バーボンウィスキーとベーコンの画像。

お酒×脂⁉ファットウォッシング法とは?【実践】

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ファットウォッシングとは、ミクソロジーの技術の一つです。

お酒に脂の香味を移す技法で、世界中で実践されています。

一般的にどんな材料が使用されているのかを紹介しつつ、実際にベーコンとバーボンウィスキーでファットウォッシングを実践したので、その方法と感想もお伝えします。

 

ファットウォッシング法とは?

ミクソロジーの技術のひとつで、独特な塩辛い風味のある動物の脂やごま油などの香味成分を液体に移す方法です。

アメリカのミクソロジスト、「ドン・リー氏」が発明したと言われています。人気の組み合わせである、ベーコン×バーボンウィスキーを考えた人でもあります。

科学とカクテルのイメージ画像。
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一般的に使われる材料

バターや油のイメージ画像。

ファットウォッシングで使用する材料は、フレーバーが豊かな油脂やオイルを選ぶのがいいと言われています。

よく使われる材料:

  • ベーコンの脂
  • オリーブオイル
  • ごま油
  • バター
  • ピーナッツバター

どんな脂でもいいというわけではなく、できるだけ味がいいものを選びます。

例えばベーコンの脂を使うとき、一度火にかけて溶かし出しますが、焦げついてしまった脂を使ってしまうと、風味も悪くなります。

また、ラップをせずに冷蔵庫で保存していたバターは、冷蔵庫内の香りも混ざっているため、仕上がりも悪くなります。

 

油脂とお酒の分量

お酒のボトルの画像。

ファットウォッシングをするときの油脂とお酒の分量は、使用する材料によって異なります。

フレーバーが強いスモークベーコンの脂肪の場合は、油脂1に対してお酒6くらいでいいです。

逆にバターのようにそこまでフレーバーが強くない場合は、バター1に対してお酒3くらいの比率でつくります。

紹介した比率はあくまで、一例なので、自分の求める仕上がりや素材の香りの強さなどを踏まえて調整しましょう。

お酒を無駄にしないためにも、まずは少量ずつ初めて、このテクニックになれていくといいですよ。

 

ベーコン×バーボンウィスキーのレシピ

バーボンウィスキーとベーコンの画像。

材料

  • ベーコンスライス6枚(油脂:約30g)
  • バーボンウィスキー180ml

ベーコンはスーパーで売っている、一般的なスライスされているものを用意しました。

バーボンウィスキーは、安価で美味しい「ジムビーム」です。

今回は、脂1:お酒6の比率でインフューズしてみます。

 

ファットウォッシング法のやり方【ベーコン×バーボンウィスキーの場合】

今回は、実際にベーコンの油脂をバーボンウィスキーにインフュージョン(浸出)します。

1.ベーコンを焼く。

ベーコンを焼いている画像。

まずはベーコンの油脂を用意するために、フライパンに入れて中火にかけて脂を溶かしだします。

私が使用したベーコンは、1枚で約5gの油脂がとれたので6枚焼いていきます。

 

2.油脂とスピリッツを混ぜ合わせる。

油脂にベーコンを注ぐ画像。

密閉できる容器に溶かし出した脂を注ぎ、バーボンウィスキーを加えます。

 

3.放置。

油脂とバーボンウィスキーを混ぜ合わせた液体を放置する画像。

容器にふたをして、軽く振って混ぜ合わせ、約1時間放置します。(振ることによって、油脂とお酒が触れる表面積が増え、香りが移りやすい)

※最初の30分くらいはときどきかき混ぜるといいです。

放置すると、油脂がお酒の表面に浮かんでいきます。

 

4.冷凍庫で冷やす。

冷凍庫で冷やした後の液体の画像。

冷凍庫で数時間冷やします。(今回は2時間冷やしました。)

お酒は冷凍しても凍らず、表面に浮いた油脂だけが凍って層ができています。

 

5.ボトリング。

こしながら注ぐ液体の画像。

表面の固まった油脂が入らないようにコーヒーフィルターでこしながら、ボトルに移します。

油脂が固まっていたら、穴を開けて注ぎましょう。

 

5.完成。

ベーコンの脂の風味を移したバーボンウィスキーの完成です。

完成したベーコンインフュージョンバーボンの画像。

 

ベーコン・インフュージョンバーボンを飲んだ感想

ストレート

ストレートグラスに注がれたベーコンインフュージョンバーボンの画像。

ベーコンの香りが見事にバーボンウィスキーに移っていました。

ウィスキーのアルコール感もまろやかになっており、普通に美味しいです。

また、脂分は冷凍した際にすべてなくなっているようで、全く脂っぽくもなく、ベーコン風味のウィスキーが出来上がりました。

 

ベントンズ・オールドファッションド

ベントンズオールドファッションドの画像。

書籍『カクテルは楽しい!』に記載があったレシピを実際につくって飲んでみました。

ベーコンとメープルシロップの組み合わせは抜群に合っており、ベーコンの風味の甘い重厚感のあるカクテルに仕上がりました。

飲みごたえもあり、かなりおすすめです。

レシピ

  • ベーコン・インフュージョンバーボン50ml
  • メープルシロップ1tsp
  • アンゴスチュラビターズ2dash

 

ファットウォッシングは簡単!

酒を注ぐバーテンダーの画像。

ファットウォッシングは、油脂とお酒を混ぜて放置するだけなので、誰でも簡単にできます

初めて自分でやる時は、あまり高くないお酒や材料を使用したり、分量もボトル1本まるまる使用するのではなく少量でやっていくと、失敗したときの損失は少なくてすみます。

また、油脂とお酒を組み合わせてもあまり美味しくなさそうだというイメージをもっていましたが、実際にやってみると美味しいことがわかりました。

いつものお酒にひと手間加えてアレンジしてみると面白いので、自宅でもやってみてはいかがでしょうか?

 

参考文献

 

 

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  • この記事を書いた人

rimakubo

お酒をこよなく愛する「元バーテンダー」と、お酒をただ飲むこと、食を楽しむことが大好きなアラサーが運営してます。 趣味カクテル、特技カクテル。 カクテルを中心に、ウィスキーなど洋酒が大好きです。

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