日本で生まれたスタンダードカクテル「青い珊瑚礁」というジンベースのカクテルがあります。
味がおいしいだけではなく、見た目もあざやかで美しいカクテルです。
今回はこの「青い珊瑚礁」を実際につくりつつ、「由来、カクテル言葉、レシピ、つくり方、飲んだ感想、アルコール度数」を解説していきます。
目次
青い珊瑚礁とは?
「青い珊瑚礁」について、名前の由来とカクテル言葉を紹介します。
由来:南の海と白い波、珊瑚礁をイメージ
1950年、日本バーテンダー協会主催のコンクールで優勝したカクテルで、鹿野彦司さんという名古屋のバーテンダーが創作しました。
グリーンミントリキュールのあざやかな色合いを南の海に見立て、グラスの縁の砂糖は白い波、赤いマラスキーノチェリーは珊瑚礁をイメージしてつくられたカクテルです。
ちなみに英語に変換すると「ブルー・コーラル・リーフ(Blue Coral Reef)」という、これまたおしゃれな名前になります。
カクテル言葉:なし
カクテル言葉について、色々調べましたが、青い珊瑚礁にはカクテル言葉が存在しないようです。
青い珊瑚礁のレシピ
材料
- ジン40ml
- グリーンミントリキュール20ml
- マラスキーノチェリー1個
- グラニュー糖適量
- レモン(グラスをぬらすのに使用)
今回はグラニュー糖ではなく、上白糖をで代用しました。
青い珊瑚礁のつくり方
青い珊瑚礁のレシピがわかったところで、それではカクテルをつくっていきます。
1.下準備
グラスの縁をレモンでぬらします。
レモンでぬらした部分を砂糖につけていきます。
2.材料を注ぐ
シェカーにジンを40ml注ぎます。
グリーンミントリキュールを20ml注ぎます。
2.シェイクしてグラスに注ぐ。
シェイカーに氷を入れてシェイクし、砂糖をつけたカクテルグラスに勢いよく注ぎます。
3.完成
最後に、水で洗ったマラスキーノチェリーをグラスに沈めて完成です。
青い珊瑚礁を飲んだ感想
辛口のジンとハッカのようなミントの味わいで、爽やかな味わいに仕上がりました。
ミントリキュールの甘みとグラスの縁の砂糖の甘みもほどよく、すっきりとした味わいの中にもほのかに甘みがあります。
アルコール度数は強めなのでお酒が苦手な人はきついかもしれませんが、ミントのハッカの爽快感が好きな人にはたまらないカクテルに仕上がりました。
味わいだけでなく、透き通ったエメラルドグリーンの海のような見た目がきれいなカクテルです。
青い珊瑚礁のアルコール度数:約32%
アルコール度数を計算すると、約32%でした。
ジンとミントリキュールの2種類のみしか入っておらず、どちらもお酒なのでかなりアルコール度数は高めですね。
計算式はこちらです。
アルコール度数計算式
(40ml×37.5度)+(20ml×21度)= 1,500+420=1,920
1,920÷60=32.00
まとめ:青い珊瑚礁はエメラルドグリーンの海のような美しいカクテル!
「青い珊瑚礁」というカクテルの由来やカクテル言葉、実際につくって飲んだ感想などをお伝えしました。
「青い珊瑚礁」についてまとめます。
青い珊瑚礁のまとめ
- 英訳:ブルー・コーラル・リーフ(Blue Coral Reef)
- 由来:南の海と白い波、珊瑚礁をイメージ
- カクテル言葉:なし
- レシピ:ジン40ml、グリーンペパーミントリキュール20ml、マラスキーノチェリー1個、グラニュー糖適量、レモン
- つくり方:グラスのふちに砂糖をつけ、全ての材料をシェイクしてカクテルグラスに注ぎ、マラスキーノチェリーをグラスに沈める
- 飲んだ感想:ジンとミント由来のハッカの爽快感で、爽やかだが飲みごたえのあるカクテル
- こんな人におすすめ:お酒が強く、ミントのハッカの爽快感が好きな人
- アルコール度数:約32%
以上、ジンベースのカクテル「青い珊瑚礁」でした。
この記事が、カクテルを知りたい方の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。