透き通ったきれいなブルーのボトルが印象的な「ボンベイサファイア」。
定番ジンのひとつで、なんとなく見たことがある方は多いのではないでしょうか?
高品質なジンとして、世界中のバーテンダーに愛されているジンで、初心者の方にもおすすめです。
この記事では、ボンベイサファイアってどんなジン?どんな味がするの?おすすめのカクテルは?どんな人におすすめ?
など、ボンベイサファイアのレビューを中心にどんなお酒なのかを解説します。
目次
ボンベイサファイア ジン:製品概要
「ボンベイサファイア」は、バカルディジャパンが販売しているプレミアムジンです。
製品名 | ボンベイサファイア |
品目 | ジン |
アルコール度数 | 47度 |
容量 | 750ml |
原産国 | イギリス |
メーカー | バカルディジャパン |
ボタニカル | ジュニパーベリー/リコリス/アンジェリカ/アーモンド/オリス/グレン・オブ・パラダイス/クベブベリー/コリアンダー/カシアバーク/レモンピール |
希望小売価格 | オープン価格 |
公式サイト | https://www.bombaysapphire.com/products/bombay-sapphire/ |
ボンベイサファイア ジンってどんなお酒?特徴をわかりやすく解説
ボンベイサファイアはバカルディ社が販売しているジンです。
ボンベイサファイアがどんなジンなのか、簡単に特徴を3つにまとめてお伝えします。
特徴3つ
- 1987年に誕生:日本はバブル景気
- プレミアムジンのパイオニア(先駆け)
- ヴェイパーインフュージョン製法
ボンベイサファイア誕生は1987年 :日本はバブル景気
ブルーの美しいボトルのボンベイサファイアが誕生したのは、1987年。
当時日本は昭和62年、バブル景気がはじまった頃です。
ボンベイサファイアの前身となるジンは1761年くらいにつくられ、その約200年後にいまのボンベイサファイアがつくられました。
プレミアムジンのパイオニア
現在はジンをつくるためにどんなボタニカルを使用しているのか、どんな製法なのかを世間に公表するのは珍しくないですが、1987年代当時は企業秘密とするのがあたり前でした。
そんな中、ボンベイサファイアは使用するボタニカルと製法を公表し、また、美しいブルーのボトルを採用して注目を集めます。
それによりジンの市場が盛り上がり、高品質なジンとして先駆け(さきがけ)の存在として知られるように。
ヴェイパーインフュージョン製法
通常、ジンはお酒にボタニカルを浸して風味を抽出しますが、ボンベイサファイアはお酒に浸すのではなく、蒸気を通して香りを抽出します。
お酒を浸すのではなく蒸気をとおして香りを抽出する方法を「ヴェイパーインフュージョン製法」といい、ボンベイサファイア独自の製法です。
その製法によって、ボタニカルの華やかな香りや繊細な味わいがあるジンとなっています。
ボンベイサファイア:外観
ボンベイサファイアの外観を観察してみます。
正面
透き通った青いボトルが美しいですね。
ボトルが青いので一見、ジンの色も青いのかと思ってしまいますが、ジンは無色透明です。
側面
横から見るとこんな感じです。
アップしてみると、ボンベイサファイアのボタニカル10種類が絵柄付きで記載されています。(反射しているため見づらくてすみません)
背面
後ろ側はこんな感じです。
ラベルにはボンベイサファイアの解説と、品目やアルコール度数47%、販売元などの記載があります。
キャップ
キャップは濃い青色をしており、スクリュータイプとなっているので簡単に開けられます。
ボンベイサファイアの「BOMBAY(ボンベイ)」と記載されていますね。
底面
底からボトルを見ても、きれいな透き通った青色が美しいですね。
かなり高いクオリティのボトルデザインとなっています。
ボンベイサファイア ジン:レビュー
ボンベイサファイアを実際に飲んでみます。
オーソドックスなジンの飲み方は5つあるので、それぞれ飲んで感想をお伝えしますね。
ジン定番の飲み方
- ストレート
- ロック
- 水割り
- ソーダ割り
- ジントニック
ストレート
まずはストレートで飲んでみます。
グラスに鼻を近づけると、きつめのアルコール臭とともにジンのボタニカルの香りも奥から香ります。
実際に飲んでみると、アルコール特有のピリピリとした辛みが舌を刺激し、その後で10種類のボタニカルが合わさった華やかな香味とスパイシーな後味が残る感じ。
アルコール度数は47%なのでやはり刺激が強く、ストレートはきついですね。
ロック
グラスに氷だけを入れて、その上からジンを注いで飲んでみます。
