スタンダードカクテルとして昔から現在まで飲み続けられているものはそう多くはありません。
「雪国」は、昔からずっと愛され続けているカクテルのひとつです。美味しいだけではなく、見た目も華やかで美しいこのカクテルを今回はつくっていきます。
雪国の由来
1958年、サントリーのカクテルコンペで優勝したカクテルで、山形のバーテンダー「井山計一」氏が考案しました。
由来は川端康成の小説『雪国』だと思っている方もいるようですが、井山氏がつくった川柳からきているようです。
このカクテルはスタンダードカクテルとして、現在も多くの方に愛されています。
この雪国の誕生秘話などは映画化されているので、興味ある方はこちらからどうぞ→http://yuki-guni.jp
雪国のレシピ
材料
- ウォッカ40ml
- コアントロー10ml
- ライムジュース10ml
- グラニュー糖少々
- ミントチェリー1個
ちなみにオリジナルのレシピはこちらです。
- ウォッカ2/3
- ホワイトキュラソー1/3
- ライムジュース(コーディアル)2tsp
- ミントチェリー1個
- 砂糖少々
昔は生のライムは高価で手に入りにくく、ライムコーディアルというシロップを使われることが多かったようです。
雪国のつくり方
1.下準備。
カクテルグラスのふちにライム果汁をつけます。
お皿のグラニュー糖をカクテルグラスのふちにつけます。
2.材料を注ぐ。
シェイカーにウォッカを40ml注ぎます。
コアントローを10ml注ぎます。
ライムジュースを10ml注ぎます。
3.シェイク。
シェイクしてカクテルグラスに注ぎます。
4.完成。
水で洗ったミントチェリーをグラスの底に沈めて完成です。
雪国を飲んだ感想
キリっと爽やかな味わいで、コアントローの甘みとライムの酸味がきいたボリューム感のあるカクテルに仕上がっています。
アルコール度数は強いですが、グラスのふちの砂糖が甘く口の中でカクテルと合わさって飲みやすいです。
材料はカミカゼというカクテルとほぼ同じですが、砂糖とミントチェリー、グラスが違うため全然違うカクテルになっています。
アルコール度数:約33度
似ているカクテル
カミカゼ
材料とつくり方はほぼ同じで、カクテルグラスに注ぐ・グラスに砂糖をつける・ミントチェリーを飾るところが違います。
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カミカゼ(神風)~ガツンとさわやかなウォッカカクテル~
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