ウィスキーベースの人気カクテルと言えば、ハイボールをイメージする人がほとんどだと思います。
ハイボール以外にもおいしいウィスキーカクテルはたくさんありますが、そのなかでも世界中で特に人気の「ウィスキーサワー」をつくります。
どんなカクテルなのか、由来やカクテル言葉、カクテルレシピ、実際につくって飲んだ感想などを詳しく解説します。
目次
ウィスキーサワーとは
カクテル名 | ウィスキーカクテル |
カクテルタイプ | ロングorショートカクテル |
技法 | シェイク |
テイスト | 中甘口 |
色 | 黄色 |
アルコール度数 | 約32度 |
材料 | ウィスキー/レモンジュース/シュガーシロップ/(卵白) |
ウィスキーサワーの由来
『サワー』とは、スピリッツなどのお酒に、砂糖、酸味を加えたカクテルのスタイルです。
このカクテルは、ウィスキーを主体とし、レモンの酸味とシロップの甘みを加えてつくったため、ウィスキーサワーと名づけられました。
通常卵白を入れないですが、パンチが強いため、卵白を入れてよりまろやかに仕上げることも場合もあります。
ウィスキーサワーのカクテル言葉:堅実
ウィスキーサワーのカクテル言葉は「堅実」です。
硬派で紳士的な意味ですね。
ウィスキーサワーのレシピ
ウィスキーサワーをつくるときの材料の分量と、実際につくる手順を紹介します。
ウィスキーサワーの材料
材料
- ウィスキー:50ml
- レモンジュース:20ml
- シュガーシロップ:10ml
- 卵白:1個分
卵白を入れるウィスキーサワーと、入れないウィスキーサワーがあります。
まずは卵白を加えたウィスキーサワーをつくります。
ちなみにウィスキーサワーに使われるウィスキーは、バーボンウィスキーを使用することが多いです。
ウィスキーサワーの作成動画
ウィスキーサワーをつくりました。
ウィスキーサワーのつくり方:写真付き解説
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1材料を注ぐ
バーボンウィスキーを50ml注ぎます。(今回はボストンシェイカーでつくります。)
レモンジュースを20ml注ぎます。
シュガーシロップを10ml注ぎます。
卵白1個分を加えます。
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2シェイク
まずは、氷を入れずに液体だけでシェイクします。(卵白が入っているので、泡立ちがよくなり混ざりやすくなります。)
続いて氷を入れてシェイクし、茶こしで濾しながらカクテルグラスに注ぎます。
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3仕上げ
見栄えをよくなるということとビターズの風味を足すために、アンゴスチュラビターズを3滴垂らします。
先端の細い針のようなもので、表面をなぞります。
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4完成
ウィスキーサワーをレビュー
飲んだ感想
なめらかな口当たりとウィスキーのコク、レモンの酸味、シロップの甘みがほどよくあわさりおいしいカクテルに仕上がりました。
卵白が入ることで、よりまろやかざ味わいになりアルコール感も和らいでいます。
アルコール度数:約25度
アルコール度数
- ワイルドターキー 50ml:40度
- レモンジュース 20ml:0度
- シュガーシロップ 10ml:0度
上記レシピの場合、下記計算式で、アルコール度数はおよそ25度となります。
(50ml×40度+20ml×0度+10ml×0度)÷80ml=25
アルコール度数は強いので、お酒が弱い方は飲みすぎないようにしましょう。
アルコール度数の計算方法を知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
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アルコール度数計算式!カクテルのアルコール度数は計算できるって知っていた?
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卵白なしのウィスキーサワー
卵白を入れないウィスキーサワーをつくりました。
卵白無しのウィスキーサワーのレシピ
材料
- ウィスキー:50ml
- レモンジュース:20ml
- シュガーシロップ:10ml
- マラスキーノチェリー:1個
卵白入りと無しのウィスキーサワーの違い
卵白を入れないウィスキーサワーはロックグラスで仕上げました。
卵白を入れた方に比べると、お酒感はガツンと、酸味と甘みが感じられ、飲みこだえがあります。
お酒感がある方がいい人は卵白無しのこちらのウィスキーサワーが合うかと思います。
今回使用した銘柄
今回使用した銘柄を紹介します。
ワイルドターキー スタンダード
バーボンウィスキーの定番の人気銘柄です。
強いパンチがあり、コシがしっかりしています。
ジムビーム
居酒屋やコンビニでもよく見かける定番のバーボンウィスキー。
リーズナブルでコスパ最高です。