今回は、2008年に考案された割と新しいカクテル、ジンバジルスマッシュを紹介します。
ドイツで考案されたカクテルはそこから世界中に広がり、世界で大流行したジンベースのカクテルです。
どんなカクテルなのか、由来やカクテルレシピ、実際につくって飲んだ感想などを詳しく解説します。
目次
ジンバジルスマッシュとは
カクテル名 | ジンバジルスマッシュ |
カクテルタイプ | ロングカクテル |
技法 | シェイク |
テイスト | 中甘辛口 |
色 | 緑色 |
アルコール度数 | 約29度 |
材料 | ジン/レモンジュース/シュガーシロップ/バジル |
ジンバジルスマッシュの由来とは?
ジンバジルスマッシュは、北ドイツの港町「ハンブルク」にある「ル・リオン」というバーのオーナー「ヨルク・メイヤー」という方が2008年に考案したカクテルで、わりと新しく誕生したカクテルです。
1887年に考案されたウィスキースマッシュというカクテルのアレンジレシピで、その名の通りバジルをスマッシュ(潰す)してつくるジンベースのカクテル。
モヒートというラムベースのカクテルは聞いたことがあると思いますが、モヒートにつぐ21世紀の新定番カクテルとも呼ばれるほど世界中で人気になったカクテル。
ジンバジルスマッシュのレシピ
ジンバジルスマッシュの材料
材料
- ジン:50ml
- レモンジュース:15ml
- シュガーシロップ:10ml
- バジル:10枚
バジルは多ければ多いほど風味が増します。
また、あらかじめバジルの葉をジンに漬け込んでおくと、よりバジルの爽やかな青々とした香りが出て美味しくなります。
ジンバジルスマッシュのつくり方
普段はスリーピースシェイカーを使いますが、今回はツーピースシェイカー(ボストンシェイカー)を使います。
step
1バジルをつぶす
バジルの葉をペストルで軽くつぶします。(力を入れすぎるとえぐみも出るのでつぶしすぎないようにするのがポイント)
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2材料を注ぐ
ジンを50ml注ぎます。
レモンジュース15ml注ぎます。
シュガーシロップ10ml注ぎます。
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3シェイク
シェイクして氷を入れたグラスに注ぎます。
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4完成
仕上げにバジルを飾って完成です。
ジンバジルスマッシュをレビュー
ジンバジルスマッシュを飲んだ感想
バジルの香りが飲み欲を注ぐ、爽やかなカクテルです。
ジンとレモンの酸味、シロップの甘みがほどよく、アルコール度数も強いので飲みごたえもしっかりあります。
普段バジルはピザやパスタなどでしかなじみがないですが、カクテルにしてもかなりイケます。
バジルが好きな人にはぜひ飲んでほしい一杯。
アルコール度数:約29度
アルコール度数
- ゴードン ロンドンドライジン 50ml:43度
- レモンジュース 15ml:0度
- シュガーシロップ 10ml:0度
上記レシピの場合、下記計算式で、アルコール度数はおよそ29度となります。
(50ml×43度+15ml×0度+10ml×0度)÷75ml=28.66...
アルコール度数が29度とかなり強いカクテルです!
アルコール度数の計算方法を知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
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アルコール度数計算式!カクテルのアルコール度数は計算できるって知っていた?
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ジンバジルスマッシュをアレンジ
ジンバジルスマッシュはそのままだとアルコール度数が強く、お酒が弱い方には不向きです。
そこで、炭酸水を注いであげるとアルコール度数が弱まり、よりさっぱりとした味わいに仕上がります。
ピザやパスタなどのイタリアン料理と一緒に飲んでもいいですね。
お酒が弱い方でも炭酸水を注いであげれば、飲みやすくおいしく味わえると思うので、機会があれば是非飲んでもらいたい一杯です。
今回使用した銘柄
今回使用した銘柄を紹介します。
ゴードン ロンドン ドライ ジン43度
ゴードン ロンドン ドライジンは世界で初めてジントニックを生んだと言われており、ゴードンでつくるジントニックをG&Tともいいます。
変な雑味はなく、ジン特有のジュニパーベリーの風味がしっかりと感じられるため、カクテル初心者の方にもおすすめのジンです。