今回は、ジンと薬草系のリキュールでつくる、かなりアルコール度数の高い「グリーンアラスカ」をつくります。
どんなカクテルなのか、由来やカクテルレシピ、飲んだ感想などを詳しく解説します。
目次
グリーンアラスカとは
カクテル名 | グリーンアラスカ |
カクテルタイプ | ショートカクテル |
技法 | シェイク |
テイスト | 中甘辛口 |
色 | 薄い緑 |
アルコール度数 | 約44度 |
材料 | ジン/シャルトリューズ ヴェール |
グリーンアラスカの由来は?
アラスカというカクテルがシャルトリューズ ジョーヌを使用するのに対し、グリーンアラスカはシャルトリューズ ヴェールという緑色のリキュールでつくるため、グリーンアラスカといいます。
アメリカではこのカクテルを別名「エメラルドアイル」と呼ぶそうです。
カクテル言葉:優雅で純粋な心の幼き者
カクテル言葉は「優雅で純粋な心の幼き者」という意味があり、1月2日の誕生日カクテルともいわれています。
このカクテルはアルコール度数がかなり強くパンチがあるので、どういう経緯でこの言葉がつけられたのかは謎ですね。
グリーンアラスカのレシピ
グリーンアラスカの材料とつくり方を紹介します。
グリーンアラスカの材料
材料
- ジン:45ml
- シャルトリューズ ヴェール:15ml
シャルトリューズ ヴェールという、アルコール度数が55度もあるフランスの薬草系のリキュールとジンでつくります。
レシピによってはジン40ml、シャルトリューズ ヴェール20mlでつくられる場合もあります。
シャルトリューズ ヴェールはその色合いから「シャルトリューズ グリーン」と呼ばれることもあります。
グリーンアラスカのつくり方
つくり方はシェイクするだけの、とてもシンプルなカクテルです。
バーテンダーによってはシェイクではなくステアでつくる方もいます。
手順
- 全ての材料をシェイカーに注ぐ。
- シェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
step
1材料を注ぐ
シェイカーにジンを45ml注ぎます。
シャルトリューズ ヴェールを15ml注ぎます。
step
2シェイクする
シェイカーに氷を入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぎます。
step
3完成
薄い緑の色合いのカクテル、「グリーンアラスカ」の完成です。
グリーンアラスカをレビュー
飲んだ感想
シャルトリューズ特有の、薬草や香草系の香味がしっかりと感じられます。
アルコールのパンチは かなり強めですが、ジンを使用しているため、飲み口はスッキリとしています。
薬草系のクセのあるアルコールが強いお酒が好きな人にピッタリです。
実際に飲んでみましたが、思ったよりも飲みやすいです。ただ、飲んだ後はすぐに酔いが回ってくるので、お酒が強い方以外はやめておいた方がいいです。
アルコール度数:約44度
アルコール度数
- 45ml:40度
- 15ml:55度
上記レシピの場合、下記計算式で、アルコール度数はおよそ44度となります。
(45ml×40度+15ml×55度)÷60ml=43.75
数あるカクテルの中でもトップレベルにアルコール度数が強いカクテルです。
アルコール度数の計算方法を知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
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アルコール度数計算式!カクテルのアルコール度数は計算できるって知っていた?
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こんな人におすすめ
アルコール度数は約44度と、カクテルの中ではかなり度数が高いものになります。
薬草・ハーブ系のお酒が好きな方や、早く酔いたい方、辛口のカクテルが好きな方におすすめです。
今回使用した銘柄
今回使用した銘柄2つを紹介します。
ビーフィーター ジン 40度
クセが少なく柑橘のシトラス系のジンです。
世界中のバーテンダーも愛用し、リーズナブルで信頼性もある伝統的なドライジンです。
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【ビーフィーター ジン レビュー】ジン・カクテル初心者におすすめの定番銘柄!
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シャルトリューズ ヴェール
シャルトリューズはフランスの薬草系のリキュールで、おおまかにヴェール(グリーン)とジョーヌ(イエロー)の2種類あります。
今回使用したのはヴェール(グリーン)で、高いアルコール度数と薬草のような香味が特徴的です。