ストレートよりはやさしめですが、やはりかなりアルコール強めです。
お酒が強い方におすすめ。
ボンベイサファイア独特の花のような香りはしっかりあるので、ボンベイサファイアが好きな人はロックでもいいかもしれません。
個人的にはロックだときついですが、ライムをしぼると酸味が加わっておいしいです。
水割り
水割りで飲んでみました。
水でお酒感がうすまるため飲みやすいです。
飲んだ後にボンベイサファイアのボタニカルの香味は感じますが、個人的には水割りはあまり相性が良くないと感じました。
ソーダ割り
ボンベイサファイアのフローラルな香りが、炭酸にのって立ち昇ってきます。
甘味はないのでとてもスッキリ、爽快感がありつつジンの力強さを感じるおいしい飲み方です。
ジントニック
ボンベイサファイアとライム果汁の酸味は相性抜群。
そこにトニックの甘みと苦味が加わり、非常においしいジントニックです。
ジントニックの基本はライムを1/6切れをしぼりますが、ボンベイサファイアの場合は、1/3くらいのライム果汁を加えるのが個人的におすすめ。
ボンベイサファイアはボタニカルの香味が強いので、多めのライムで調整するイメージです。
ボンベイサファイア ジン:おすすめカクテル3選
ビーフィーターは単体として飲むよりも、カクテルとして飲みたいジンです。
特別な技術がなくても、ジンを買って簡単に楽しめるおすすめカクテルを3つ紹介します。
おすすめの飲み方
- ジンソニック
- ジンリッキー
- グレープフルーツジントニック
ジンソニック
ここで紹介するのは、ジントニックではなく「ジンソニック」というカクテルです。
ジン、ライム、トニックウォーター+ソーダ(炭酸水)でつくります。
トニックウォーターだけだと甘みが強すぎるため、ボンベイサファイアの香味をより感じられるように炭酸を加えるのがおすすめです。
ジンリッキー
ジンソーダ+ライムでつくるカクテルを「ジンリッキー」と言います。
甘みはいらない。辛口(ドライ)な味わいが好きな方におすすめの飲み方。
ジンソーダのスッキリとした飲み口にライムが加わり、爽やかかつ飲みごたえのある味わいとなります。
ジンライム
ロックグラスに氷を入れ、ボンベイサファイアを注いでライムをしぼるだけのシンプルなカクテル。
ボンベイサファイアが好きな方がよく好んで飲んでいる印象です。
ボンベイサファイアそのものの味わいに少しライムが加わることで飲みやすくなります。
ゆっくりと味わいながら飲みたいですね。
ボンベイサファイア ジン:こんな人におすすめ
ボンベイサファイアは、花のような華やかな香りと、植物やスパイスなど10種類が組み合わさった繊細な味わいのジンです。
好き嫌いがわかれるジンですが、ハーブやスパイスの香りが好き、ボタニカル製品をよく使用する方におすすめです。
世界中のバーテンダーも愛用するジンのため信頼性もあり、価格も1,600円〜2,000円ほどでリーズナブル。
高品質なジンですが価格はリーズナブルなので、ジン初心者にもおすすめ!
こんな人におすすめ
- ハーブやスパイスの香りが好き
- ボタニカル製品をよく使う
- ジン初心者
- カクテル初心者
「カクテル初心者向けのジンを探している」という方は、こちらの記事も読んでもらえると参考になると思います。
>>カクテル初心者におすすめのジン4選!ジンとは?選ぶポイントは?わかりやすく徹底解説
ボンベイサファイア ジン:まとめ
ボンベイサファイア ジンの特徴や外観、飲んだ感想やおすすめカクテルなどを紹介しました。
ここまでの解説をまとめます。
ボンベイサファイアまとめ
- 1987年に誕生:日本はバブル景気
- プレミアムジンのパイオニア(先駆け)
- ヴェイパーインフュージョン製法
- ストレート:アルコールの刺激がつよい。
- ロック:ロックだときついが、ライムをしぼるとおいしい。
- 水割り:あまり相性はよくないと感じた。
- ソーダ割り:甘味はなくスッキリ、爽快感がありつつジンの力強さを感じるおいしい飲み方。
- ジントニック:ライムの酸味とトニックの甘み、爽快感がとてもおいしい。
- ジンソニック
- ジンリッキー
- ジンライム
- ハーブやスパイスの香りが好き
- ボタニカル製品をよく使う
- ジン初心者
- カクテル初心者
この記事を読んで、
ボンベイサフィアがどんなジンなのか少しわかった!
ボンベイサファイアを飲んでみたい!
と、少しでもボンベイサファイアに興味を持ってもらえたり、ボンベイサファイアを買おうか迷っている方の手助けができれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。