コンビニやスーパーにずらりと並ぶ「レモンサワー」。
どれも似て見えるけど、味・香り・甘さ・苦味・お酒感が微妙に違って、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
今回は、話題の市販レモンサワー5種類を実際に購入し、味の違いを実飲レビュー&比較してみました!
それぞれの特徴や「どんな人におすすめか」まで解説します。
目次
比較した市販レモンサワー5本
飲み比べたのはこちらの5本です。

商品名 | 甘さ | 酸味 | 苦味 | 香り | レモン感 | 原材料 | アルコール度数 | メーカー | 発売時期 | 購入リンク |
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ザ・ピール(THE PEEL)![]() | ウオツカ(国内製造)、レモンスピリッツ、レモン /酸味料、炭酸 | 5% | サントリー | 2025年4月1日 全国発売 |
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新・二代目檸檬堂(定番レモン)![]() | レモン(輸入)、レモンピールエキス、スピリッツ、 食塩、果糖ぶどう糖液糖/ 炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC) | 5% | コカコーラ | 2025年3月10日 全国発売 |
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GINON(レモン)![]() | ジン(国内製造)、レモン果汁/ 炭酸、酸味料、香料 | 7% | アサヒ | 2024年4月2日 全国発売 |
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極み仕立てレモンサワー(出荷終了)![]() | レモン(イスラエル、イタリア)、 発酵レモン果汁、スピリッツ、糖類/ 炭酸、酸味料、香料、乳化剤 | 5% | キリン | 2024年4月9日 全国発売 | ー | |||||
こだわり酒場のレモンサワー![]() | レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎/ 酸味料、炭酸、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース) | 7% | サントリー | 2019年3月5日 全国発売 |
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サントリー「THE PEEL」の特徴・レビュー
サントリー「THE PEEL」の特徴

レモンの果皮=ピールから生まれたレモンサワーで、南イタリアの伝統的なリモンチェッロというお酒から着想をえて、果皮にとことんこだわってつくられたそう。
4種類のそれぞれ異なる味わいのレモン果皮からつくったスピリッツ(蒸留酒)を使用するなど、レモン果皮のこだわりは徹底されています。
サントリー「THE PEEL」のレビュー

実際に飲んでみると、飲んだ瞬間、レモンピールの苦味がしっかりと感じられます。
ほどよく酸味があって、後味はすっきり、えぐみもなくクリアですっきりとした味わいです。
- 特徴:レモンチェッロ着想/4種のレモンピールスピリッツ
- 味:レモンピールの苦味がしっかり、酸味は程よく、後味すっきり
- アルコール度数:5%
- 向いている人:甘さ控えめ×ビール好きにおすすめ

アサヒ「新・2代目レモン堂」の特徴・レビュー
アサヒ「新・2代目レモン堂」の特徴

1代目は2019年10月28日より全国で販売され、その味をさらに進化させたのが新2代目。2025年3月10日(月)より全国で発売されています。
最大規模のフルリニューアルとなり、約1年半の開発期間と100回以上の試作を重ねて完成したそうです。
これまでのこだわり製法を継承しつつ、和食の基本の一つでもある“五味(甘味・酸味・塩味・苦味・うま味)のバランス”に着目し、味覚設計を大幅に進化。
さらに、隠し味のレモンピールエキスはレモンを加熱する独自製法で“レモンのうま味”を最大限に引き出し、それによって、深みのある味わい実現し、食事と一緒に楽しめる味わいにしたそうです。
アサヒ「新・2代目レモン堂」のレビュー

グラスに注いで口に近づけると、レモンの香りがしっかりとたちのぼってきます。
飲んでみると、レモンの果実感がしっかりと感じられ、甘味と酸味もあり、ジュース感覚でとても飲みやすいです。
苦味はほとんどなく、甘さや酸味、香り、レモン感がしっかりと感じられ、甘党の方やレモン感がしっかりとほしい方にピッタリな印象です。
アルコール度数は5%ありますが、甘みがあるためか、ザ・ピールよりもお酒感はなかったです。
- 特徴:旧レモン堂を進化/約1年半の開発・100本以上の試作
- 味:レモン果実感がしっかり、ジュースのような甘酸っぱさで飲みやすい
- アルコール度数:5%
- 向いている人:甘めのお酒・ジュース感を求める人に◎

