フルーツ系のリキュールで、割り方によってフレーバーが変わるお酒です。
今回はサザンカンフォートを紹介します。
目次
サザンカンフォートの歴史
1860年代にニューオーリンズ市でバーテンダーをしていたヘロンが、彼が飲んだ樽詰めバーボンの味があまりよくなかったので、果実味と甘味を加えてなんとか美味しくしようとしたのが始まりです。
ヘロンは1889年にメンフィスに移り、そこで自分のバーをもち、この自家製リキュールを売っていました。
19世紀末には、セントルイス市に移り、このリキュールを瓶詰で販売するようになります。
アメリカの禁酒法時代、この酒は姿を消しますが、解禁された1934年2月、セントルイス市のフランシス・E・ファウラーとフィリップ・B・フークがブランド復活を企て、蒸留会社サザンカンフォート社を設立します。
製品を再発足させます。
アメリカ人の手になるアメリカンテイストのリキュールとして人気商品になりました。
1939年には、映画「風と共に去りぬ」で有名に。その映画のヒロインをイメージしたスカーレットオハラというカクテルが考案されました。
サザンカンフォートの原料・製法
サザンカンフォートは、糖蜜を蒸留した中性スピリッツがベースです。
ピーチが主体で、オレンジ・レモンや他にも多くのフルーツのエキスとフレーバーを配合しています。
それを6か月熟成させ、瓶詰めしてつくられます。
サザンカンフォートのおすすめの飲み方
- ロック
- コーラ
- クランベリージュース
- オレンジジュース
- ジンジャエール
- トニックウォーター
サザンカンフォートは、割り方によってフレーバーが変わるといわれています。
このリキュールにはスピリッツ・フルーツ・ハーブ・スパイスが絶妙なバランスで配合されており、それがフレーバーが変化する秘密です。
いろいろな飲み物で割って楽しめますね。
サザンカンフォートのカクテルレシピ
スカーレットオハラ
材料
- サザンカンフォート30ml
- クランベリージュース20ml
- ライムジュース10ml
つくり方
全ての材料をシェイカーに注ぎ、カクテルグラスに注ぐ。
カンフォートマンハッタン
材料
- サザンカンフォート45ml
- スイートベルモット15ml
- アンゴスチュラビターズ1dash
- マラスキーノチェリー1個
つくり方
- マラスキーノチェリー以外を氷を入れたミキシンググラスに注ぎ、ステア。
- カクテルグラスに注いで、マラスキーノチェリーを飾る。
シシリアンキッス
材料
- サザンカンフォート40ml
- アマレット20ml
つくり方
氷を入れたロックグラスに材料を注ぎ、ステア。
ジャックター
材料
- ラム(ロンリコ151)30ml
- サザンカンフォート25ml
- ライムジュース25ml
つくり方
全ての材料をシェイカーに注ぎ、シェイクしてロンググラスに注ぐ。
サザンピーチ
材料
- サザンカンフォート30ml
- ピーチリキュール30ml
- トニックウォーター適量
つくり方
- 氷を入れたロンググラスにサザンカンフォート、ピーチリキュールを注いでステア。
- トニックウォーターを注いでビルド。
レットバトラー
材料
- サザンカンフォート20ml
- オレンジキュラソー20ml
- ライムジュース10ml
- レモンジュース10ml
つくり方
全ての材料をシェイカーに注ぎ、シェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
サザンカンフォートは飲みやすくておすすめ
サザンカンフォートはアルコール度数が低めで、ジュースともよく合うのでお酒が苦手な方にもおすすめです。
是非試してみて下さい。