カクテルづくりにおいて、シェイカーやバースプーンは必要不可欠ですが、メジャーカップはあってもなくても、どちらでもいい道具です。
なぜなら料理等でも使う計量器があれば、分量ははかれるから。
しかし、計量器で量るのと、メジャーカップで量るのとでは、見た目が違います。
バーでカクテルを頼んだとき、目の前に計量器がでてきて、目盛りを見ながらお酒を注いでいたらどうでしょうか?
引きますよね。
バーテンダーには、カッコよくお酒をつくってもらいたいものです。
- 自分もプロと同じように、カッコよくお酒を注ぎたい。
- 友達・恋人にかっこよくお酒をつくってあげたい。
そんな方へ、メジャーカップの選び方のポイントと、どんな種類のメジャーカップがるのかおすすめを紹介します。
目次
メジャーカップとは?
メジャーカップとは、お酒やジュースなどカクテルをつくるときに、分量をはかるバーアイテムです。
自宅でカクテルをつくるとき、メジャーカップがあるのとないのとでは、カクテルのつくりやすさはもちろん、雰囲気や見た目も違います。
カクテルをつくるなら、メジャーカップ1つは常備しておきたいですね。
メジャーカップを選ぶポイントは?
メジャーカップを買いたいけど、色々な種類があってどれを選べばいいのかわからない。
という方へ、メジャーカップを選ぶポイントを5つ紹介します。
ポイント
- 容量
- 目盛り
- 形状
- デザイン
- 価格
容量
メジャーカップを選ぶときは、そのメジャーカップの容量が、何ミリなのかを把握することが大切です。
商品によって、はかれる分量が違います。
メジャーカップは45ml/30mlが一般的ですが、他にも30ml/15mlや、60ml/45mlなどもあります。
カクテルレシピは基本的に多くても45mlなので、45ml/30mlのものを選ぶのがベターです。
目盛り
メジャーカップの内側に、複数の目盛りがついているものを選ぶのがおすすめです。
メジャーカップの種類によっては、まったく目盛りがついていないものや目盛りがわかりにくいもの、目盛りの数が少なく、はかりづらいものなどあるので要チェック !
形状
メジャーカップにはさまざまな形状のタイプがあります。
基本的には、大きい目盛りと小さい目盛りが対となっているメジャーカップが一般的です。
その中でも細いタイプ・太いタイプ・丸みを帯びているタイプなどいろいろあります。
細いタイプはスタイリッシュ。
太いタイプは安定して持ちやすく、液体を注ぎやすいなど、形状によって違う部分があります。
デザイン
上記3つのポイントは機能面でした。
機能面はもちろん大事ですが、やっぱりデザインも重要。
シンプルなものもあれば、模様が入っているメジャーカップ、色がシルバーではなくブラックやピンク、ゴールドなど個性がたくさんあります。
自宅でカクテルをつくるとき、デザインの気に入ったメジャーカップだとつくるテンションも変わります。
自分がいいと思ったデザインのメジャーカップを選ぶのも重要ですね。
価格
メジャーカップを買うときに価格がいくらなのか?