アサヒ「GINON」の特徴・レビュー
アサヒ「GINON」の特徴・レビュー

GINONは、柑橘の果皮を漬け込んで蒸溜し、香味づけられたジンを使用しています。
アサヒ「GINON」のレビュー

ジンがベースのため、ジンならではのボタニカルの風味もあり、バーで飲む大人のレモンサワーという印象。
無糖なので甘さはなく苦味がはっきりと感じられます。アルコール度数が7%ということや、ジン特有のボタニカルの香味もあるためお酒感も強めで飲みごたえがあります。
レモンの果実味はないですが、レモンの皮の香りがほのかにあり、すっきりとした飲み口です。
- 特徴:ジンベースでボタニカル香るレモンサワー
- 味:苦味とお酒感強め、ボタニカルな風味が特徴で大人向け
- アルコール度数:7%
- 向いている人:甘さ不要、しっかりお酒を感じたい人に最適

キリン「極み仕立てレモンサワー」(出荷終了)の特徴・レビュー
キリン「極み仕立てレモンサワー」(出荷終了)の特徴

今年の3月に出荷自体は終了してしまいましたが、2024年の4月9日に発売されたキリンの極み仕立てレモンサワー。
一晩かけて酵母でレモン果汁を発酵させて生み出された芳醇な果汁を使用しており、産地や製造方法が違う複数のレモン果汁をあわせることで、ぎゅっと詰まったレモン感と複雑な味わいを実現したそうです。
キリン「極み仕立てレモンサワー」(出荷終了)のレビュー

実際に飲んでみると、これまでの4本の中でレモンの果実感が一番強く感じられました。
レモンの酸味と甘味もしっかりとあり、発酵しているためか独特なコクもあります。
甘みやお酒感もほどよくあり、レモンの果実味がしっかりとほしい方にピッタリな1本です。
- 特徴:発酵レモン果汁・複数産地ブレンドの深いレモン感
- 味:5本中で果実感が最も強く、甘味と酸味もあり。ジュース感強め
- アルコール度数:5%
- 向いている人:ジュースっぽいレモンサワーが好きな人に◎
サントリー「こだわり酒場のレモンサワー」の特徴・レビュー
サントリー「こだわり酒場のレモンサワー」の特徴

最後に紹介するのは、2019年3月5日に全国で発売されたこだわり酒場のレモンサワー。
厳選されたレモンを丸ごとお酒に漬け込んでおり、複数の原酒を独自の黄金比率でブレンドすることで、レモンの味わいを引き立てるお酒のうまみや余韻を実現したそうです。
サントリー「こだわり酒場のレモンサワー」のレビュー

実際に飲んでみると、5本のなかでは一番爽快感があり、お酒感もしっかりと感じられます。
レモンの果汁感があり、甘みや酸味、苦味もほどよく、味わいのバランスは一番いい印象です。
お酒感がしっかりとあるため、焼酎や日本酒のようなお酒をよく飲む人に向いていると一本だと思いました。
- 特徴:レモンを丸ごと漬け込み、原酒を黄金比でブレンド
- 味:酸味・甘味・苦味のバランスが良く、お酒感がしっかり
- アルコール度数:7%
- 向いている人:焼酎・日本酒好きな人におすすめ

総評:あなたにぴったりの1本はこれ!
実際に5本を飲む比べた結果、どのような人におすすめなのかをまとめました。
- THE PEEL:甘さ控えめでほろ苦いレモンのピール感が特徴的で、ビール好きにおすすめ。
- 新2代目檸檬堂:甘酸っぱいレモンの果汁感がほしい人、お酒感はそこまで感じない方がいい方におすすめ。
- GINON:レモンの皮の苦味がありすっきりとした味わいで、ジンが好きな人、お酒に甘さはいらない方におすすめ。
- 極み仕立て:レモンの果実味をしっかりと感じたい、ジュースっぽくい甘みのあるお酒が好きな方におすすめ。
- こだわり酒場:焼酎や日本酒が好きな方やお酒感がありつつ、ほどよい甘さや酸味、苦味も楽しみたい方におすすめ。
重視ポイント | おすすめレモンサワー |
---|---|
甘さ控えめ・苦味重視 | THE PEEL、GINON |
甘めで飲みやすい | 新・二代目檸檬堂 |
果実感しっかり | 極み仕立てレモンサワー(出荷終了) |
バランス派/焼酎好き | こだわり酒場のレモンサワー |
まとめ:比較した市販レモンサワー5種類飲んだ感想
個人的には、ドライな味わいが好きなのと、ジンが好きなので、GINONが一番好みでした。
ただ、甘いお酒が飲みたくなる時もあるので、檸檬堂の甘みのある味わいもたまに飲んだりもします。
これまで紹介した味わいは、あくまで私の個人的な評価なので、その点はご了承ください。
以上、レモンサワー缶を5本を比較してみてみた感想を紹介しました。