今回はブールヴァルディエというカクテルをつくります。ネグローニのカクテルのベースをジンからバーボンに代えた版で、日本ではあまり知られてませんが、海外では人気です。
ブールヴァルディエの由来
このカクテルは、100年以上前から存在するクラシックカクテルで、フランスで生まれたと言われています。
ブールヴァルディエとは「伊達男」という意味で、世界のカクテルランキングで上位にも入っている大人気カクテルです。
日本人は強いお酒をあまり好まない傾向にありますが、海外ではこの強くて力強い味わいが昔から支持されています。
伊達男・・・人目を惹く、男らしくておしゃれな男性のこと。
ブールヴァルディエのレシピ
材料
- バーボンorライウィスキー20ml
- カンパリ20ml
- スイートベルモット20ml
※今回、バーボンウィスキーではなくライウィスキーを使用しています。
ライウィスキーはライ麦を使用しているので、バーボンウィスキーよりも辛口です。
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ブールヴァルディエのつくり方
1.材料を注ぐ。
氷を入れたロックグラスに、ウィスキー20ml注ぎます。
カンパリ20ml注ぎます。
スイートベルモット20ml注ぎます。
2.ステア。
最初はゆっくり、徐々にスピードを上げてステアします。
3.完成。
レモンピールかオレンジピールを飾って完成です。
ブールヴァルディエを飲んだ感想
ネグローニよりも深みやコクが感じられます。
ネグローニはジンがベースなので、カンパリやスイートベルモットの薬草系の味わいが強いです。
それに対してブールヴァルディエはウィスキーがベースなので、ネグローニよりも濃厚でコクがある印象です。
今回はライウィスキーを使用したので甘さ控えめでしたが、甘いカクテルが好きな方はバーボンウィスキーがおすすめです。
アルコール度数:約28度
今回使用した銘柄
ライウィスキー:オールドオーバーホルト
ライウィスキーの中でも定番の銘柄で、ライウィスキーらしいスパイシーな味わいです。
カンパリ
イタリアの大人気ハーブリキュールです。
スイートベルモット:チンザノ
ベルモットの代表的な銘柄です。