サントリーの「ビーフィーター ピンクストロベリー」は、2019年7月23日に日本で発売され、今もなお売れ続けています。
そもそも、ビーフィーターってなに?という方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>【ビーフィーター ジン レビュー】ジン・カクテル初心者におすすめの定番銘柄!
この記事では、「ピンクストロベリーってどんなお酒?どんな味がするの?おいしいの?」と、興味はあるけどまだ飲んだことがない。
購入するのが不安だという方に、実際に飲んだ感想をお伝えします。
目次
ビーフィーター ピンクストロベリー製品概要
「ビーフィーター ピンクストロベリー」は、ビーフィーターが販売しているいちごフレーバーのジンです。
製品名 | ビーフィーター ピンクストロベリー |
品目 | リキュール |
アルコール度数 | 37度 |
容量 | 700ml |
原産国 | イギリス |
メーカー | サントリー |
ボタニカル | ジュニパーベリー/セビルオレンジピール/アーモンド/オリスの根/コリアンダーの種/アンジェリカの根/アンジェリカの種/リコリス/レモンピール |
希望小売価格 | 1,390(税別) |
ビーフィーター ピンクストロベリーってどんなお酒?特徴をわかりやすく解説
ピンクストロベリーは、その名の通りストロベリーフレーバーのお酒です。
公式サイトページのリンクはこちらです。
まずはこの「ビーフィーター ピンクスロトベリー」について、お酒に詳しくない方でもわかりやすく、どんなお酒なのか特徴を3つお伝えします。
①ジンとリキュールの間のお酒
ピンクストロベリーって「そもそもジンなの?リキュールなの?」と、いまいちわからない方のために、簡単に説明します。
ピンクストロベリーは、「ジンとリキュールの中間」だと覚えてください。
厳密にカテゴリー分けすると「リキュール」に分類されます。
とはいえ、ピンクストロベリーは一般的なリキュールとは全く異なるので要注意!
リキュールと言われると、甘くてアルコール度数が低い、果実系のカシスやピーチなどをイメージしますよね。
しかしながら、ピンクストロベリーのアルコール度数は37%で、甘さは控えめ。
通常のビーフィータージンと同じように、ジュニパーベリーなどのボタニカルを蒸留し、その後で天然のストロベリーリキュールをブレンドしているんです。
そのため、お酒が弱い方がリキュールと思って買ってしまうと、思ったのと違った。。。なんてことに。
実際にどんな味がするのかは、このあと詳しくレビューします。
②ピンク色のかわいいお酒
ピンクストロベリーの一番の特徴は、なんといってもお酒の色。
私の主観ですが、非常にきれいなピンク色で、濃いピンクではなく透き通った嫌みのないピンクです。
通常のジンは無色透明なのに対して、このピンクストロベリーは色があることで華がでます。
女性が好きな色でもあるので、飲んでおいしく、見て楽しく、拡散して嬉しいお酒ですね。
③フルーツやハーブと相性抜群
ピンクストロベリーは、いろんなフルーツやハーブと相性がいいため、フルーツカクテルやボタニカルカクテルをつくるのに最適です。
特に、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系や、いちごやラズベリーなどのベリー系のフルーツと相性がよく、ミントやバジル、ローズマリーなどのハーブともよくあいます。
「通常のジンだと、ジン感が強くなりすぎてしまう。」
「甘いリキュールだと、甘味が強くて飲み疲れてしまう。」
ピンクビーフィーターは、ジン感も甘味も控えめなので、フルーツやハーブなどが主役になります。
家で友達をよんで女子会をするときや、フルーツが好きな異性にカクテルを振るまうときに「ピンクストロベリー」を使うと盛り上がるかも。
ビーフィーター ピンクストロベリーをレビュー
ピンクストロベリーを実際に飲んだ感想をお伝えします。
ストレート
ストレートで飲んでみました。
▶︎色:透き通った薄いピンクで、外国特有の濃い着色料感はまったくなく、やさしい色合いをしています。
▶︎香り:お酒には見えませんがアルコール臭がきつく、香りを楽しむ感じではないですね。
▶︎味わい:
飲んでみるとなるほど、ストロベリーの風味はしっかりとあります。
同時にジンらしい、ジュニパーベリーの香りや、爽やかなシトラスの風味も感じられます。
▶︎総評:
ストロベリーの風味の奥に甘味がありますが、甘ったるくなく、さらりとした甘さです。
例えるなら、「上品な大人のかき氷(イチゴ味)」のような印象。
いい風に書いていますが、お酒の荒々しさが強すぎるので、ストレートで飲むお酒ではないですね。
ピンクトニック
ビーフィーターの公式ホームページで「ピンク・トニック」と称し、ジントニックをおすすめしていたのでつくってみました。
レシピ
材料:
- ピンクストロベリー30ml
- トニックウォーター120ml
- カットレモン
つくり方:
①氷を入れたグラスにピンクストロベリーを注ぐ。
②カットレモンをしぼる。
③トニックウォーターで満たす。
▶︎色:透き通った薄いピンク色。
▶︎香り:レモンを入れたのでシトラスの香りで爽やかな気分に。
▶︎味わい:
甘みがほどよく、スッキリと飲みやすいです。
ピンクストロベリーのストロベリーも嫌味がなく、ジントニックのいちご風味といった感じでとてもおいしい。
▶︎総評:
定番のジントニックでつくりましたが、とても飲みやすく、お酒が苦手な女性でも楽しめそうです。
分量をピンクストロベリー1:トニックウォーター4の割合でつくってますが、いちご風味が足りない方は1:3でもいいと思います。
ピンクグレープフルーツトニック
レシピ
材料:
- ピンクストロベリー30ml
- トニックウォーター120ml
- カットピンクグレープフルーツ
つくり方:
①氷を入れたグラスにピンクストロベリーを注ぐ。
②カットピンクグレープフルーツをしぼる。
③トニックウォーターで満たし、お好みでローズマリーを飾る。
▶︎色:透き通った薄いピンク色。
▶︎香り:ローズマリーを飾ることで、ハーブらしいフレッシュな香りで落ち着きます。
▶︎味わい:
ピンクグレープフルーツをしぼることでみずみずしい果実感が増し、トニックのしゅわしゅわとあわさることで、フルーティーでさっぱりとした味わいに。
▶︎総評:
ストレートで感じたピンクストロベリーのお酒臭はなく、いちごと柑橘系のおいしいロングカクテルに仕上がりました。
それだけだとちょっと物足りないと思ったら、お好みのハーブを飾るのがおすすめ。ハーブとの相性も抜群です!
