テキーラの代表的なスタンダードカクテル「マルガリータ」。
世界中で人気のあるこのカクテルは、つくる人によって色々なアレンジをされていますが、今回は代表的なスタンダードレシピで作成しました。
どんなカクテルなのか、由来やカクテル言葉、つくり方などを解説します。
今回はテキーラベースのショートカクテル「マルガリータ」を紹介します!
目次
マルガリータとは
カクテル名 | マルガリータ |
カクテルタイプ | ショートカクテル |
技法 | シェイク |
テイスト | 中甘辛口 |
色 | 白色 |
アルコール度数 | 約30度 |
材料 | テキーラ/ホワイトキュラソー/ライムジュース/塩 |
マルガリータの由来は?
マルガリータの由来は諸説あり、その中の2つを紹介します。
誕生説
- 狩猟中に流れ弾にあたって亡くなった恋人「マルガリータ」が由来
- メキシコのアカプルコでコアントローが好きだった女性「マーガレット・セイムズ」が考案
1.狩猟中に流れ弾にあたって亡くなった恋人「マルガリータ」
1949年のカクテルコンテストで入賞した作品で、ロサンゼルスのレストラン「テール・オ・コック」のバーテンダー「ジャン・デュレッサー」氏が考案したという説。
マルガリータとは彼の若き日の恋人の名前で、彼女は狩猟中に流れ弾にあたり亡くなりました。
そんな彼女を偲んで(しのんで)つくられたカクテルだとか。
コアントローが好きだった女性「マーガレット・セイムズ」が考案
1948年、メキシコのアカプルコで生まれたという説。
「マーガレット・セイムズ」という女性がメキシコでクリスマスパーティーを開いた。その席で地元のテキーラとライム、彼女が好きだったコアントローをまぜて、塩を盛ったカクテルをつくったのがはじまりだとか。
マーガレット(英語) =マルガリータ(スペイン語)
マルガリータのカクテル言葉:無言の愛・悲恋
カクテル言葉は「無言の愛」と「悲恋」の2つが一般的にあげられています。
つくった方の亡き恋人への想いが感じられる、切ないですが深い愛が感じられるロマンチックな言葉ですね。
マルガリータのレシピ
マルガリータの材料と分量、つくり方を紹介します。
マルガリータの材料
材料
- テキーラ:30ml
- ホワイトキュラソー:15ml
- ライムジュース:15ml
- 塩:適量
このレシピは一般的なオーソドックスな分量です。
人によってテキーラを多めに入れたり、甘みと酸味を調整するためにホワイトキュラソーとレモンジュースの分量をそのときどきで変えられることもあります。
ライムではなくレモンを使う方もいたり、自分好みにアレンジしてもいいですね。
「テキーラ×ライム×塩」をショットで一気に飲むのが一般的なことから、個人的にはライムの方が相性がいいと思います。
マルガリータのつくり方:Youtube動画
マルガリータの作成動画です。
動画はまだまだ少ないですが、これから投稿していこうと思っているので、チャンネル登録していただけるとうれしいです。
マルガリータをレビュー
マルガリータを飲んだ感想
テキーラの独特な味とライムの酸味、ホワイトキュラソーの甘みがあわさり、甘みのあるさっぱりとした味わいです。
塩と一緒に飲むことで甘みと旨味が引き立ち、より味わいに深みがましています。
「テキーラ✖️ライム✖️塩」はショットで一気飲みするときにも組み合わせられるくらい相性は抜群。
そこにホワイトキュラソーが加わっているので、より大人な味わいのカクテルに仕上がっています。
ショートカクテルで度数は強めですが、テキーラが好きな方や苦手な方にも一度試してもらいたいカクテルです。
世界中で人気のテキーラカクテルのひとつ。
アルコール度数:約30度
上記レシピの場合、下記計算式で、アルコール度数はおよそ30度となります。
(30ml×40度+15ml×40度+15ml×0度)÷60ml=30.0
アルコール度数が30度とかなり強いカクテルです!
アルコール度数の計算方法を知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
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アルコール度数計算式!カクテルのアルコール度数は計算できるって知っていた?
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使用した銘柄
今回使用した銘柄を紹介します。
テキーラ:サウザ ブルー
テキーラメーカーで有名なブランドである「サウザ」が出している、副原材料を一切使用していないブルーアガベ100%のテキーラです。
カクテルはもちろん、ストレートでもおいしい1本。
ホワイトキュラソー:コアントロー
ホワイトキュラソーは、オレンジからつくられたリキュールです。
その中でも一番有名なのがコアントローという銘柄。
アルコール度数は40度とかなり強いですが、カクテルをつくるなら1本は持っておきたいボトルですね。