フローズンカクテルのひとつ、フローズンダイキリをつくります。
お酒のシャーベットでひんやりと爽快感があるので、夏の暑い日に飲みたい1杯ですね。
目次
フローズンスタイルの誕生
1950年代以降、ミキサーがつくられたことによって、フローズンカクテルがうまれました。
フローズンダイキリは、フローズンスタイルの中でも先駆けとなったカクテルで、そこから色々なフローズンカクテルがうまれます。
文豪ヘミングウェイもこよなく愛したカクテルで、毎晩頼んでいたとか。
一度は本場キューバのフローズンダイキリを飲んでみたいものですね。
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フローズンダイキリのレシピ
材料
- ラム45ml
- マラスキーノリキュール5ml
- ライムジュース15ml
- シュガーシロップ5ml
フローズンダイキリのレシピは人によって様々です。
マラスキーノリキュールを入れなかったり、ホワイトキュラソーを5mlほど足すレシピでつくられることが多いですね。
今回はマラスキーノを足してつくってみました。
ヘミングウェイが愛飲していたレシピ
ヘミングウェイダイキリ、または別名パパダイキリとも呼ばれます。
ラムを2倍の量にし、グレープフルーツジュースを加え、砂糖は入れなかったようです。
ヘミングウェイは糖尿病だったらしいので、砂糖は入れずさっぱりとした味わいがよかったのでしょう。
正確な分量はわかりませんが、本場キューバの『ラ・フロリディータ』というバーがヘミングウェイの行きつけだったお店で有名なので、機会があれば行ってみるのもいいですね。
フローズンダイキリのつくり方
1.材料を注ぐ。
ミキサーにラムを45ml注ぎます。
マラスキーノを5ml注ぎます。
ライムジュース15ml注ぎます。
シュガーシロップ5ml注ぎます。
2.ミキサー。
クラッシュアイスを入れてミキサーのスイッチを入れます。
3.盛り付ける。
味見をして、調整したらグラスに盛り付けます。
4.完成。
ライムスライスとミントを飾り、完成です。
フローズンダイキリを飲んだ感想
ひんやりとした口当たりで、爽やかで美味しく仕上がりました。
マラスキーノリキュールを5ml加えましたが、それでもマラスキーノの独特な風味が強く感じたので、もう少し控えもしくはマラスキーノは入れなくてもいいかもしれません。
フローズンダイキリをつくる過程でグラスに注ぐ前に味見をしましたが、甘みが少なく氷も少なかったため、シロップやクラッシュアイスを足しました。
最終的な分量
- ラム45ml
- マラスキーノリキュール5ml
- ライムジュース15ml
- シュガーシロップ15ml
- クラッシュアイス(スプーン10杯分)
アルコール度数:約15度
※上記分量で50ml加水したと仮定した場合
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飲み方
フローズンカクテルを飲む方法は、
- ストローを挿して飲む
- スプーンですくう
- 口からがぶりつく
この3つがあります。一番楽なのは、スプーンですくう方法です。
フローズンカクテルをつくるポイント
1.クラッシュアイスの状態
今回使用したクラッシュアイスは、その場で削った氷を使いました。
実は、氷は砕いたり削ったりした後、冷凍庫で一晩寝かせることにより、硬度が増し温度も下がります。
その場で削った氷は温度が高く溶けやすいため、フローズンカクテルをつくる時は、前日にあらかじめクラッシュアイスを用意しておくといいです。
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2.材料の温度
カクテルづくりにおいて、お酒を常温の状態のまま使用するか、冷凍庫でキンキンに冷やした状態で使用するかによって、仕上がりは全く異なります。
当然温度が高ければ高いほど、カクテルをつくるときに使う氷が溶けやすくなるために、加水されて水っぽくなります。
今回使用したバカルディのラムは冷凍庫でキンキンに冷やしていました。
使用した銘柄
ラム:バカルディ
マラスキーノ:ルクサド マラスキーノ