ピンクホワイトレディ
公式サイトでは、ピンクストロベリーとビーフィータージン40度、レモンジュースと梅シロップの材料を紹介していますが、今回はシンプルに3種類の材料でつくりました。
ちなみに公式サイトのレシピはこちらです。
ビーフィーター ピンクストロベリー 20ml
ビーフィーター ジン40度 20ml
レモンジュース 10ml
プラム(梅)シロップ 10ml
出典元:ビーフィーター公式サイト
今回私はこのレシピでつくりました。
レシピ
材料:
- ビーフィーター ピンクストロベリー40ml
- コアントロー10ml
- レモンジュース15ml
つくり方:
①全ての材料をシェイクし、カクテルグラスに注ぐ
▶︎色:白がかった薄いピンク色。
▶︎香り:コアントローとレモンの柑橘の香りが爽やか。
▶︎味わい:
甘味と酸味がほどよく、お酒感もあるため飲みごたえはしっかりあります。
また、飲んだ後にピンクストロベリーのいちごの風味がふわっと奥から感じておいしい味わいに仕上がりました。
▶︎総評:
ホワイトレディというスタンダードカクテルにしてつくりましたが、お酒感がありつつピンクビーフィーターのいちご味も楽しめるおいしいカクテルです。
ピンクビーフィーター自体に甘味があるので、コアントローは10mlくらいと少なめにするか、ビーフィータージン40度を少し足すのがおすすめ。
ストレートで感じたいちごのかき氷感は全くなく、とてもおいしいです。
ビーフィーター ピンクストロベリーはまずい?
Googleで「ビーフィーター ピンクストロベリー」で検索すると、キーワード候補に「まずい」というキーワードが出てきます。
このことに関して、人それぞれ感じ方が違うのでそれはそれでいいと思います。
本当にまずいのかな?と不安に思う方に私の意見を言わせていただくと、ストレートやロックで飲むと「まずい」です。
しかし、カクテルとしてソーダやトニックウォーターなどの割材で割ったり、フルーツやハーブと合わせることで、「まずい」→「おいしい」に変わります。
結局、お酒というのは飲み方次第で味わいがかなり変わります。
ピンクストロベリーを買おうか迷っている方の参考になればと思います。
ビーフィーター ピンクストロベリーはこんな方におすすめ
ピンクストロベリーは、ジンとリキュールの中間くらいのお酒なので、普通のジンだとお酒感が強すぎて苦手。リキュールだと甘すぎて苦手。という方におすすめ。
また、色がかわいくてフルーツやハーブとも相性がいいので、女子会で友達とわいわい遊ぶ時や、気になっている女の子を家に呼ぶときなんかにも最適です。
値段も1,400円〜1,600円くらいで販売されているのでリーズナブル。お財布にもやさしいお酒ですね。
こんな人におすすめ
- 普通のジンだとお酒感が強すぎると感じる。
- リキュールだと甘すぎると感じる。
- フレーバーのついたジンに興味がある。
- 女子会でお酒を飲む。
- 気になる異性を家に呼ぶ。
ビーフィーター ピンクストロベリー「レビュー まとめ」
ビーフィーター ピンクストロベリーの特徴や飲んだ感想、ピンクストロベリーにおすすめな方を紹介しました。
ここまでの内容をまとめます。
ピンクストロベリーまとめ
ピンクストロベリーの特徴:
- ジンとリキュールの間のお酒
- ピンク色のかわいいお酒
- フルーツやハーブと相性抜群
レビュー:
- ストレート:上品な大人のかき氷
- ピンクトニック:甘みがほどよくスッキリと飲みやすい
- ピンクグレープトニック:グレープフルーツの果実感とトニックのしゅわしゅわがベストマッチ
- ピンクホワイトレディ:お酒感がありつつピンクビーフィーターのいちご味も楽しめる
ピンクストロベリーはまずい?:
- ストレートやロックで飲むとまずい
- カクテルにするとおいしい
ピンクストロベリーはこんな方におすすめ:
- 普通のジンだとお酒感が強すぎると感じる
- リキュールだと甘すぎると感じる
- フレーバーのついたジンに興味がある
- 女子会でお酒を飲む
- 気になる異性を家に呼ぶ
以上、ビーフィーター ピンクストロベリーでした。
ピンクストロベリーってどんなお酒なんだろう?という方の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。