【2019年版】ウィスキーと言えばスコッチ!簡単スコッチウィスキーの基礎知識

ウィスキーの中で、もっとも種類が多いのがスコッチウィスキーです。

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そのスコッチについて、勉強しようと思っても何から手をつければいいかわからない。

なかなかウィスキーのことが覚えられない。

 

この記事では、スコッチウィスキーの簡単な解説をしていきます。

 

スコッチウィスキーの基礎知識

 

スコッチウィスキーとは、イギリス北部のスコットランドでつくられているウィスキーのことじゃ。

このスコッチについて、これだけは知っておいて欲しいということを、今から説明していくぞ。

 

スコッチウィスキーの起源

文献で最初に確認できるのは1494年です。

その後、17世紀に入り、イギリス政府が課した酒税法がスコッチを大きく成長させることに。

酒税法の課税から逃れるために、密造者は山奥の樽に透明のスピリッツを隠します。

月日が過ぎてその樽を開けると、熟成が進み、琥珀色の液体に変化しているのを発見しました。

今では当たり前の琥珀色のウィスキーも、この偶然から生まれた、奇跡の産物なのじゃ。
なるほど、お酒をこっそり飲むために樽の中に隠したら、予想外にもっと美味しくなっていたんだ!今の僕たちからしたら、禁酒法に感謝しないとね

 

スコッチウィスキーを定義する法律【7】

スコットランドの国の財産でもあるスコッチは、厳しい法律で守られています。

これら7つの法律を守らなければ、スコッチウィスキーとは呼べないのです。

1.原料

水・酵母・大麦麦芽などの穀物のみを原料とする。

2.製造

糖化・発酵・蒸留の工程をスコットランド内の蒸留所で行う。

3.蒸留時のアルコール度数

蒸留した時のアルコール度数を94.8度以下にする。

4.樽

容量700L以下のオーク樽に詰める。

5.熟成

スコットランド内の倉庫で最低3年間は熟成させる。

6.添加物

瓶詰の際、水と着色料としての天然カラメル以外の添加物は認めない。

7.ボトル詰めのアルコール度数

ボトルにウィスキーを詰める際のアルコール度数は、40度以上。

 

スコッチウィスキーの分類 ~原料・製法~

スコッチは、原料と製法の違いにより、大きく2つにわけられます。

「モルトウィスキー」「グレーンウィスキー」

  • モルトウィスキー

原料:大麦麦芽のみ。

製法:単式蒸留器で2回もしくは3回蒸留したもの。

香味成分が豊富で、独特の個性があるため『ラウドスピリッツ』とも呼ばれます。

  • グレーンウィスキー

原料:トウモロコシや小麦など大麦以外の穀物。

製法:連続式蒸留器で蒸留。

モルトウィスキーに比べ、アルコール度数が高く、穏やかでクリーンな酒質から『サイレントスピリッツ』とも呼ばれます。

 

スコッチウィスキーの分類 ~製品~

スコッチを製品として見た場合、5つに分類できます。

「シングルモルト」「シングルグレーン」「ブレンデッドウィスキー」「ブレンデッドモルト」「ブレンデッドグレーン」

  • シングルモルトウィスキー

一つの蒸留所で造られるモルトウィスキーのことです。

  • シングルグレーンウィスキー

一つの蒸留所で造られるグレーンウィスキーです。

グレーンウィスキーは、蒸留所の数が少ないため、製品化されることはあまりありません。

  • ブレンデッドウィスキー

モルトウィスキーとグレーンウィスキーを混ぜて瓶詰めした製品です。

スコッチ生産量の8割以上を占めます。

  • ブレンデッドモルトウィスキー

グレーンウィスキーを使用せずに、複数の蒸留所で造ったモルトウィスキーを混ぜて瓶詰めした製品です。

  • ブレンデッドグレーンウィスキー

複数の蒸留所で造ったグレーンウィスキーを、複数の樽から瓶詰した製品です。

一般品に製品として出回ることはありません。

 

ココがポイント

製品としてよく見るのは、シングルモルトウィスキーとブレンデッドウィスキーです。

シングルモルトが独特な個性のある味わいだとしたら、ブレンデッドウィスキーはバランスを重視した飲みやすい味わいです。

この違いだけは覚えておきましょう。

 

これらの製品よりも詳細な情報がボトルに記されていることがある。

「シングルカスク」「カスクストレングス」「ウッドフィニッシュ」などと記されているボトルを見たことないかな?

見たことあるけど、よく意味がわからないよ
まずはシングルカスクについて説明しよう。通常、味の均一化のために複数の樽の原酒をボトルに瓶詰めするのじゃが、このシングルカスクは1つの樽からのみ瓶詰するため、同じ銘柄でも香味が微妙に違ってくるのじゃよ。ジャックダニエルのシングルカスクなんかはその代表じゃな。

 

 

スコッチ生産地:スコットランド6つの地方

スペイサイド・ハイランド・ローランド・アイランズ・アイラ・キャンベルタウン。

スコッチウィスキーは、この6つの地方で区分けされており、6大生産地となります。

地形、土地、水などの条件によって、それぞれが異なる多彩なモルトウィスキーを生み出します。

スコッチを知るはじめの一歩として、生産地を知るとよくわかるぞい。

 

スペイサイド

スペイ川流域で造られるモルトウィスキー。

多くの蒸留所がこの地域に集中しています。

華やかな香りのモルトが多いのが特徴です。

主な蒸留所

  • ザ・マッカラン蒸留所
  • グレンフィディック蒸留所
  • グレンリベット蒸留所

 

ハイランド

ハイランド地方は広いため、酒質が多種多様なのが特徴です。

主な蒸留所

  • グレンモーレンジ蒸留所
  • クライヌリッシュ蒸留所
  • グレンドロナック蒸留所

 

ローランド

穏やかな気候のため、クセがあまりなくマイルドな味が特徴。

イングランドに隣接しているためか、都会人向きのライトなモルトが主流です。

グレーン原酒、発祥の地でもあります。

主な蒸留所

  • グレンキンチー蒸留所
  • オーヘントッシャン蒸留所

 

アイランズ

いくつかある島のことを指します。

オークニー島・ルイス島・スカイ島・マル島・ジュラ島・アラン島があります。

ピート香や潮の香りなど、アイラウィスキーに近い香味をもちますが、酒質はまったく異なります。

主な蒸留所

  • タリスカー蒸留所
  • ハイランドパーク蒸留所
  • スキャパ蒸留所

 

アイラ島

兵庫県の淡路島ほどの面積で、人口3500人ほどの島です。

海沿いの蒸留所が多く、潮の香りやピートがきいたクセが強い、独特なフレーバーが特徴です。

主な蒸留所

  • アードベッグ蒸留所
  • ラフロイグ蒸留所
  • ラガブーリン蒸留所

 

キャンベルタウン

最盛期には30以上の蒸留所があったが、現在は3つのみになります。

かつてウィスキーの都と言われた港町で、独特の塩辛い味わいが特徴です。

主な蒸留所

  • スプリングバンク蒸留所
  • グレンスコシア蒸留所
  • グレンガイル蒸留所

 

 

 

 

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