアンゴスチュラビターズを3滴落とします。
冷凍していたジンを1glass(30ml)注ぎます。
アンゴスチュラビターズを2滴落とします。(最初と最後にビターズを落とすことで、自然と混ざった味で楽しめる)
2.完成。
ジンアンドビターズの完成です。
ジンアンドビターズを飲んだ感想
ジンとアンゴスチュラビターズが合わさり、ハーブ系の苦味のあるジンという印象です。
辛口でほぼジンの味わいのため、ジンが好きな方やお酒が強く、食事の前の食前酒として飲むのもいいですね。
ストレートがきつければ、ロックスタイルにすると飲みやすいと思います。