今回は、薬草系の香味とはちみつのような甘さのあるカクテル「アラスカ」をつくります。
どんなカクテルなのか、由来やカクテル言葉、カクテルレシピ、実際につくって飲んだ感想などを詳しく解説します。
目次
アラスカとは
カクテル名 | アラスカ |
カクテルタイプ | ショートカクテル |
技法 | シェイク |
テイスト | 甘口 |
色 | 透き通った黄金色 |
アルコール度数 | 約40度 |
材料 | ジン/シャルトリューズ ジョーヌ |
アラスカの由来は?
名前の由来は不明ですが、1920年代にアメリカで修行中のハリー・クラドック氏が考案したという説があります。
ハリー・クラドック氏は1930年に『サヴォイ・カクテルブック』を刊行している世界的に有名なバーテンダーです。
アラスカのカクテル言葉は「偽りなき心」
アラスカのカクテル言葉は偽りなき心。
ジンとシャルトリューズ ジョーヌでつくったこのカクテルは、透き通った黄金色です。
ウソも見透かされるようなキレイな色合いで、隠しごとはない。といってくれているような気がします。
アラスカのレシピ
アラスカの材料とつくり方を紹介します。
アラスカの材料
材料
- ジン:45ml
- シャルトリューズ ジョーヌ(イエロー):15ml
アラスカのつくり方:写真付きで解説
つくり方はシェイクするだけの、とてもシンプルなカクテルです。
手順
- 全ての材料をシェイカーに注ぐ。
- シェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
step
1材料を注ぐ
シェイカーにジンを45ml注ぎます。
シャルトリューズ ジョーヌを15ml注ぎます。
step
2シェイクする
シェイカーに氷を入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぎます。
step
3完成
透き通った黄金色のカクテル、「アラスカ」の完成です。
アラスカをレビュー
飲んだ感想
シャルトリューズ ジョーヌのはちみつのような甘みとジンのキリッとした味わいがほどよくあわさり、甘口ですがスッキリとした飲み口のカクテルになりました。
シャルトリューズの薬草・香草系の香味も加わり、少しクセがありますがハーブ系のお酒や薬酒が好きな方にはピッタリです。
甘口でアルコール度数はかなり高いので、寝酒にもおすすめです!
アルコール度数:約40度
アルコール度数
- 45ml:40度
- 15ml:43度
上記レシピの場合、下記計算式で、アルコール度数はおよそ40度となります。
(45ml×40度+15ml×43度)÷60ml=40度
アルコール度数はかなり高いので、お酒が弱い人は要注意です!
アルコール度数の計算方法を知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
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アルコール度数計算式!カクテルのアルコール度数は計算できるって知っていた?
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こんな人におすすめ
アラスカはシャルトリューズの味わいが特徴的なので、薬草系・ハーブ系のお酒が好きな方に特におすすめのカクテルです。
味わいは甘口でアルコール度数は約40度と高いので、アルコールが強いお酒が好きな方にはもちろん、寝る前のお酒としてもちょうどいいと思います。
今回使用した銘柄
今回使用した銘柄2つを紹介します。
ビーフィーター ジン 40度
クセが少なく柑橘のシトラス系のジンです。
世界中のバーテンダーも愛用し、リーズナブルで信頼性もある伝統的なドライジンです。
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【ビーフィーター ジン レビュー】ジン・カクテル初心者におすすめの定番銘柄!
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シャルトリューズ ジョーヌ
シャルトリューズはフランスの薬草系のリキュールで、おおまかにヴェール(グリーン)とジョーヌ(イエロー)の2種類あります。
今回使用したのはジョーヌ(イエロー)で、ハチミツのような甘い味わいと薬草のような香味が特徴的です。