オールド トム ジンの代表銘柄である「ヘイマンズ オールド トム ジン」。
オールド トム ジンを飲んだことがない、ジン初心者という方へ、このジンがどんな味なのかを実際に飲みつつ紹介します。
- ジン選びで失敗したくない。
- このジンの味が気になる。
という方は必見です。
目次
ヘイマンズ オールド トム ジン:製品概要
「ヘイマンズ オールド トム ジン」は、イギリスのヘイマンズ社が販売している甘みのあるジンです。
英語ですが、公式HPはこちら→https://www.haymansgin.com/our-story/
製品名 | ヘイマンズ オールド トム ジン |
品目 | オールド トム ジン |
アルコール度数 | 41.4度 |
容量 | 700ml |
原産国 | イギリス |
メーカー | ヘイマンズ ディスティラリー社 |
ボタニカル | ジュニパーベリー/コリアンダー/ シナモン/ ナツメグ/ オレンジピール/ レモンピール/ アンジェリカ/ オリスルート/ カッシアバーク/リコリス |
希望小売価格 | 2,800円(税抜) |
ヘイマンズ オールド トム ジン:特徴
ヘイマンズ オールド トム ジンは、「ヘイマンズ」が社名で、「オールド トム ジン」というのが、ジンの種類の名前です。
ジンには大きく4種類あり、その中の1つ。
- ドライ ジン
- オールド トム ジン
- ジュネヴァ ジン
- シュタインヘーガー ジン
ヘイマンズ オールド トム ジンがどんなジンなのか、誰でも理解できるよう特徴を3つにまとめてお伝えします。
特徴3つ
- オールド トム ジン=甘みが添加されたジン
- 家族経営のヘイマンファミリー
- 10種類のボタニカルを使った伝統レシピ
オールド トム ジン=甘味が添加されたジン
オールド トム ジンは、通常のジンにおよそ1〜2%の糖分をくわえてつくられた甘口のジンのことです。
オールド トム ジンはヘイマンズ社以外でも製造されていますが、オールド トム ジンを製造する代表的な蒸留所が、ヘイマンズ蒸留所。
現代はドライ ジンが主流なので、つくられることはほとんどなくなり、飲まれることも少なくなりました。
家族経営のヘイマンファミリー
ヘイマンズ ディスティラリー社は、ビーフィーターの創業者でもあるジェームズ・バロー氏が1863年に設立しました。
1987年に一度売却されましたが、その後すぐに買い戻します。
現在はジェームズ・バロー氏のひ孫にあたるクリストファー・ヘイマン氏と息子のジェームズ氏、娘のミランダ氏のヘイマン家族で経営しています。
10種類のボタニカルを使った伝統レシピ
ヘイマンズ ディスティラリー社は、150年以上にわたって同じボタニカル、同じ製法でジンをつくり続けています。
ボタニカルの種類も厳選された10種類。
ジュニパーベリー/コリアンダー/ シナモン/ ナツメグ/ オレンジピール/ レモンピール/ アンジェリカ/ オリスルート/ カッシアバーク/リコリス
が使われており、オールド トム ジンは通常のドライ ジンの2倍の量のジュニパーベリーを使用してるとのことです。
ヘイマンズ オールド トム ジン:レビュー
ヘイマンズを実際に、オーソドックスなジンの飲み方5つでそれぞれ飲んで感想をお伝えします。
ジン定番の飲み方
- ストレート
- ロック
- 水割り
- ソーダ割り
- ジントニック
ストレート
ストレートで飲んでみます。
ジンの風味はしっかりとありつつ、添加された糖分の甘さもほどよく感じます。
甘ったるくはなく嫌みがないので飲みやすいですが、ストレートだとやはり舌に残る感じはあります。
ロック
氷を入れてロックで飲んでみます。
ストレートで飲んだときよりもスッキリとした味わいで飲みやすいです。
水割り
ジン1:水2.5くらいの割合で水割りにして飲んでみます。
一般的なドライジンと比較してもかなり甘い水割りです。
例えるなら、シュガーシロップを入れた水割りという感じで、甘い味が好きな人にいいかもしれません。
ソーダ割り
ジンソーダにして飲んでみます。
甘みが加わることで味に厚みが生まれ、さっぱりと爽やかなジンソーダではなく、味わい深い骨太なジンソーダという印象です。
通常のジンソーダだとドライ(辛口)すぎて飲みにくい人も、このジンソーダは飲みやすいと思います。
ジントニック
ジンの定番カクテル、ジントニックにして飲んでみます。
飲んだ印象は、炭酸で爽やかですが甘味もしっかりとあるジントニック。
ビーフィーターやボンベイサファイアに比べるとやはり甘味が強いですね。
甘すぎると感じたら、炭酸水で調整しましょう。
ヘイマンズ オールド トム ジン:おすすめカクテル
一般的なドライ ジンではなく、オールド トム ジンでつくるジンカクテルがあるので紹介します。
トムコリンズ
オールド トム ジンを使った定番カクテル「トムコリンズ」。
バーによく行く方は聞いたことがあると思いますが、はじめて聞く方が多いのではないでしょうか。
ジンフィズというカクテルのジンを、ドライ ジンではなくオールド トム ジンでつくるカクテルで、古くからあるクラシックカクテルのひとつです。
マルティネス
1862年に書かれたジェリー・トーマス氏のカクテルブックにのっているクラシックカクテルで、マティーニの原型ともいわれているカクテルです。
マティーニは、ドライ ジンとドライベルモットでつくりますが、このカクテルはオールド トム ジンとスイートベルモットでつくられる甘口の一杯。
マルティネスはいろんなバーテンダーがアレンジしており、たくさんのカクテルレシピが存在しています。
エマーソン
1913年、ジャック・ストローブ氏のカクテルブックにのっているクラシックカクテルで、マルティネスに似ているカクテルです。
エマーソンには、マルティネスのレシピにはないライムジュースが加えられます。
ヘイマンズ オールド トム ジン:こんな人におすすめ
ヘイマンズ オールド トム ジンがどんな人におすすめか、実際に飲んだ感想をもとにお伝えします。
ジン特有のジュニパーの香りはしっかりとありつつ、甘味が加わっているため、甘いお酒が好きな人におすすめのボトル。
クセは比較的少ないタイプのオールド トム ジンなので、ジンベースのカクテルづくりにも合わせやすいです。
また、一般的に飲まれるのはドライ ジンで、オールド トム ジンはほとんど飲まれないため、ちょっと変わったジンを飲んでみたい方にもいいと思います。
ヘイマンズ オールド トム ジン:ネットの口コミ・評判
ネットでの口コミ・評判をまとめました。
いい評価がほとんどで、悪い評価はほとんどありませんでした。
甘くて飲みやすいという意見が多く、その甘さが苦手な方がわずかに低評価をつけていた印象です。
購入時の参考にしてもらえればと思います。
ヘイマンズ オールド トム ジン:まとめ
ヘイマンズ オールド トム ジンの特徴や飲んだ感想、おすすめカクテル、こんな人におすすめ、ネットの口コミなどを紹介しました。
甘くて飲みやすいので、ジンが苦手な方やジン初心者の方にもおすすめです。
この記事を読んで、
ヘイマンズ オールド トム ジンがどんなジンなのかわかった!
購入の参考になった!
という方がいらっしゃれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。