パッションフルーツからつくられたリキュール、パッソアを紹介します。
パッションフルーツの色は黄色ですが、このお酒はピンク色でカクテルを華やかに仕上げてくれます。
甘い味わいで、カクテルづくりには非常に便利です。
目次
パッションフルーツリキュールの歴史
パッションフルーツの原産地はブラジルで、パッション=情熱と思っている人も多いと思います。
パッションには、情熱の他に、キリスト教でいう「受難・殉難」という意味もあり、後者の意味合いでパッションフルーツと名づけられました。
※受難・殉難・・・苦難を受けること
1610年、あるスペインの宣教師がブラジルに渡りパッションフルーツの植物を発見しました。
花には三又に分かれた雌しべがあり、それは十字架にかけられたキリスト教を連想させ、雄しべが5本あり、それはキリストの遺体の5か所の傷の象徴のように思われました。
花冠の形状は、キリストの頭のいばらの冠のようで、これを見た宣教師は思わずひざまずき、この花を「パッション(殉難)」の花と呼んだそう。
パッソアの特徴
フランスのレミーコアントローグループが、ブラジル産の黄色いパッションフルーツをもとに、1886年に開発しました。
黒いボトルの中からは、ピンク色の色調のリキュールが出てきます。
味わいとしては、甘いフルーツ系の味です。レモンジュースも加えられてるみたいなので酸味も少しあります。
アルコール度数:20%
目安金額:約2500円
パッソアの飲み方
パッソアは、色々なジュースと相性がよく比較的合わせやすいリキュールです。
パッソアにおすすめの割材
- オレンジジュース
- グレープフルーツジュース
- パイナップルジュース
- トニックウォーター
- 炭酸水
- 牛乳
パッションフルーツと同じ柑橘系の、オレンジやグレープフルーツジュースとは非常に相性がよく、人気の飲み方です。
トニックウォーターや炭酸で割っても、パッソアの甘みは負けないので、暑い日やさっぱりとのどを潤したいときにおすすめ。
パッソアのカクテルレシピ
オーガスタセブン
レシピ
- パッソア45ml
- パイナップルジュース90ml
- レモンジュース10ml
- 全ての材料をシェイクして、氷を入れたロックグラスに注ぐ。
パッショネートコスモ
レシピ
- ウォッカ30ml
- パッソア15ml
- ホワイトキュラソー15ml
- ライムジュース5ml
- 全ての材料をシェイカーでシェイク。
- カクテルグラスに注ぐ。
香港サンライズ
レシピ
- ラム45ml
- オレンジジュース90ml
- パッソア10ml
- ラムとオレンジジュースをシェイクしてグラスに注ぐ。
- パッソアを沈める。
まどろみバーメイドの3巻に登場したカクテルです。
パッションストローク
レシピ
- ホワイトラム20ml
- パッソア20ml
- ライムジュース20ml
- 全ての材料をシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
ラヴァーズマティーニ
レシピ
- ジン30ml
- パッソア20ml
- レモン5ml
- グレナデンシロップ5ml
- 全ての材料をシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
パッソアはお酒が苦手な方にもおすすめ
パッションフルーツのリキュールは、甘くてフルーティーな味わいなので、お酒が苦手な方も飲みやすいと思います。
是非試してみてください。