マラスキーノという、さくらんぼのリキュールを使った「アイデアル」というジンベースのカクテルがあります。
スタンダードカクテルですが、あまり知られていないマイナーなカクテルです。
今回はこの「アイデアル」を実際につくりつつ、「由来、カクテル言葉、レシピ、つくり方、飲んだ感想、アルコール度数」を解説していきます。
目次
アイデアルとは?
「アイデアル」というカクテルの名前の由来とカクテル言葉を紹介します。
由来:不明
アイデアルを直訳すると「理想・究極・架空のもの」という意味があります。
なぜこの名前がつけられたか、由来を調べましたが不明でした。
カクテル言葉:ひらめき
カクテル言葉は「ひらめき」。
ひらめきの意味:
1 一瞬するどく光ること。「ストロボのー」
2 ひらひらと揺れ動くこと。「旗のー」
3 すばらしい考えなどが瞬間的に思い浮かぶこと。直感的な鋭さ。「天才的なーのある作品」
出典元:goo辞書
アイディアが煮詰まったときにこれを飲むと、なにかひらめくかもしれませんね。
アイデアルのレシピ
材料
- ジン20ml
- ドライベルモット20ml
- グレープフルーツジュース20ml
- マラスキーノ1tsp
- マラスキーノチェリー1個
レシピ本によって使う材料の分量が違いますが、今回は上記の分量でつくっていきます。
他のレシピだと、ジン30ml、ドライベルモット15ml、グレープフルーツジュース15ml、マラスキーノ3dashという組み合わせもありました。
※マラスキーノ:さくらんぼのリキュールのこと。
※1tsp:バースプーン1杯分で、およそ5ml。
アイデアルのつくり方
アイデアルのレシピがわかったところで、それではカクテルをつくっていきます。
1.材料を注ぐ
シェイカーにジンを20ml注ぎます。
ドライベルモットを20ml注ぎます。
グレープフルーツジュースを20ml注ぎます。
マラスキーノを1tsp注ぎます。
2.シェイク
シェイカーに氷を入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぎます。
3.完成
仕上げにマラスキーノチェリーをグラスに沈め、ジン、ドライベルモット、グレープフルーツ、マラスキーノでつくるカクテル、「アイデアル」の完成です。
アイデアルを飲んだ感想
ベルモットのふくよかな風味とグレープフルーツが合わさった、フルーティーで爽やかな味わいのカクテルに仕上がりました。
マラスキーノ独特な香味がアクセントとなっており、エッジがきいているためちょっとクセがありますね。
マラスキーノの独特な風味が好きな方におすすめです。
ジンやお酒のアルコール感が強いカクテルが好みの方は、上記の「アイデアルのレシピ」で紹介した、ジン30mlを使ってつくる別レシピがいいと思います。
アイデアルのアルコール度数:約19.2%
アルコール度数を計算すると、約19.2%でした。
お酒が弱い方にはけっこう強いと感じる度数ですね。
計算式はこちらです。
アルコール度数計算式
(20ml×37.5度)+(20ml×17度)+(20ml×0度)+(5ml×32度)= 750+340+160 =1,250
1,250÷65=19.23...
まとめ:アイデアルはちょっとクセのあるフルーティーな爽やかカクテル!
「アイデアル」というカクテルの由来やカクテル言葉、実際につくって飲んだ感想などをお伝えしました。
「アイデアル」についてまとめます。
アイデアルのまとめ
- 直訳:理想・究極・架空のもの
- 由来:不明
- カクテル言葉:「ひらめき」
- レシピ①:ジン20ml、ドライベルモット20ml、グレープフルーツジュース20ml、マラスキーノ1tsp、マラスキーノチェリー1個
- レシピ②:ジン30ml、ドライベルモット15ml、グレープフルーツジュース15ml、マラスキーノ3dash
- つくり方:全ての材料をシェイクしてカクテルグラスに注ぎ、マラスキーノチェリーをグラスに沈める
- 飲んだ感想:マラスキーノの独特な香味がアクセントとなり、エッジの効いたフルーティーな味わい
- こんな人におすすめ:マラスキーノの独特な風味が好き、フルーティーなカクテルが好き
- アルコール度数:約19.2%
以上、ジンベースのカクテル「アイデアル」でした。
この記事が、カクテルを知りたい方の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。