今回はジンベースのカクテル、ジンバックをつくります。
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ジンジャエールがおいしい、ジンの炭酸が入りロングカクテルの代表的なカクテルです。
ジンバックとはどんなカクテルなのか、由来・カクテル言葉・レシピ・つくり方・飲んだ感想などをお伝えします。
目次
ジンバックとは
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カクテル名 | ジンバック |
カクテルタイプ | ロングカクテル |
技法 | ビルド |
テイスト | 中甘辛口/辛口 |
色 | 茶色 |
アルコール度数 | 約10度 |
材料 | ジン/レモンorライム/ジンジャエール |
ジンバックの由来は?
バック(Buck)とは「雄鹿」という意味で、雄鹿のように足にキック力 のある飲み物だということで名づけられました。
お酒+レモンもしくはライム+ジンジャエールでつくるカクテルのほとんどが、最後に「バック」とつきます。
ジンバックの他にはラムバック、テキーラバックなどと呼ばれますが、ウォッカだけはウォッカバックではなくモスコミュールという名称に変わります。
他にも材料の組みあわせで呼び方が決まっているカクテルもあるので、気になる方はこちらの記事で解説しています。
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カクテルスタイル10種を解説!フィズ/コリンズ/クーラー/バックなどの違いや由来
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ジンバックのカクテル言葉:正しき心
ジンバックのカクテル言葉は「正しき心」。
友人と正面から向きあうときや迷っているときなどに、足で「キック」されるような衝撃で、勇気を与えてくれる。
そんな意味がこめられているのかも知れません。
ジンバックのレシピ
ジンバックの材料とつくり方を紹介します。
ジンバックの材料
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材料
- ジン:45ml
- レモンorライム:1/6個(スタンダードレシピは20mlほど)
- ジンジャエール:適量
スタンダードレシピはレモンもしくはライムジュースを20mlほど加えますが、今回私は1/6くし切りレモンをしぼってつくります。
ジンジャエールは甘口と辛口のがありますが、今回は辛口を使用しました。
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レモンとライム、どちらを使用するかはお好みで♪
ジンバックのつくり方:写真付きで解説
手順
- ジンとレモンをグラスに注ぐ。
- ステアする。
- ジンジャエールを注ぐ。
- ビルドする。
- 完成。
step
1材料を注ぐ
氷を入れたグラスに、ジンを45ml注ぎます。
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レモン1/6をしぼります。
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step
2ステアする
バースプーンで軽くステアし、ジンとレモン果汁を混ぜます。
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step
3ジンジャエールを注ぐ
グラスをジンジャエールで満たします。
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step
4ビルドする
バースプーンで軽く混ぜます。
混ぜすぎると炭酸が抜けてしまうので、1,2回氷を持ち上げるように上下するくらいで大丈夫です。
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step
5完成
仕上げにレモンを入れ、ジンとレモン、ジンジャエールでつくったカクテル、ジンバックの完成です。
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ジンバックをレビュー
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飲んだ感想
ジンとレモンの酸味、ジンジャエールの炭酸でさっぱりと爽やかなカクテルに仕上がりました。
ジンはボンベイサファイアを使用しており、華やかなボタニカルの風味が香りつつ、辛口ジンジャエールのスパイシー感が大人な味わいに。
お酒が苦手な方はジンの量を減らしてもいいかもしれません。
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辛いのが苦手な方は甘口のジンジャエールを使用すると甘味が加わり飲みやすくなります!
アルコール度数:約10度
アルコール度数
- ボンベイサファイア ジン 45ml:47度
- レモン3ml:0度
- ジンジャエール 160ml:0度
上記レシピの場合、下記計算式で、アルコール度数はおよそ10度となります。
(45ml×47度+3ml×0度+160ml×0度)÷208ml=10.16...度
アルコール度数の計算方法を知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
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アルコール度数計算式!カクテルのアルコール度数は計算できるって知っていた?
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こんな人におすすめ
ジンの炭酸が入りロングカクテルの代表的なカクテルです。
ジンとジンジャーエールが好きな方はもちろん、スッキリとした飲み口で爽快感のあるカクテルを飲みたいときにもいいですね。
ジンジャエールの種類(甘口・辛口)によっても味がまったく違うので、自分の好みでつくれます。
今回使用した銘柄
今回使用した銘柄2つを紹介します。
ジン:ボンベイサファイア
ボタニカル感がしっかりと感じられる、華やかなジンです。
実際に飲んだ感想はこちらで紹介しています。
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【ボンベイサファイア ジン レビュー】ボタニカルの風味がきわだつプレミアムジン!
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ジンジャエール:ウィルキンソン ジンジャエール辛口
ジンジャエールはウィルキンソンの辛口を使用しました。
本格的なバーでもよく使われる銘柄で、スパイシーで本格的な味わいを楽しめます。
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