こんばんは!
「自宅でよくお酒を飲むけど、いつもワンパターンになってしまう」
「ちょっと変わったお酒を飲んでみたい」
「ホームパーティーでお客さんを喜ばせたい」
このような方々におすすめなのが、インフュージョンです。
何年か前からすでに流行ってはいますが、「インフュージョン」という言葉はあまり聞きなれないと思います。
簡単に言うと、漬け込み酒です!!
インフュージョンという言葉自体、なんか難しそうなイメージですが、結構なじみ深い人は多いのでは。
田舎のおばあちゃんが、自分で育てた梅を、ウィスキーやブランデー、焼酎などに漬け込んでいる梅酒を飲ませてもらったことはありませんか??
これもインフュージョンです!!
私たちに身近な梅酒以外にも、いろいろな素材を使って作ることができます。
一般的には、「ハーブやスパイス」「レモン、ライムなどフルーツ」がよく使われています。
他にも、バーでは「生姜を漬け込んだウォッカ」を作っていることが多いです。
海外では発想がぶっ飛んでおり、風船ガムやベーコンを使用していたりします!!(興味のある方は是非チャレンジを。)
ちなみにインフュージョンとは、ミクロジーカクテルの技法のひとつになります。
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まるで科学実験!【ミクソロジーカクテル】とは?徹底解説
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今回は、このように無限の可能性を秘めたインフュージョンについて、実際に作ってみた感想も交えながら掘り下げていきたいと思います。
インフューズとは
酒類に香りをつける方法のひとつ。
ハーブやコーヒー豆など、素材の香りを酒類に移すことをインフューズ、移したものをインフュージョンといいます。
インフューズの方法
ここでは、誰でもできる簡単な方法をお伝えします。
用意するもの(お酒を750ml使う場合)
- 1000mlリットルの密閉容器
- スピリッツ750ml
- 好きな材料
- 目の細かい濾し器
- コーヒーフィルター(布巾でも可)
step
1
材料はよく洗うこと。
使う酒の量によって、密閉容器の容量を変える。
step
2
step
3
すべて注ぎ終えたら、瓶を軽く数回振る。
このとき不純物が入っていないか確認し、日光が当たらない場所で保管する。
step
4
毎日容器の中の状態を確認し、軽く振ってフレーバーを行き渡らせる。
できれば1日ごとに味見をして記録する。
step
5
好みの味になったら、濾し器を使って清潔な瓶へ移す。
コーヒーフィルターを使ってもう一度濾したら完成。(清潔な布巾でも可)
インフューズのポイント
- インフューズするときは密閉容器を用い、スピリッツはしっかり濾すこと。→ 空気、熱、大きなカスによって風味が変わるため。
- 冷蔵保存でより長持ちする。
- アルコール度数が高いほど材料のフレーバーを引き出せる。
- 最初はクセが少ないウォッカを選択するのが無難。→ クセがないため、素材そのもののフレーバーを引き出しやすい。
ココがポイント
最初は気負いすぎずに、遊び感覚で取り掛かる。目分量とかでもいいので、楽しんで作るのが一番。
インフューズ実践
コーヒー豆のウォッカ
用意したもの
- スミノフウォッカ750ml
- コーヒー屋さんで買った豆150g
感想
コーヒー豆の風味がウォッカにうまく移り、コーヒーフレーバードウォッカの完成です!
これにシロップを加えるだけで、ウォッカ+カルアでつくるブラックルシアンにも似ています。
こちらは自分で甘さを調節できるので、甘すぎないブラックルシアンをつくることも可能です。
牛乳とシロップで割ると、アルコール入りコーヒー牛乳になり、美味しく飲めました!
今回のインフュージョンは成功でした!
是非、みなさんも試してみては...!?