今回は、B&Bというカクテルを紹介します。
ブランデーベースのこのカクテルは、度数が強くて甘い味わいで、寝る前に飲みたい一杯です。
B&Bの由来
このカクテルに使用するお酒「ベネディクティン」と「ブランデー」の頭文字をとって名付けられました。
ベネディクティンについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
-
世界最古の薬草・ハーブ系リキュール【ベネディクティン】徹底解説
続きを見る
B&Bのレシピ
材料
- ブランデー 1/2
- ベネディクティン 1/2
ブランデーとベネディクティンの分量は1:1。
まずは、プースカフェスタイルでつくっていきます。
B&Bのつくり方
1.材料を注ぐ。
ベネディクティンを、リキュールグラスもしくはショットグラスに注ぎます。
ベネディクティンと同量のブランデーをメジャーカップに注ぎ、ブランデーをゆっくりと、バースプーンに沿わせながら注ぐ。
(比重の違いでブランデーが浮きます)
2.完成。
見えるでしょうか?
下がベネディクティンで、ブランデーをその上に浮かせています。
このようなつくり方のカクテルを、プースカフェといいます。
ちなみに「B&B」は、このようにプースカフェスタイルでつくる場合と、氷を入れたロックグラスに注いでステアする場合の2パターンあります。
B&Bを飲んだ感想
ブランデーの芳醇な甘みが最初にきて、その後ベネディクティンの独特な甘みが押しよせてきます。
度数が強く甘い味わいで、飲むと一気に酔いが回り、ぐっすり寝れそうです。
アルコール度数:40度
プースカフェスタイルとロックスタイル飲み比べ
プースカフェスタイルとロックスタイルでB&Bをつくってみました。
プースカフェスタイルは最初にベネディクティンの濃厚な甘味がきて、その後でブランデーの芳醇な香りがきます。
ロックスタイルはベネディクティンとブランデーがしっかり混ざっているので、濃厚な甘みと芳醇な香りが一体となっています。液体が冷えているため、プースカフェよりも甘みと芳醇さは控えめです。(といってもしっかりあります。)
個人的には、ゆっくりと味わいながら飲むなら、より飲みやすいロックスタイルがおすすめです。
一気にガツンとお酒の香り、甘みを感じて酔いを回したい方にはプースカフェスタイルがおすすめです。テイスティンググラスがあれば、グラス内でスワリングし(回す)て混ぜて飲むのもいいと思います。
どのつくり方がいいかは人それぞれなので、お好みの飲み方で楽しんでください!!
今回使用した銘柄
ベネディクティン
ハーブや薬草系のリキュールで、養命酒のような味わいです。
ブランデー:レミーマルタンVSOP
人気のブランデーのひとつで、芳醇な味わいです。