こんばんは!
世界中から注目を集め、原酒不足となり休売続出となってしまったジャパニーズウィスキー。
その中でも、ひと際人気を集めているのがこの響です。
この、日本を代表するウィスキーである響について、よく知らない方が多いのではないでしょうか?
響のことを語れれば、周囲から一目置かれるますし、
知っているのと知らないのとでは、飲む際の味にも影響してきます。
是非、今回の記事で、響について少しでも理解していただけたらと思います。
特徴
想い
響 = 人と自然と響きあう
という想いが込められています。
「ウィスキーづくりを通して、世界中の人々と自然をつなぎ、共に歩んでいこう」
そんな志を形にしたウィスキーです。
ブレンド 匠の技
おなじ時期、おなじ方法で仕込んだ原酒でも、様々な環境の変化で香りや味わいに微妙な違いが表れるのです。
そのためブレンダーは、ひとつの樽ごとに異なる個性や熟成のピークを見極めて、原酒を厳選します。
厳選した原酒らを重ね合わせ、1つにまとめ上げるのは、至難の業で、日本人ならではの繊細な感性と技によってウィスキーがつくられているのです。
ボトル
形状
響は、24面カットのデキャンタボトルを使用しています。
1日を刻む24の時間、季節の移ろいを表す24の節気を意味し、
熟成にかかわる時と、日本の四季を表しています。
ラベル
このラベルは、和紙のデザイナー堀江エリ子氏がプロデュースしました。
約1500年の歴史をもつ越前和紙が使われており、植物を原料とし、やわらかい艶・気品を出しています。
「響」の文字は、書家・荻野丹雪氏によるもので、余白の美しさなど日本人の美意識が感じられます。
ボトルネック
ボトルの首の部分には、深紫(こむらさき)の帯が巻かれています。
紫は、日本の伝統色の中でも高貴とされ、飛鳥時代「冠位十二階」でも最高位の色だとされていました。
青や赤など、様々な色を重ねることで「深紫」が生まれます。
それは、幾多もの原酒をブレンドすることで生まれる「響」と同じです。
種類
響JAPANESE HARMONY
華やかで、やわらかい味わいなので飲みやすいと思います。
ストレートでも、加水しても、お湯割りでも楽しめる、バランスのとれたウィスキーです。
価格は9000円以下になります。
このくらいであれば、手が出せない値段ではないので、プレゼントにも最適かと思います。
響JAPANESE HARMONY BLENDARS CHOICE
このブレンダーズチョイスは、ワインの樽で熟成されております。
そのため、フルーティーで、甘味が溶け込んだ、まろやかで飲みやすい味わいになっているそう。
年数表記はありませんが、平均15年以上熟成された原酒からつくられているらしいです。
価格は1万円くらいです。です。
響12年
梅酒を貯蔵した樽で熟成させた「梅酒樽熟成モルト原酒」を用いた、珍しいウィスキーです。
酒齢12年以上の原酒と、長期熟成30年以上のモルト原酒を加えることで、味わいにさらなる厚みと熟成感を与えています。
味わいは、梅酒由来の甘く華やかな香味があり、フルーティーな味わいだそう。
価格は約37000円です。
響17年
サントリー創業の90周年記念で1989年に発売されました。
山崎のミズナラ樽原酒がキーモルトで、17年以上熟成させたモルト原酒30種類と、17年以上熟成させたグレーン原酒をブレンドされています。
バラやジャスミンを思わせる、甘く華やかで繊細な味わいが特徴です。
価格は37000円ほどで、12年と同じくらいになります。
響21年
酒齢21年以上のモルト原酒を使用しており、重厚なコシとコク、奥行きのある味わいです。
山崎のシェリー樽原酒がキーモルトで、ドライフルーツのような味わいが感じられます。
価格は54000円くらいです。
響30年
年間数千本しかつくれない、非常に希少な限定品です。
モルト原酒は最低30年以上のものを丁寧にブレンドしています。
世界のウィスキーファンから高い評価を受けており、サントリーブレンデッドウィスキーでは最高峰のものになります。
30年だけはボトルが30面カットだそうです。
価格は桁外れで、40万円以上します。
最後に
響は、世界中で人気となっており、バーでみかけることも少なくなっています。
現在は、原酒不足で休売してしまったので、今後より一層値段が高騰していくことが予想されます。
今のうちに購入して、自宅でゆっくり飲むもよし、プレゼントとして渡すのもいいかと思います。