今回は、ジンの定番ロングカクテル、ジンリッキーをつくります。
クセがなく、さっぱりとした飲み口で人気が高く、食事にも合います。
ジンリッキーとはどんなカクテルなのか、由来・レシピ・つくり方・飲んだ感想をお伝えします。
ジンリッキーとは
由来
ジンリッキーの由来は諸説あります。
1.カーネル・ジム・リッキー説
19世紀末、ワシントンD.Cのレストラン「シューメーカー」で考案されたそうです。
シューメーカーでこのカクテルを最初に飲んだお客の名前が「カーネル・ジム・リッキー(Colonel Jim Rickey)」で、その方にちなんでつけられました。
2.ジョー・リッキー説
米軍将校のジョー・リッキー(Joe Rickey)が好んで飲んでいたことから名づけられました。
一般的に言われているのはこの2つの説ですが、1のカーネル・ジム・リッキーの説が有力かと思われます。
リッキーとは
スピリッツ(蒸留酒)とライムもしくはレモンをしぼり、炭酸水で割って飲むスタイルのことを「リッキー」と言います。
ジンリッキー以外ではウォッカリッキーがよく飲まれています。
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ジンリッキーのレシピ
材料
- ジン45ml
- ライム1/2
- 炭酸水適量
レシピによってはライムを1/4や1/6使用することもありますが、ライム半個を使用するのが一般的です。
今回は標準のレシピ通りにつくっていきます。
1.材料を注ぐ。
ライムを半分にカットし、バースプーンの裏側でライムの表面を数回刺します。(※しぼる時に果汁が出やすくなる)
ライムを軽くしぼり、そのままグラスの底に落とします。(※強くしぼりすぎると、ライムのえぐみが出て嫌な苦味のあるカクテルになる)
ライムの上に氷を加え、ジンを45ml注ぎます。
2.ステア。
バースプーンでステアして混ぜます。
3.炭酸水を注ぐ。
氷に当たらないよう、直接液体に向けて炭酸水を注ぎます。
4.ビルド。
バースプーンで氷を下から上に持ち上げ、1,2回上下させて混ぜます。
5.完成。
ジンとライム、炭酸水のカクテル、ジンリッキーの完成です。
ジンリッキーを飲んだ感想
炭酸がシュワシュワと爽やかで、さっぱりとのどごしも最高のカクテルです。
甘味は入っていないので辛口ですが、あまりクセがないため食前酒として飲むのもいいですし、食事の際にも合います。
ライムの酸味が味を引き締めており、唐揚げなどの脂っこい食事でも口をリセットしてくれます。
個人的にも好きなカクテルで、のどが渇いているときや飲み疲れたときなど、リフレッシュするために飲んだりします。
ちなみに、完成したカクテルにマドラーを1本差して提供されることもあり、その場合は自分でライムをつつきながら味を調整します。
アルコール度数:約9度
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