バーではよく飲まれているカクテルですが、バーに行かない方はあまり知らないと思います。
ラムのさっぱり爽やかなロングドリンクのひとつで、バーに行ったとき「なにかさっぱりしたカクテル飲みたいです」というと、ソルクバーノが出てくることが多いです。
それくらい大人気のカクテル、ソルクバーノをつくっていきます。
目次
ソルクバーノの由来
ソルクバーノは、「キューバの太陽」という意味です。
神戸のバーテンダー木村義久氏が考案しました。
さっぱりと爽やかなカクテルで日本では大人気ですが、実は海外ではあまり知られていないようです。
日本人がつくったスタンダードカクテルでは代表的な、誰でも飲みやすいカクテルです。
ソルクバーノのレシピ
材料
- ラム40ml
- グレープフルーツジュース40ml
- トニックウォーター適量
ラムとグレープフルーツは1:1の割合でつくられることが多いですが、考案者のオリジナルのレシピはラム45ml、グレープフルーツジュース60ml、トニックウォーター60mlです。
お酒が苦手な方はラムを減らすなどして調整するといいと思います。
ソルクバーノのつくり方
1.グレープフルーツを搾る
グレープフルーツを半分にカットし、真ん中の房(白い部分)をとっておきます。(しぼったときにえぐみが出にくくなる)
大きめのスクイザーで、果汁をしぼります。(あらかじめ果肉を包丁で刺しておくと、果汁が出やすくなる)
※力強く最後まで果汁をしぼりだそうとすると、皮からえぐみがでてくるので要注意!
小さい種もあるので、茶こしであらかじめ濾しておきます。(グレープフルーツの果肉が好きな方は、果肉もすくって入れちゃいましょう)
2.材料を注ぐ。
氷を入れたロンググラスにラムを40ml注ぎます。
グレープフルーツジュースを注ぐ画像。
3.ステアする。
混ぜて冷やします。
4.トニックウォーター注ぐ。
トニックウォーターでグラスを満たします。
5.ビルド。
バースプーンで軽く混ぜます。
6.完成。
仕上げにグレープフルーツスライスとミントを飾りました。
ソルクバーノを飲んだ感想
ラムとグレープフルーツの相性は抜群で、トニックウォーターが加わることで爽やかなロングカクテルに仕上がりました。
さっぱりとした味わい、炭酸のシュワシュワ感が好きな方におすすめです。
グレープフルーツを生の果汁にするか、市販のジュースにするか、またグレープフルーツの種類をホワイトかルビーのどちらを使うかでも味わいは変わってきます。
もちろん生の果汁の方が雑味がなく、みずみずしいので美味しいです。
ルビーは甘みが少し強いので、よりさっぱりとした味わい⇒ホワイト/甘みがある味わい⇒ルビーです。
お酒があまり強くない方は、グレープフルーツとトニックウォーターを多め入れてつくると、より飲みやすくなります。
アルコール度数:約10度
今回使用した材料
バカルディのホワイトラムはそこまで強いクセがないので、カクテルづくりにはおすすめです。
トニックウォーターは、スーパーで買おうと思っても置いてあるところが少ないことがあります。
通販で購入すれば、送料無料でまとめて買えます。