紅茶のお酒はアールグレイ、ダージリン、フォションなど色々あります。その中でもティフィンは紅茶の代表的なリキュールで、特に女性に大人気です。
紅茶の香ばしい風味と甘みが特徴で、非常に飲みやすくて美味しいお酒です。
紅茶のリキュール【ティフィン】とは
ティフィンは、ドイツのミュンヘンのアントン・リーマーシュミット社の製品です。
当主のハインリッヒ・リーマーシュが紅茶が大好きで、紅茶のリキュールをつくろうと20年にもわたり試作して発売されました。
語源
Tiffin(ティフィン)=Tea(紅茶)+Muffin(マフィン)で、お茶とケーキの意味があるそうです。
原料
原料の茶葉には、インドのヒマラヤ高地産のダージリン種をもちいています。ダージリンは別名「紅茶のシャンパン」と呼ばれており、茶葉の中でも人気が高く好きな方も多いと思います。
製法
ダージリンを中性スピリッツに浸漬した後蒸留して造られています。お茶の成分には苦味を感じるものが含まれていますが、このリキュールはそれをおさえてつくられているため、飲みやすく安心してカクテルに使うことができます。
アルコール度数:24度
ティフィンのカクテルレシピ
ティフィンは色々なジュース(割材)と相性がよく、ティフィン+割材だけで簡単に美味しいカクテルがつくれます。
ティフィンソーダ
材料
- ティフィン30ml
- 炭酸水適量
- お好みでレモン1/8
つくり方
- 氷を入れたロンググラスにティフィンを注ぎステア。(ティフィンを冷やして炭酸が抜けにくくする。)
- お好みでレモンをしぼり、炭酸水を注ぐ。(なるべく氷に当てないよう液体に直接当てる)
- 炭酸が抜けないよう軽くビルド。(上下に1~2回混ぜる)
シンプルなティフィンの飲み方で、ティフィンを炭酸水で割ったカクテルです。レモンをしぼることで、味が引き締まり爽快感が増します。
ティフィンジンジャー
材料
- ティフィン30ml
- ジンジャエール適量
- お好みでレモンorライム1/8
つくり方
- 氷を入れたロンググラスにティフィンを注ぎステア。(ティフィンを冷やして炭酸が抜けにくくする。)
- お好みでレモンもしくはライムをしぼり入れ、ジンジャエールで満たす。(なるべく氷に当てないよう液体に直接当てる)
- 軽くビルド。(上下に1~2回混ぜる)
甘口のジンジャエールを使えば、甘くさっぱりとした味わいになり、辛口のジンジャエールを使えば生姜の辛みと紅茶の風味がおいしく、爽快感はじける味わいになります。お好みでレモンやライムをしぼるといいです。
ティフィンミルク
材料
- ティフィン30ml
- 牛乳90ml
つくり方
氷を入れたロックグラスに全ての材料を注いでステア。
ティフィンとミルクで、ロイヤルミルクティーのような甘くて美味しいカクテルに仕上がります。ミルク系のカクテルが好きな人に特におすすめです。
ティフィンタイガー
材料
- ティフィン30ml
- オレンジジュース90ml
つくり方
氷を入れたロンググラスに全ての材料を注いでステア。
ダージリンはオレンジと相性がよく、ティフィンとオレンジジュースの組み合わせは美味しくないわけがありません。フルーティーで香ばしい味わいです。
ダージリンクーラー
材料
- ティフィン30ml
- クレームドフランボワーズ20ml
- レモンジュース10ml
- ジンジャエール適量
つくり方
- ジンジャエール以外の材料をシェイクし、氷を入れたロンググラスに注ぐ。
- 冷えたジンジャエールで満たし、軽くビルド。
ティフィンの代表的な人気カクテルです。紅茶とフランボワーズ、レモンの酸味とジンジャエールで、フルーティーで飲みやすい仕上がりです。女性に特に人気があります。
ティフィンモヒート
材料
- ティフィン30ml
- ライムorレモンジュース10ml
- シュガーシロップ5ml
- 炭酸水適量
- ミント適量
つくり方
- ロンググラスにミントを適量(10枚くらい)入れ、レモンジュース、シロップをお好みで加える。
- ペストルで軽くたたき、香りを出す。
- ティフィンを注ぎ、グラスにクラッシュアイスで満たす。
- 炭酸水を注ぎ、ステア。
- クラッシュアイスを少し足し、ストローを挿してミントを飾る。
ミントの爽快感とティフィンの紅茶の香りが合わさり、さっぱりと飲みやすいため夏におすすめのカクテルです。
元々モヒートのベースはラムですが、それをティフィンに代えた一杯。
最後に
紅茶のリキュール「ティフィン」について紹介しました。ダージリンが原料で、ほどよい紅茶の香りと甘みが特徴的です。
フルーツとの相性がよく、オレンジはもちろんイチゴやラズベリーなど、ベリー系のフルーツと合わせても美味しく仕上がると思います。
お酒が苦手な方にもおすすめの1本です。