ホワイトレディはジンを使ったスタンダードカクテルのひとつで、とても有名です。
バーテンダーが見習いの時、最初にシェイクのカクテルを練習するときにつくるカクテルのひとつでもあります。
「ジンのアルコール、コアントローの甘み、レモンの酸味」この3つのバランスを鍛えるにはうってつけで、シンプルなレシピですが奥が深い一杯です。
今回はこのホワイトレディをつくっていきます。
ホワイトレディの由来
諸説ありますが、
1919年、ロンドンの「シローズクラブ」のバーテンダー、ハリー・マッケンホルン氏が考案しました。
もともとジンではなくペパーミントリキュールがベースでしたが、ハリー氏がパリに移動して1925年に、ドライジンをベースに変えたところ広く愛飲されるようになりました。
ウエディングドレスに最初に白色を用いた人物「ヴィクトリア女王」にちなんだといわれています。
ホワイトレディのレシピ
材料
ジン30ml
ホワイトキュラソー(コアントロー)15ml
レモンジュース15ml
スタンダードレシピ通り、ジン1/2:ホワイトキュラソー1/4:レモンジュース1/4でつくりました。
※つくる時は、ジンとホワイトキュラソーどちらも冷凍しておくと、希釈が少なくなって水っぽくなりにくいです。
ホワイトレディのつくり方
1.材料を注ぐ。
シェイカーにジンを30ml注ぐ。
コアントローを15ml注ぐ。
レモンジュースを15ml注ぐ。
2.シェイク。
シェイクして、カクテルグラスに注ぎます。
4.完成。
ホワイトレディを飲んだ感想
ジンの風味とコアントローの甘味、レモンの酸味がちょうどよく、おいしい味わいです。
今回はボンベイサファイアを使用したので、独特な華やかなボタニカルの香りが強めに仕上がりましたが、ビーフィーターやゴードンジンなどを使うと、また違う味わいになります。
個人的にはゴードンを使ったホワイトレディの方が好きですが、そこは好みなので自分にあった味わいを探してみて下さい。
スタンダードレシピは1/2、1/4、1/4ですが、生のレモンを使うときはものによって酸味が変わってくるので、ジンを多めにしたりレモンを少なめにするなどして調整するといいと思います。
アルコール度数:約33度
ホワイトレディに似たカクテル
ジンをウォッカに変える→バラライカ
ジンをラムに変える→XYZ
ジンをウィスキーに変える→サイレントサード
ジンをブランデーに変える→サイドカー