価格に対して質やデザインは適正なのかも選ぶポイント。
だいたい約1,000円〜2,500円位が一般的です。
メジャーカップは基本的に1個あれば十分なので、安すぎて質が悪いものはあまり選びたくないですね。
以上、5つがメジャーカップ選びのポイント。
参考になれば幸いです。
かっこいい!おすすめのメジャーカップ6選
機能性・デザインともにいいと思ったメジャーカップを紹介します。
今回紹介するメジャーカップは、すべて目盛りが複数入っており、初心者の方でも使いやすいものになります。
自宅でカクテルをほとんど毎日つくって飲んでいる私が、独断と偏見でおすすめのメジャーカップをお伝えします。
Haofy 30ml /45ml メジャーカップ
これは私が実際に使用しており、デザインはもちろん目盛りも複数ついており、分量も正確なのでおすすめ。
上下カップ45ml/30mlで、45mlのカップには中に15mlと30mlの目盛りがあり、30mlのカップには10mlと20mlの目盛りがついていて合計6種類なので使いやすいです。
模様がおしゃれだと思って2020年に購入し、ずっと愛用しています。
価格は約2,300円くらいと、少し高めですが後悔はしていません。
Amazonで中国の出品者が販売発送なので不安に思う方もいるかもしれませんが、問題なく届きました。
こんな方におすすめ
- 目盛りが複数ついているものがいい
- 模様がおしゃれなメジャーカップがいい
- 中国製でも気にしない
Mr.スリム MR-653 メジャーカップ
こちらのメジャーカップは、私の所感ですがAmazonで一番人気だと思います。
目盛りはしっかり複数あり、見た目もスタイリッシュ。日本バーテンダー協会の柳原ちか雄さんという方が監修しているメジャーカップです。
プロのバーテンダーが監修しておりいる実用性が高い一品。
こんな方におすすめ
- 目盛りが複数ついているものがいい
- プロのバーテンダーが監修している信頼性の高いものがいい
- シャープでスタイリッシュな形状が好き
BIRDY.by Erik Lorincz MC30/60 メジャーカップ
価格が約10,000円と、かなり値段が高いメジャーカップです。
こちらは海外のトップバーテンダー「エリック・ロリンツ氏」とBIRDY(バーディー)という日本の高品質なカクテルツールを製造している会社が共同で制作した一品。
撥水コーティングでお酒やシロップを注いだときにも底に残りにくく、上下のサイズは30ml/60mlとなっています。
30mlのカップは10ml/20mlの目盛りがついており、60mlのカップには15ml/30ml/45mlの目盛りで合計7種類。
価格が高いのでカクテル初心者にはおすすめしませんが、予算に余裕がある方で高品質なメジャーカップが欲しい方にはおすすめです。
こんな方におすすめ
- 目盛りが複数ついているものがいい
- 世界のトップバーテンダーが監修した高品質なメジャーカップが欲しい
- 予算に糸目はつけない
OXO ダブルジガーカップ
中央の持ち手のグリップが扱いやすく、海外仕様のメジャーカップです。
通常日本はml単位ですが、海外でお酒をはかるときはoz(オンス)単位ではかられます。
1oz=約30ml(アメリカでは約28ml)となっており、記載されている目盛りはozなので、日本の目盛りとは多少異なります。
カップは2つで目盛りは内側に複数刻まれており、合計6種類はかれます。
海外のカクテルブックを読んでカクテルをつくりたい方向けです。
こんな方におすすめ
- 目盛りが複数ついているものがいい
- ml単位ではなくoz単位で海外仕様のメジャーカップがほしい
- 大きめで持ちやすいタイプがいい
WOMLEX 30ml/45ml メジャーカップ
ドクロの柄が刻まれているロックスタイルのメジャーカップです。
上下カップ45ml/30mlで、45mlのカップには中に15mlと30mlの目盛りがあり、30mlのカップには10mlと20mlの目盛りがついて合計6種類なので使いやすいタイプ。
中国製ですが、目盛りはしっかりと複数あるので、デザインが気に入った方におすすめです。
こんな方におすすめ
- 目盛りが複数ついているものがいい
- ドクロのデザインが好き
- 中国製でも気にしない
Mr.スリム メジャーカップ 黒酸化発色 MR-62
Mr.スリムシリーズで、日本バーテンダー協会の柳原ちか雄さんが監修している製品のブラックカラーです。
上下カップ45ml/30mlで、45mlのカップには中に15mlと30mlの目盛りがあり、30mlのカップには10mlと20mlの目盛りがついて合計6種類なので使いやすいタイプ。
価格は約3,000円台なので少し高いですが、一般的なシルバーカラーではなくブラックのメジャーカップがほしい方におすすめです。
こんな方におすすめ
- 目盛りが複数ついているものがいい
- シルバーではなくブラックカラーがいい
- 日本製でプロが監修の安心できる製品がいい
おすすめのメジャーカップまとめ
以上、おすすめのメジャーカップを6種類紹介しました。
内側にしっかりと複数目盛りがあるもので、使いやすいもの、デザインがいいものを中心に紹介しました。
メジャーカップはなかなかお店に置いていないので、実際に手に取って見れない分たくさん悩まれるかと思います。
道具は「一期一会」。
メジャーカップはものによって、分量・機能性・価格が違うので、自分がいいなと思ったものを購入しましょう。
この記事が、みなさんのお役に少しでも立てていれば幸いです。