2025年6月24日、一部地域で先行発売されたアサヒの新商品「未来のレモンサワー」。
“世界初、缶の中に本物のレモンスライスが入ったチューハイ”として話題を集めています。
今回はこの「未来のレモンサワー」シリーズ2種類、オリジナルとプレーンを実際に飲み比べ、その魅力や気になるポイントを詳しくレビューしていきます。

目次
未来のレモンサワーのラインナップと製品概要

※全国発売は2025年9月予定。
本物のレモンスライス入り!?未来のレモンサワーとは?特徴まとめ
2025年6月に一部地域で発売が開始され、9月には全国展開予定の「未来のレモンサワー」。
この商品、なんと缶の中に本物のレモンスライスが入っているという、世界初のスタイルで話題に。
以下のような特徴があります。
レモンへのこだわり
未来のレモンサワーに使われているレモンは、中国・四川省の広大な畑で栽培されたもの。
無農薬で育てられたレモンの中から、熟練農家の手による一次検品と、その後高性能画像検査で選ばれたわずか30%のレモンのみが使用されており、品質へのこだわりが伺えます。
アサヒの生ビール缶と同じフルオープン仕様
開栓するとレモンスライスが浮かび、レモンの爽やかな香りが立ちのぼる仕様になっています。
果皮や種子を漬け込んでいる
五感で楽しめる新しいレモンサワー体験を実現しており、香りや味覚だけでなく、視覚や食感まで含めて「体験」として楽しむレモンサワー。
それがこの商品のコンセプトです。
未来のレモンサワーをレビュー
レモンサワー好きとしては見逃せないこの注目商品、実際に「オリジナル」と「プレーン」の2種類を飲み比べてみた感想を紹介します。
Youtubeにも動画をアップしています。
オリジナル(Original)

- お酒感と甘さ、そしてレモンの皮の苦みが強く感じられる
- 甘みと酸味は控えめだが、後味に甘さが残る点がやや好みが分かれそう
香り:開栓と同時に、レモンスライスが浮かび上がり、さわやかなレモンの香りがふわっと広がります。
味わい:甘みと軽い酸味、そしてレモンピール由来と思われる苦味がはっきりと感じられます。全体的にはやや甘めのバランス。
余韻:飲み終わりに、少しべたっとした甘さが舌に残る印象。個人的にはこの残糖感がやや気になりました。

プレーン(Plane)

- 甘みはほぼなく、ドライでスッキリとした味わい
- レモンの皮の白い部分の独特な苦みが強く出ている
- よりお酒感・ビター感を楽しみたい方にはおすすめ
香り:こちらも同様にレモンスライスが浮かび、さわやかな柑橘の香り。
味わい:甘さは控えめで、全体的にドライ。レモンの白い皮のような苦味がしっかりと主張してきます。
印象:オリジナルよりもシャープな印象で、アルコール感も強めに感じられます。ただし、苦味がやや強すぎるかなという印象も。

良かった点・気になった点まとめ
良かった点
- 開封時にレモンスライスが浮かび上がる見た目が新鮮
- 香りがナチュラルで本物のレモン感を楽しめる
- これまでにない体験型のレモンサワー
気になった点
- レモンの苦みがかなり強い(特に白い皮の部分)
- レモンスライスが缶から取り出しづらく、かじる楽しみは少ない
- レモンの種がそのまま入っていて、飲んでいると邪魔になることも
どんな人におすすめ?
- 「レモンの皮の苦味」や「ドライなレモンサワー」が好きな方
- 新しいお酒のスタイルや演出を楽しみたい方
- お酒の“体験”を重視する方には一度試してほしい1本!
逆に、「甘さが欲しい人」「スッキリ飲みたい人」にはやや重たく感じる可能性もあるのでご注意を。
まとめ:斬新だけど、課題もあり
項目 | オリジナル | プレーン |
---|---|---|
甘さ | ||
苦味 | ||
香り | ||
おすすめ度 |
「未来のレモンサワー」は、これまでの缶チューハイにはない体験を提供する意欲的な商品です。特に、開栓時にレモンスライスが浮き上がり、香りが立ちのぼる演出は秀逸。
一方で、いくつか気になる点もありました。
- 苦味の強さ:2種ともにレモンピール由来の苦味がかなり強め。特にプレーンは甘さがない分、その苦味が際立ちます。
- レモンスライスの取り扱い:缶の中からスライスを取り出すのが難しく、食べるにはやや不便。また、長時間液体に浸されているため食感も弱く、味も抜けてしまっている印象です。
- 種子の存在:飲んでいるときにレモンの種が口に入ってくるのがややストレスになる場面も。
とはいえ、「五感で楽しむレモンサワー」という新しい方向性には大きな可能性を感じました。
価格は高めですが、話題性や体験重視の飲み物として、一度試してみる価値はあると思います。
