今回は、ジンとオレンジでつくるシンプルな本格カクテル、「オレンジブロッサム」をつくりました。
どんなカクテルなのか、由来やカクテル言葉、カクテルレシピ、実際につくって飲んだ感想などを詳しく解説します。
レシピによって味わいが違いますが、今回はスタンダードな辛口ショートカクテルレシピでつくります。
目次
オレンジブロッサムとは
カクテル名 | オレンジブロッサム |
カクテルタイプ | ショートカクテル |
技法 | シェイク |
テイスト | 中甘辛口 |
色 | 黄色 |
アルコール度数 | 約27度 |
材料 | ジン/オレンジジュース |
オレンジブロッサムの由来は?
1920年代、禁酒法時代のアメリカではお酒は禁止されていたものの、隠れてお酒は飲まれていました。
ジンも飲まれていましたが品質は悪いものばかり。
臭いや味をごまかして、少しでもおいしく飲みたいということで、オレンジジュースで割って飲んでいたというのがオレンジブロッサムの始まりだと言われています。
オレンジブロッサムのカクテル言葉:感謝の気持ちを忘れない未来少女
オレンジブロッサムのカクテル言葉を調べると、「感謝の気持ちを忘れない未来少女」という言葉のようです。
「感謝の気持ちを忘れない」というところだけならわかりますが、未来少女というのは解釈が難しいですね。
ちなみに、オレンジブロッサムを直訳すると「オレンジの花」といい、オレンジの花言葉は「純粋」「花嫁の喜び」「愛らしさ」という意味があります。
海外の結婚式で食前酒として飲まれることが多いカクテルでもあります。
オレンジブロッサムのレシピ
オレンジブロッサムの材料とつくり方を紹介します。
オレンジブロッサムの材料
今回はこちらの材料でつくっていきます。
材料
- ジン:40ml
- オレンジジュース:20ml
オレンジブロッサムのつくり方:写真付き解説
写真付きでつくり方の手順を解説します。
シェイクするだけのとてもシンプルなカクテルです。
手順
- 全ての材料をシェイカーに注ぐ。
- シェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
step
1材料を注ぐ
シェイカーにジンを45ml注ぎます。
オレンジジュースを20ml注ぎます。
step
2シェイク
シェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
step
3完成
オレンジブロッサムの完成です。
オレンジブロッサムのその他のレシピ
今回は上記のレシピでつくりましたが、他にもレシピがあるので紹介します。
・ジン:45ml
・オレンジジュース:15ml
・アンゴスチュラビターズ:1dash
全ての材料をシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
・ジン:45ml
・オレンジジュース:適量
氷を入れたロンググラスにジンとオレンジジュースを注いでステアする。
オレンジブロッサムをレビュー
オレンジブロッサムを飲んだ感想
ジン40mlと生のオレンジジュース20mlでつくりましたが、甘さはあまりなくかなりドライなカクテルに仕上がりました。
個人的にはシロップを5mlほど足すか、市販のパックのオレンジジュースなどを使用した方がおいしいと感じました。
ジンのパンチは強いので、ジンをより強く感じたい方にはおすすめです。
アルコール度数:約27度
アルコール度数
- ビーフィーター ジン 40ml:40度
- オレンジジュース 20ml:0度
上記レシピの場合、下記計算式で、アルコール度数はおよそ26度となります。
(40ml×40度+20ml×0度)÷60ml=26.6.......
今回のレシピでは、かなりアルコール度数は強めなので、オレンジジュースを多めにするなど、お好みで調整するのがいいと思います。
アルコール度数の計算方法を知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
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今回使用した銘柄を紹介します。
使用した銘柄
ジン:ビーフィーター ジン 40度
クセが少なく柑橘のシトラス系のジンです。
世界中のバーテンダーも愛用し、リーズナブルで信頼性もある伝統的なドライジンです。
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