フランスのパリでつくられている香りが豊かなプレミアムジン「ディスティレリ・ド・パリ」について紹介します。
パリでつくられるジンというだけあって、飲む香水と呼ばれるほど香りが高く質のいいジンです。
個人的にも大好きなジンで、このジンについての紹介と、飲んだ感想などをお伝えします。
ディスティレリ・ド・パリ
ディスティレリ・ド・パリは、二コラ・ジュレ氏が設立したパリにある蒸留所でつくられるクラフトジンです。
「飲める香水」と呼ばれるくらい香りが高く、エキゾチックな味わいの高品質ジンとなっています。
ディスティレリ・ド・パリの特徴①フレッシュな素材にこだわっている
乾燥した材料ではなく、なるべく生のフレッシュな素材を使うことにこだわっています。
乾燥した材料よりもフレッシュな素材は高価ですが、それが高品質なジンを生み出しています。
ディスティレリ・ド・パリの特徴②生産に3か月かかる
通常、ジンは1週間ほどで製造されると言われていますが、このジンは手作業にこだわっているため3か月ほど期間がかかります。
ディスティレリ・ド・パリの特徴③パリで最初の蒸留所
パリでは1914年に火災事件があり、それ以降は火災の危険によって蒸留所の設立は禁止されていました。
そんな中、パリで蒸留所をつくりたいという想いから5年の交渉の末、2015年に蒸留所を設立しました。
およそ100年ぶりに現在パリに存在する唯一の蒸留所となっています。
ディスティレリ・ド・パリのボトル
今回購入したのは、ディスティレリ・ド・パリの「ベルエール」。
ベルエールの他には「バッチ1」「トニック」という味が日本で発売されています。
容量:500ml、価格:約6000円~7000円で、クラフトジンの中でも高価な1本です。
正面
香水の瓶のような見た目で、可愛らしく高級感がありますね。
側面1
側面はこんな感じです。
側面2
背面
後ろ側はラベルがなく、商品説明の記載。
コルク
木のコルクで、番号が記載されています。
底面
底は丸く、こんな感じです。
ディスティレリドパリ(ベルエール)を飲んだ感想
ストレート
鼻を近づけると、本当に香水のような華やかで上品な香りが広がります。
味わいは柑橘のようなシトラスな香味があり、シナモンやスパイスなども感じます。
ストレートはしっかりとジンの味わいが感じられ、とても美味しいです。
ロック
ロックにするとストレートで感じていたアルコール感がやわらいで飲みやすくなります。
ストレートではきついという方におすすめです。
水割り
水割りにするとすっきりと飲みやすくなりますが、ジンの甘味がよく感じられます。
香りも広がりとても美味しいです。
今回は香りをより楽しむために、ワイングラスで水割りをつくりました。
ソーダ割り
甘味はないですが、どことなくフルーティーで味わいになりました。
軽やかですっきり飲みやすいですが、香りはしっかりと感じます。
ジントニック
トニックの苦味と甘味があわさり飲みやすいです。
個人的にはウィルキンソンのトニックだと甘みが強すぎるので、フィーバーツリーのトニックウォーターで割るのがおすすめです。
ハーフソーダ
水割りやソーダ割り、ジントニックの他に、「ハーフソーダ」という割方があります。
ベースと炭酸水を1:1で割って飲む方法で、しっかりとジンのパンチは残しつつ、炭酸水で爽やかに仕上がります。
お酒が強い方には非常におすすめの飲み方です。
ディスティレリ・ド・パリのその他の種類
トニック
ディスティレリ・ド・パリの「トニック」は、炭酸水で割るだけでシュガーフリーのジントニックになります。
その理由は、トニックウォーターの原料であるキナの抽出物をジンに加えているからです。
どんな味がするのか気になりますね。
>>ディスティレリ・ド・パリ ジン トニック 43度 500ml
バッチ1
バッチ1は、柑橘の香りがベースとなり、水で割るとコリアンダーの新鮮な香りが開きます。
>>ディスティレリ・ド・パリ ジン バッチ1 43度 500ml
シングルモルトウィスキー
フランス限定品で、カスタムメイドの蒸留器を使って作られる新しいスタイルのウィスキー。
その他、日本には流通していないですが、ウォッカやラムなどの製品も多数販売しています。
ディスティレリ・ド・パリHP→https://www.distilleriedeparis.com/
ディスティレリドパリが好きな人におすすめのジン
モンキー47
ドイツのクラフトジンで、47種類ものボタニカルでつくられている高品質のジンです。
香りが豊かで複雑ですが、味わい深いジンで「香水にもしてほしい香り」だと高く評価されています。
ボトルもディスティレリ・ド・パリのような可愛らしい形で、サルの絵が特徴的です。
ディスティレリ・ド・パリが好きな人は是非飲んで欲しい1本。
ル・ジン クリスチャン・ドルーアン
フランスのクラフトジンで、「ル・ジン」といいます。
カルヴァドスと言われるりんごのブランデーを製造する会社がつくったジンで、30種類のりんごがベースとなっている珍しいジンです。
華やかな香りとエレガントな奥深い味わいが特徴で、ボトルもカルバドスのような形になっています。
まとめ
以上、フランスはパリのジン「ディスティレリ・ド・パリ」について紹介しました。
香水のような香りのジンということで、自分へのご褒美としても大切な方へのプレゼントとしてもおすすめです。
バーに行っても置いてないことが多いですが、機会があれば一度試してみてください。